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2012年12月 4日 (火)

ホビットの上映方式

 さて、『ホビット思いがけない冒険』の公開が近づいてきましたが、今回は上映方式が過去最高に多くなっております。その数、10パターン!
 具体的には下記の通り――

 35mm字幕版、2D字幕版、2D吹替版、3D字幕版、3D吹替版、IMAX 3D字幕版、IMAX 3D吹替版、HFR3D字幕版、IMAX HFR3D字幕版、IMAX HFR3D吹替版

 増えた理由はHFR 3Dの存在だ。
 従来の映画はフレームレート24コマ/秒のところ、倍の48コマ/秒で映写する方式(ハイ・フレーム・レート)である。昔、ダグラス・トランブルがショウスキャン方式という60コマ/秒という恐ろしいことをして、気持ちが悪くなるほどリアルと言われたことがあったが、FRというのは別に科学的な意味があって24になっているわけではない。速い方が情報密度が多くなって鮮やかに見えるものだ。
 今回は特に3Dのために採用された。現在の3Dは一部の方式を除いて左右別の映像を同時にひとつのレンズで映写して、メガネのフィルターで分離している(液晶シャッターと偏光レンズの二方式がある)。そのため、片方の目に入る情報量は半分に落ちてしまう。おかげで動きの速いものはフリッカー現象が起こって見にくかったり、ちらついたりする(ソニーの方式は左右の映像を別に映写するので問題ないのかも知れないが、まだほとんど普及していない)。そこで、FRを倍にして、情報密度を上げようというわけだ。
 これが3Dの新しい普及につながるのか、それともやっぱりダメなのか。新し物好きとしては一度は見ておきたい。
 以下は、HFR 3Dでの上映予定館。

IMAX HFR 3D
 ユナイテッドシネマズ札幌・としまえん・浦和・キャナルシティ13
 109シネマズ川崎・湘南・名古屋

HFR 3D
 コロナシネマワールド青森・小田原・金沢・福井・大垣・中川・春日井・安城・豊川・半田・小牧・福山・小倉
 ワーナーマイカルシネマズ板橋・新百合ヶ丘・港北ニュータウン・大高・茨木
 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー
 TOHOシネマズ六本木ヒル・なんば
 名古屋ミッドランドスクエアシネマ、ミッドランドシネマ名古屋空港
 なんばパークスシネマ、OSシネマズミント神戸

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コメント

情報どもー。そういうことなら、最近避けてた3D、久し振りに見てみるかな、札幌だし。

投稿: 笹本祐一 | 2012年12月 4日 (火) 01:04

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