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2010年1月18日 (月)

ラブリー・ボーン

Lovely_bones_ver3ラブリー・ボーン

 アリス・シーボルトの同題ベストセラー小説をピーター・ジャクソン監督が映画化した。脚色は監督とフラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンという『ロード・オブ・ザ・リング』のトリオ。製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグも参加。特撮はWETA。コンセプトデザインにアラン・リーの名前も。
 原作はもちろん未読なので、違いなどはわからず。主人公の14歳の少女は殺されてしまい、天国から残された家族と犯人を見守ることになる。家族は事件の影響から崩壊していくが、次第に立ち直り、犯人と対峙する。両親にマーク・ウォールバーグとレイチェル・ワイズ。祖母にスーザン・サランドン。主役には『エンバー 失われた光の物語』のシアーシャ・ローナン。
 少女が殺されるまでが結構長く、どうなるかわかっているだけにいたたまれない気分にさせられる。少女がもう数年したら美人になりそうなのが、さらに悲しい。劇中に何度かあるサスペンス演出はなかなか魅せてくれる。この辺りは監督の巧さだ。実際、話はどうでもいいので(^_^;) 原作のせいか、脚色のせいかはわからないが、ラスト辺りの幾つかはなんというか話として納得できない。まあ、そういう話じゃないんだろうが、あれはなぁ……。だったら、もっと早くやれよと天に向かって言ってやりたい。
 WETAは同時期に『アバター』もやっていたわけで、今や押しも押されぬ実力と規模を持つ特撮スタジオになったものだ。イメージといい、センスといい、素晴らしい。
 音楽は意外にもブライアン・イーノ。サントラはリリースされていない。ピーター・ジャクソンは作品毎に最適な作曲家を選んで起用するスタイルを採っており、天国と癒しというキーワードからイーノを選んだものと思われる。しかし、実際には『第9地区』でミュージック・エディターを担当していたナイジェル・スコットとスティーヴ・ギャラガーが追加音楽を担当している他、オーケストラ音楽も別人がいたようだ(エンドクレジットで見たが確認できず)。他にイーノ自身や他の既製曲が結構あった。梅林茂の名もあったが、何の作品だったかは確認できず。印象的な女性ヴォーカルの曲も映画のオリジナルなのかどうかわからず。メインテーマだったので、オリジナルだと思うが。というか、あれも既製曲なら音楽担当の意味はない。IMBDにもまだ詳細がないので、いずれ確認しておこう。

LULLABIES TO VIOLAINE VOL2

■AMAZON

追記:主題歌的に使われていたのはCocteau Twinsの"ALICE"だった。シングルに収録された曲で、現在はこのアルバムに収録されている。こういう時こそiTUNESだと思ったのだが、なぜかVOL.2は扱われていないのだった。
 うーん、音楽的にはマイナスだなぁ。

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