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2011年11月11日 (金)

インモータルズ-神々の戦い-

Immortals_ver10インモータルズ-神々の戦い-

 せっかくなので、11・11・11に観てきた。
『落下の王国』や『ザ・セル』で独特の映像を見せてくれたターセム・シン監督がギリシャ神話を題材にして撮ったアクション。『300』の製作陣ということで、コミックを完全再現した(だけ)のあの暑苦しい映像を思い浮かべるが、果たして?
 ハイペリオン王は自らの野望のために、かつて神々との戦いに敗れて封印されたタイタン族を蘇らせようとする。ゼウスはそれを阻止せんと、自らが育てたテセウスを送り出す。ハイペリオンはミッキー・ローク、ヒロインになるフェードラ(パイドラ)に『猿の惑星創世記』のフリーダ・ピント、主役テセウスに新スーパーマンのヘンリー・カヴィルなど。面白いのはゼウス役のルーク・エヴァンス。今公開中『三銃士』でアラミスも演じているが、リメイク版『タイタンの戦い』ではアポロを演じていた。えらい昇格ですな。それとヘンリー・カヴィルが角度によって沢村一樹に見えて仕方がなかったのは付け加えておく。他にジョン・ハート、スティーヴン・ドーフなど。

『300』はコミックの構図やカット割りにこだわったが、こちらは監督の自由な想像ですべてのカットが形作られている。ストーリーもギリシャ神話の元になった事件は実際にはこうだったというスタンスなのか、神話の事件が形を変えて織り込まれている。話運びもテンポもいいので、あれよあれよというまにクライマックス。筋肉は堪能できるが、『300』よりもさっぱりめ。ラストの戦いは『ロード・オブ・ザ・リング』を観ているような錯覚も。
 監督とのコンビ3作目の衣装デザイン石岡瑛子の仕事も印象的。
 血しぶきは容赦なく飛ぶので人を選ぶが、絵画のような絵と、イマジネイションは見る価値あり。

 どうでもいいかもしれんが、IMMORTALはイモータルと発音するんだが……。マイケル・ジャクソンの新譜とかぶったのであえておかしな発音にしたのか?

Immortalsインモータルズ/神々の戦い
IMMORTALS

■AMAZON

 サントラ。RC所属のトレヴァー・モリス。1970年カナダ生まれの41歳。TVシリーズ『THE TUDORS~背徳の王冠~』などTVやゲーム音楽が多い。いかにRC的なオケ+シンセにパーカッションがかなり導入されていて、『ダークナイト』以降のRCサウンドだ。スコアの軽快さも映画の印象を少し明るくするのに貢献している。単純に格好いいスコアも多いので、RCスコア好きなら要チェック。

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