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2012年12月11日 (火)

INTRADAの新譜2012/12/11

Hoosiers_ds勝利への旅立ち(1986)
HOOSIERS

■INTRADA
■@TOWER

 デイヴィッド・アンスポー監督、ジーン・ハックマン、バーバラ・ハーシー、デニス・ホッパー出演の田舎町を舞台にしたバスケット物。ホッパーの復帰第1作でもある。原題は舞台となるインディアナ州出身者のこと。イギリスではわかりにくいため、"BEST SHOT"というタイトルで、イギリスTERレーベルから出ているサントラもこのタイトル。田舎の高校にバスケのコーチとして赴任したハックマンが田舎ならではの問題と向き合い、町の人々と交流をしながら、チームを大会で優勝するところまでを描く。丁寧な描写で単なるスポ根に終わらない人間ドラマ。スポーツを取り上げた映画として数々のベストに上位ランクインする秀作。
 音楽はジェリー・ゴールドスミス。シンセ打ち込みとシンセドラムにはまっていた頃の最高傑作。シンセドラムのリズムをバスケットボールのドリブルに見立て、そこにオケとシンセを加えるという斬新なアプローチ。印象的なメインテーマがよほど気に入ったのか、自身がYAMAHA DX-7で演奏するヴァージョンを作成している。ジョン・ウィリアムズがよくやる、コンサート用編曲をサントラに入れるようなものか。いわゆるアメリカーナを意識したトランペットのメロディや、田舎町を描写するもの悲しさなど、ドラマを支えるスコアも見事。アカデミー賞オリジナル作曲賞にノミネートされたが、エンニオ・モリコーネの『ミッション』も本作も(ホーナーの『エイリアン2』もあったっけ)押しのけて受賞したのは、ジャズの既製曲が大半を占める『ラウンドミッドナイト』だったというのは悔しい話。従来盤は39分だったが、今回は59分の完全版。

Lasthardmends大いなる決闘(1976)
THE LAST HARD MEN

■INTRADA
■@TOWER

 アンドリュー・V・マクラグレン監督による西部劇。チャールトン・ヘストン、ジェームズ・コバーン、バーバラ・ハーシー出演。開拓時代末期、脱獄した犯罪者と彼を捕まえた元保安官の戦いを描く。当時すでに過去の物になっていた西部劇復活を狙ったようだが、興行的には失敗した。
 音楽はジェリー・ゴールドスミスなのだが、事情は複雑だ。元々はレナード・ローゼンマンだったが、現代的すぎてリジェクトを食らってしまい、スタジオはゴールドスミスが過去に録音した『リオ・コンチョス』『駅馬車』『100挺のライフル』『モリツリ/南太平洋爆破作戦』から曲をチョイスしてテンプトラックにし、それをライオネル・ニューマンが再録音して使用することにした。ところが、時間の制約でそれも使用されず、テンプトラックになっていた音源をそのまま使った。だから、ゴールドスミスの新しい曲はないので、フィルモグラフィにはリストアップされないことが多い。今回のリリースはリジェクトされたローゼンマンのスコア(ステレオ)だけではなく、再録音されたゴールドスミスのスコア(なぜかモノラル!)も収録した。つまり、どちらも映画には使われなかったリジェクトスコアという珍しい構成。初アルバム化。

Bridecaptds戦乱の花嫁(1949)
BRIDE OF VENGEANCE
別働隊(1950)
CAPTAIN CAREY, U.S.A.

■INTRADA
■@TOWER

 パラマウントでヒューゴ・フリードホッファーが音楽を担当した2作品カップリング。どちらも初サントラ化。
 前者は史劇で、後者はアラン・ラッド主演の第2次大戦物。

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