2020年1月24日 (金)

ジェイムズ・キャメロンのSF映画術

SF映画術 ジェームズ・キャメロンと6人の巨匠が語るサイエンス・フィクションの世界(仮)

訳:阿部清美
刊:DU BOOKS

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2020/04/10発売→5月8日に延期→5月22日に再延期→6月12日に再々延期→9月25日にまた延期
 2年前に出版されたJames Cameron's Story of Science Fictionの邦訳。元はAMCのミニシリーズ。キャメロンがスティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、クリストファー・ノーラン、ギレルモ・デル・トロ、リドリー・スコット、アーノルド・シュワルツェネッガーと対談し、SF映画のジャンル・歴史・未来などについて語る。
 洋書と洋書KINDLEも■AMAZONにあります。洋書版の中身も見られます。

●まえがき 我々人類はどこからきて、どこへ向かうのか。SF作品の根源的テーマについて。
by ジェームス・キャメロン

●Lesson1 ジェームス・キャメロン/すべての始まりは『世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す』(1956)
・コラム1 地球外生命体 by ゲイリー・K・ウルフ

●Lesson2 スティーヴン・スピルバーグ『/水爆大怪獣映画ゴジラ』(1954)にみる地球外生命体の存在意義
・コラム2 宇宙空間 by ブルックス・ペック

●Lesson3 ジョージ・ルーカス/宇宙船を愛する先にあったスペース・オペラの世界
・コラム3 タイムトラベル by リサ・ヤスゼック

●Lesson4 クリストファー・ノーラン『/2001年宇宙の旅』(1968)に見る「場所」を超越した「時空」の世界
・コラム4 モンスターの肖像 by マット・シンガー

●Lesson5 ギレルモ・デル・トロ/ホラーとSF世界の共通する魅力=未知なる生物、モンスターへの恐怖
・コラム5 ダーク・フューチャー by マット・シンガー

●Lesson6 リドリー・スコット/ダーク・フューチャーが語ること。『雨の中の涙モノローグ』
・コラム6 人工知能 by シドニー・パーコウィッツ

●Special Lesson アーノルド・シュワルツネッガー『ターミネーター』に端を発した人工知能をテーマとした映画

●あとがき 未来における未来とは? ポップカルチャーから見るSF映画の今後。
by ブルックス・ペック(ポップカルチャーミュージアム、キュレーター)

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2019年12月 3日 (火)

特撮のDNA 平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮

特撮のDNA 平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮

著:「特撮のDNA」展 制作委員会
刊:アルファベータブックス

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2020/01/27発売
2019年12月13日から2020年1月26日まで蒲田のギャラリー鴻(日本工学院専門学校内)にて開催される「特撮のDNA ―平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮―」展の公式図録がアルファベータブックスより刊行!! 「平成ガメラ三部作」撮影当時の貴重なプロップ、デザイン画や絵コンテ等の資料、大判の美しい写真で構成した永久保存版!樋口真嗣特技監督をはじめ主要特撮スタッフへのインタビューも敢行。今回初出の展示作品や、昭和の大映特撮の稀少な資料まで網羅した特撮ファン垂涎の一冊です。

 なお、期間中は会場で販売されますので、行けない方、重くて持つのが嫌(^_^;)という方は通販でどうぞ。公式サイトはこちら。会場では軽量版とでも言うべきパンフレット(税込み1320円)も販売されます。図録は176ページ、パンフレットは24ページ。

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2019年8月 2日 (金)

時代と作品で読み解く 映画ポスターの歴史

時代と作品で読み解く 映画ポスターの歴史

イアン・ヘイドン・スミス (著)
岡田秀則 (監修)
プレシ南日子 (翻訳)
刊:玄光社

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2019/08/31発売
映画の発明から2010年代まで
世界の映画ポスターを芸術的、商業的な観点から探求する

映画が生まれたのは1895年。リュミエール兄弟が撮影・映写の複合機「シネマトグラフ」を発明したことから始まる。一方、ポスターという宣伝媒体が生まれたのはそのわずか10年前のこと。本書では、現在でもいまだなお作り続けられる『映画ポスター』にスポットを当て、時代の変遷とともにその歴史を振り返える。ポスターデザインを手がけたアーティストやスタイル、映画的なムーヴメント、政治、イデオロギーなどの影響によって、映画ポスターにどんな変化がもたらされたのか? 当時の時代背景とともに紐解いていく。

チャールズ・チャップリンの演じた放浪者チャーリーは、どのようにしてお馴染みのキャラクターになったのか? あるいは、グレタ・ガルボの神秘的な雰囲気はどのように宣伝されたのか? さらにはブロックバスター映画の歴史、年代ごとのグラフィックデザインの変遷、デジタル時代におけるポスターの役割まで、幅広い観点で映画史に迫っていく。映画、芸術、そして観客を惹きつけるための映画ビジネスを巡る、楽しく興味の尽きない旅に出てみよう。

【本書のポイント】
・1910年代から2010年代までの10年ごとに世界各国で作られた映画ポスターを紹介
・全450点の映画ポスターを掲載
・監督、俳優、デザイナーについて綴るコラムも

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2018年12月27日 (木)

未来の〈サウンド〉が聞こえる

未来の〈サウンド〉が聞こえる
 -電子楽器に夢を託したパイオニアたち-

著:マーク・ブレンド
翻訳:ヲノサトル
刊:アルテスパブリッシング

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 サブタイトルにあるように、1900年代から始まる電子楽器の歴史にまつわる話だが、芸術としての電子音楽ではなく、試行錯誤を経て娯楽としての電子音楽が生まれ、浸透していく歴史を描き出す。史上初めての電子楽器であるテルハーモニウムから始まって、テルミン、オンド・マルトノなどの初期電子楽器、そして、それが海を渡ってハリウッドで使われ、ポップスに与えた影響など。

 最初からしておもしろい。初の電子楽器であるテルハーモニウムは誕生時点から出来て間もない電話回線を使った配信サーヴィスを実際に行っていたという。時に1906年である! マーク・トゥエインが個人客第一号だったというのも興味深い。

 半分以上は新たな楽器を生み出したものの、それをいかに使うか、そして広めるかという努力と挫折。そして、新たな音楽を作りだし、売れずに消えていったミュージシャンたちを描いている。このおかしな音をどうやって世に出し、認知させ、商業的に成功させるかという苦闘だ。中盤以降はまったく名前すら聞いたことのないミュージシャンやバンドがズラズラ並ぶ。もちろん、ビートルズやローリング・ストーンズ、ウェインディ・カーロスといった有名なものも多数。

 個人的に最も興味をひくのはもちろん映画音楽に関連した項目。ミクロス・ローザやバーナード・ハーマンに使われた件。『鳥』の音響効果。『禁断の惑星』のバロン夫妻についてはかなりのページを割いている。ジェリー・ゴールドスミスやギル・メレに言及する個所も。また、著者がイギリス人のため、イギリスについては章を割いてふれている。『ドクター・フー』のメインテーマやバリー・グレイなどだ。残念ながらメインとなるのが60年代までだから、それ以降のアーティストについてはほぼふれられていない。

 とにかく、電子楽器に興味がある、または表紙イラストを見てピンときたら買っても後悔はない。私がそうだったように。
 FBで紹介してくださった大澤徹訓さんに感謝。

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2018年7月19日 (木)

ホラー映画で殺されない方法

ホラー映画で殺されない方法

著:セス・グレアム=スミス、ネイサン・フォックス
刊:竹書房

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2018/07/23発売
 タイトルどおり、ホラー映画の登場人物としていかにすれば殺されずにエンディングを迎えられるかというハウトゥ本。
 作者は映画化もされた『偏見と高慢とゾンビ』や『ヴァンパイヤハンター・リンカーン』の原作者で、『IT/イット “それ"が見えたら、終わり。』のプロデュースや『ダーク・シャドウ』、『レゴ®バットマン ザ・ムービー』脚本も手がけている。

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2018年6月28日 (木)

空想映画地図

空想映画地図[シネマップ] 名作の世界をめぐる冒険

著:A.D.ジェイムソン (著), アンドリュー・デグラフ (イラスト)
刊:フィルムアート社

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2018/06/25発売
 ジョーズ、ロード・オブ・ザ・リング、スター・ウォーズ、マッドマックス怒りのフューリーロード、北北西に進路を取れ、インディ・ジョーンズ、シャイニング、バック・トゥ・ザ・フューチャーなど、35タイトルの映画の舞台をイラストマップにして解説した書籍。

 なお、原書は邦訳版とほとんど同じ価格だが、kindle版は半額!→■AMAZON

 同じ作者で文学作品のマップを扱ったPlotted: A Literary Atlasという書籍も3年前に出版されている。取り上げられているのは、オデュッセイア、ハムレット、クリスマス・キャロル、ウォーターシップダウンのウサギたち、透明人間、プライドと偏見など。

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2017年10月25日 (水)

ミシェル・ルグラン クロニクル

ミシェル・ルグラン クロニクル

著:濱田 髙志
刊:リットーミュージック

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2017/09/28発売
ミシェル・ルグラン公認! 全作品を網羅した評伝+ディスクガイドの決定版

『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『女と男のいる舗道』『華麗なる賭け』『おもいでの夏』を始めとする映画音楽から、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、バーブラ・ストライサンド、サラ・ヴォーンら辣腕ミュージシャンとの共演まで、サントラ、ジャズ、オーケストラ・アレンジ、シャンソン、ライブラリーミュージック、さらには楽曲提供と幅広いジャンルで、作曲家・編曲家・指揮者・演奏家・ヴォーカリストとして活躍しているミシェル・ルグラン。

本書は、そんな彼の活動のすべてを紹介した『ミシェル・ルグラン 風のささやき』(2004年刊)の増補改訂版。アンソロジストの濱田高志が徹底調査のうえでまとめた1冊です。音楽ジャンルごとに掲載したディスクはなんと500枚以上! その偉業のすべてがいま、明らかになります。

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2017年5月18日 (木)

映画音楽本:岩代太郎、ディズニー

映画音楽太郎主義 サウンドトラックの舞台ウラ

著:岩代太郎、宮本 明 ,賀来タクト
刊:全音楽譜出版社

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2016/04/15発売
映画音楽はどのようにして作られるのか!?
『レッドクリフ』『許されざる者』『殺人の追憶』などの映画や、NHK大河ドラマ(『葵〜徳川三代』『義経』)、朝の連続テレビ小説『あぐり』など、数多くの音楽を手がける作曲家・岩代太郎による、はじめての「映画音楽本」! 第1部では、「映画音楽とはなにか」「映画音楽がどのように生まれるのか」実際に現場で行なわれることや、その方法など制作の裏側を明かします。第2部では、「作曲家 × 映画監督」と題して、映画界の第一線で活躍する12人の監督(石井裕也、沖田修一、崔洋一、白石和彌、中村義洋、成島出、平山秀幸、松岡錠司、山下敦弘、行定勲、 李相日、ジョン・ウー)との対談を通して、映画音楽の捉え方が、監督によってさまざまであるという現状を詳らかにします。


ディズニー・ミュージック 〜ディズニー映画 音楽の秘密

著:谷口 昭弘
刊:スタイルノート

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2016/08/29発売
 ディズニー/ピクサーの音楽を解説。
 なお、2006年12月に弊社より刊行された『ディズニー映画音楽徹底分析』(256ページ)にその後公開された作品を加え、既存部分にも大幅加筆修正(本書は400ページ)をおこなったものです。

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2017年1月29日 (日)

SCORE: A Film Music Documentary

SCORE: A Film Music Documentary - The Interviews (English Edition)

著:Matt Schrader
刊:Epicleff Media

■AMAZON KINDLE
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 2年前にブログでも紹介した映画音楽についてのドキュメンタリー映画の資金をクラウドファンディングで募るプロジェクト。公式サイトがリニューアルされて、更新されている。
 映画はようやく完成し、各地の映画祭などで上映されているが、ディスク製作に時間がかかっており、まだ出資者には発送されていない。5月から劇場公開が始まり、恐らくその関係でリリースは秋になるとのこと。思ったよりも一般公開の規模が大きくなったせいで、発売を後にするしかなくなったということか。日本にいると劇場公開なんて関係ないので、単に見られるのが遅くなるだけなのだが……。
 そんな中、書籍の出版が発表された。KINDLE版は4月1日。書籍版は5月9日(なぜかAMAZON日本ストアでは取り扱いがない)。もちろん英語だ。インタビュー集という体裁で、現役作曲家・監督にインタビューしている。収録されたのは下記の方々。
 ディヴィッド・アーノルド、ジェイムズ・キャメロン、クインシー・ジョーンズ、ランディ・ニューマン、レイチェル・ポートマン、ハワード・ショア、ハンス・ジマー、ゲイリー・マーシャル、ベアー・マクレアリー、トレント・レズナー&アティカス・ロス、ブライアン・タイラー、マイケル・ダナ、トム・ホルケンボーグ、ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ、スティーヴ・ジャブロンスキー、ジョン・デブニー、トレヴァー・ラビン、パトリック・ドイル、マーヴィン・ウォーレン、ジョン・パウエル、アレクサンドル・デスプラ、エリオット・ゴールデンタール、ヘンリー・ジャックマン、マルコ・ベルトラミ、マーク・マザースボウ。
 マイケル・ジアッキーノが含まれていないのは残念というか、彼がいないのでは画竜点睛を欠くというものではないかと思うのだが。

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2016年8月 2日 (火)

ゴジラ映画音楽ヒストリア

ゴジラ映画音楽ヒストリア 1954-2016

著:小林 淳
刊:アルファベータブックス

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2016/08/22発売
 伊福部昭、佐藤勝など日本の映画音楽作曲家に関する著書の多い作者による、ゴジラ映画の音楽についての解説書。初代から『シン・ゴジラ』まで、伊福部から佐藤、宮内國郎、真鍋理一郎、小六禮次郎、すぎやまこういち、服部隆之、大島ミチル、大谷幸、キース・エマーソン、鷺巣詩郎まで、総計11名の作曲家とゴジラとの戦いの歴史。

 著者はシンゴジの伊福部音楽使用については肯定的なようだ。私はゴジラのエネルギー周りの謎設定やヤシオリ作戦の展開に納得できないのと同様、音楽の使い方については否定的です。せっかく過去のゴジラとは違うTLで新作を作ったのだから、音楽も切り離して欲しかった。

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