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2011年7月 6日 (水)

LA-LA LANDの新譜2011/07/13

 予定が変わって、コミコン前に1作品発表!

Goldenchildゴールデン・チャイルド(1986)
THE GOLDEN CHILD

■LA-LA LAND
■AMAZON
■@TOWER

『がんばれ!ベアーズ』のマイケル・リッチー監督、エディー・マーフィー主演によるファンタジックなアクションコメディ。千年にひとり生まれる選ばれし子供が誘拐され、ロサンジェルスの人捜し専門探偵が捜索開始。しかし、子供の解放の代わりにチベットの聖なる短剣を要求されて……。ILMによるSFXがいまいちこなれていないのが残念。
 音楽はミシェル・コロンビエなのだが、公開当時のコンピレイションLPにはコロンビエのスコア3曲と、ジョン・バリーのスコア1曲が収録されていた。主題歌もバリーの曲。実は当初バリーが担当し、007っぽいスコアをつけていたが、リジェクトを食らってほとんど使用されず、コロンビエが後を引き継いだのだった。元々はメル・ギブスン主演でアクション映画として進んでいたが、マーフィー主演で脚本を書き直し、監督の人選も二転三転した経緯があり、音楽の方向性もそのために迷走したと思われる。
 今回のリリースはサントラがリリースされないことで有名なパラマウントとの提携で実現した。コロンビエのスコアに加えて、バリーのスコアも収録した3枚組! 1枚目にバリーの全スコアと主題歌、2枚目にコロンビエの全スコアと歌2曲、3枚目にLP収録の歌物(RATT、メリッサ・モーガン、マーロン・ジャクソンなど)やバリーのスコアの別ヴァージョンとソースミュージックの他、バリー作曲、ランディ・エデルマン歌の未使用曲も収録。プロデュースはFSMのルーカス・ケンダル。硬派で重いバリーと、当時流行のモロダーやフォルターメイヤーを意識したコロンビエのスコア、両方が楽しめるのはお買い得。
 限定5000セット

 さて、LA-LA LANDはコミコンでは当初6作品を発売するつもりだったが、4作品が間にあわないことが判明。結局、2作品が8月3日に発売される。そのうち1作品はルーカス・ケンドールがプロデュースに加わっている。
 で、延期された4作品というのがこちら。

バットマン・フォーエバー(長尺版) by エリオット・ゴールデンサール
フォーエバー・ヤング(長尺版) by ジェリー・ゴールドスミス
宇宙の法則(3枚組) by シャーリー・ウォーカー
1941(2枚組) by ジョン・ウィリアムズ

2011年7月追記:音楽差し替えについてブックレットに詳細な記述があった。最初はやはりコメディ色のないアクション・ロマンスでバリーに依頼があった(しかし、アラン・シルヴェストリが第一候補だったらしい)が、テスト試写で音楽が悪いという声が上がり、急遽、白羽の矢が立ったのが当時フランスからハリウッドに活動の拠点を移していたコロンビエ(その頃は『カリブの熱い夜』や『ホワイトナイツ/白夜』などヒット作が続いていた)。エディ・マーフィのコメディシーンなどの追加撮影や再編集を終えたフィルムに2週間でスコアをつけたという。というわけで、バリーとコロンビエはかなり違うフィルムを見て音楽を書いたということになる。実際、バリーのスコアは本当にマジメ。コメディだから大真面目なスコアを書いたというわけもない。そんなことを考えて、当時ヒットしたアン・ウィルソンが歌う主題歌"THE BEST MAN IN THE WORLD"を聴くと、007の主題歌にしても使えそうだよなぁ。
 ついでにミュージシャンについて。バリーの方はオーソドックスなオケにサックス、キーボードとギターという編成。コロンビエは2/3くらいに減らしたオケにサックス、尺八(カズ・マツイ)、ギター(ダン・ハフがいるよ)、シンセなど。

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