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2014年3月 3日 (月)

ゼロ・グラビティ

ゼロ・グラビティ

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2014/04/23発売
 アカデミー賞では監督・編集・撮影・特撮・音響編集・音響効果・音楽と7部門受賞した話題作が発売。ほとんどがポスプロ段階の技術が評価された格好だが、この映画の神髄はそこにあったので、当然と言えば当然。しかし、最近は作品と監督がなかなか同時に評価されないもんだな。もちろん、SFやファンタジーは作品賞候補になっても獲れない。

 作曲賞を受賞した音楽は『アタック・ザ・ブロック』や『ワールズ・エンド』のイギリス人スティーヴン・プライス。海外からハリウッド作品にやってきた初物が受賞するというパターンがそのまま踏襲された感じ。テクノ系にオケを加えたスコア。音楽をつけすぎで邪魔になっているシーンもあったが、クライマックスからラストは見事な盛り上がり。ビシッと決めた潔いラストシーンは久々の快感だった。

 さて、映画そのものは見事なライド系見世物を緊張感と、クアロン監督得意の驚くべき長回し(実際にはわからないようにカットしてあるわけだが)で見せきった快作だった。たったひとりのサヴァイバル物語としてもいいのだが、下に書いた事実との違いによって、その部分は素直に評価できなかった。

 で、映画見た後に書いたのだが、アップし忘れていたことに気がついたので、ついでにここに載せておく。
 科学的な疑問を言うのは野暮だと思うのだが、気がついたところを指摘しておく。私でもあれ?と思うのだから、詳しい人ならもっと疑問が出るだろう。が、これは演出上の映画の嘘というヤツである。しかし、このおかげで没入できなかったのもまた事実。

1)ハッブルとISSは高度が150km違い、さらに軌道も違うので、もっと遠い。酸素残量20%以下でたどり着けるとは思えない。
2)ミッションスペシャリストが何かある度にマニュアルを読んでいるようでは試験に受からない。着陸シミュレーションに成功したことがないというのもひどい。ミッションスペシャリストじゃなくて、緊急の修理のために技術者が簡単な指導だけで任務に就いたとでも考えておこう。
3)クルーニーが手を離して離脱するのはおかしい。手をつかんだ時点で慣性による動きは殺されている。引き寄せればいいだけ。ドラマとしては必要だが、もう少し説得力が欲しかった。
4)中国の衛星に向かう時に使う着陸用噴射だが、あれは重力と空気抵抗がある環境で使うのが前提なので、四つの噴射は厳密な同期がされていないはず。だから、多分、狙った方向には飛ばないと思う。それ以上に空気中でないと噴射しないのでは?

 共同脚本も担当した息子ジョナスによるスピンオフ短編。本編を見た後にご覧になると味わい深い。これも今回のソフトには収録されている。

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