« さいとうたかを版007復刻 | トップページ | マーティン・スコセッシ監督作品集 »

2015年11月29日 (日)

スター・ウォーズを論じる新書2冊

『スター・ウォーズ:フォースの覚醒』公開にあわせてスター・ウォーズを語る本が大量に出版される。その中から新書で注目しているのがこちらの2冊。字幕監修を務めた川原氏の本と、評論家・清水氏とゲームクリエイター柴尾氏の共著。

スター・ウォーズ論 (NHK出版新書)

著:河原 一久
刊:NHK出版

■AMAZON

2015/11/24発売
1977年の第1作公開以来、世界中にファンを獲得したスター・ウォーズは、映画史に燦然と輝く傑作サーガだ。当初は 「ボツ企画」扱いをされた同作は、いかに最強コンテンツへと生まれ変わったのか?日本語字幕監修を務めた著者が、シリーズの全容を明らかにするとともに、ディズニー買収以後の行方を展望する。新書初の本格的スター・ウォーズ論がここに誕生!
 KINDLE版もあり。

スター・ウォーズ学 (新潮新書)

著:清水 節、 柴尾 英令
刊:新潮社

■AMAZON

2015/12/16発売
「新作」を100倍楽しむために! なぜこの映画だけが「特別」なのか? 誕生史から撮影秘話、世界観や物語の構造、新作の解釈まで、この素晴らしき〈サーガ〉の世界を徹底解説!
 KINDLE版は1日遅れで予定。

 どちらも買って目を通した。
 重なっている部分も多いが、プレクエルからとはいえ関係者の目線で書いた前者と、ファン・評論家の目線で書いた後者というおおまかなスタンスの差はある。SWep4製作時の各スタジオの立ち位置(特にアラン・ラッドJrの思惑)なんかは双方に若干のニュアンスの違いがあったりしておもしろい。後者の方がルーカスの学生時代の作品や周辺の映画への言及が多く、スピルバーグとの対比にもページを割いているのが特徴。つまり、SW学と言いながらそれのみではなく視野が広いと感じた。どちらも読みやすく、手に取りやすい好著。

|

« さいとうたかを版007復刻 | トップページ | マーティン・スコセッシ監督作品集 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73118/62774682

この記事へのトラックバック一覧です: スター・ウォーズを論じる新書2冊:

« さいとうたかを版007復刻 | トップページ | マーティン・スコセッシ監督作品集 »