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2011年1月 9日 (日)

アバター・オブ・マーズ

アバター・オブ・マーズ [DVD]

■AMAZON

2010/06/02発売
 よせばいいのに観てしまった……。レンタルだけど。
 エドガー・ライス・バローズの『火星のプリンセス』の映画化です。一応、ストーリーは倣ってます。でもね、さすが低予算映画の殿堂アサイラムです。ただの映画化じゃありません。映画学科の学生の卒製レベル。いや、もっとひどいか。
 原作ではジョン・カーターは南北戦争の元兵士で、瀕死のところで火星に吸い寄せられて、気がついたら古代の火星に素っ裸で現れたというファンタジーなわけですが、こちらはひと味違います。現代の中近東で見張り任務に就く特殊部隊の兵士ジョン・カーター。家を借りているアラブ人の裏切りで撃たれ、瀕死の重傷。軍の病院で遺伝情報と記憶をデータ化し、どこかの惑星(火星じゃなくて別の星MARS216だったかなんか、そんな名前)に飛ばす実験の被験者にされてしまう。気がつくと、やっぱり素っ裸で、ワケがわからないうちに砂漠に捨てられている。目の前には男と女――これがデジャー・ソリス。船に入り込んで姫を暗殺しようとしたとかで放り出されたところらしいが、記憶がない。で、タルス・タルカス率いる蛮族に拉致られて……。

 アメリカ軍はいつの間にそんな技術を!? とか、ウーラいねえし! とか、緑色人腕二本だし! とか、裏切ったアラブ人も飛んできてカントス・カンとして姫に迫っている! とか、空気製造工場がどこかの廃工場にしか見えないし、そこでカーターとカンがラストバトルとか、ひどすぎる。しかし、最もひどいのはデジャー・ソリス。撮影時41歳のトレイシー・ローズですぜ。もう、わけがわからん!

 こんなひでー代物を観たおかげで、来年夏公開のピクサー/ディズニーの実写版"JOHN CARTER OF MARS"に期待が膨らみました。
 監督は『ウォーリー』のアンドリュー・スタントン。脚本はスタントンと『スパイダーマン2』などのマイケル・シェイボン。
 ジョン・カーターは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でガンビットを演じたテイラー・キッチュ、タルス・タルカスはウィレム。デフォー、サブ・サンはドミニク・ウェスト、カントス・カンはTV『ローマ』や『バイオハザード』などのジェームズ・ピュアフォイ、タル・ハジュスが『スパイダーマン3』でサンドマンを演じたトーマス・ヘイデン・チャーチ、サルコジャに『タイタンの戦い』でカシオペアを演じたポリー・ウォーカー、で、デジャー・ソリスは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でケイラを演じたリン・コリンズ。キャストに少年のエドガー・ライス・バローズ役がいるところを見ると、原作どおり、伯父のジョン・カーターがバローズ少年に語る形になるんだろう。
 そして、音楽は『スター・トレック』や『カールじいさんの空飛ぶ家』などのマイケル・ジアッキーノ。これだけで充分。
 すでにライヴアクションの撮影は終わり、ポスプロの最中。それこそ『アバター』のようなモーションキャプチャーなので、時間がかかるわけだ。

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