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2010年2月 2日 (火)

かいじゅうたちのいるところ

Where_the_wild_things_are_ver3WHERE THE WILD THINGS ARE

 モーリス・センダックの有名な同題絵本を『マルコビッチの穴』などのスパイク・ジョーンズ監督が実写映画化。監督が監督だけに子供向けになるはずはなく、製作時も方向性を巡って映画会社と監督との間でトラブルが起こったという。任せた会社がバカなんだ。そんなん最初からわかってるやん。『ネバーエンディング・ストーリー』ができるとでも思ってたんかい。
 で、出来上がったのはビターな、でも、とてもキュートな作品だった。「思ったようにならない」じれったさが爆発するのは、なにも子供だけではない。それを理解して見られれば、とても共感できるだろう。しかし、理解できなければ、わがままで憎たらしいガキでしかない。
 表現しようのない激しい感情を爆発させて叫ぶガキとかいじゅう。自分の中にいるかいじゅうを御するのに苦労したことはないだろうか? かいじゅうの中にも大人びたヤツ、小心者だけど見えているヤツ、ひがみ屋……色々なヤツがいる。まさに心の中と同じように……。ガキはそいつらと対話して、ちょっとだけ成長する。そんな物語。
 それを助けるジム・ヘンソン・スタジオの技術は素晴らしい。原作絵本のイメージどおりに動き、全身で感情を表現して走り回る。
 ただ、手持ちカメラの揺れに酔いそうになった。

WHERE THE WILD THINGS ARE

■AMAZON

 サントラ。カレン・Oの歌メイン。
『マルコビッチの穴』や『トワイライト』などを担当したカーター・バーウェルのスコアのみのサントラはアメリカではiTUNESなどでダウンロード販売されているが、日本では扱っていない。

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