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2009年12月15日 (火)

アバター

AVATAR

 ■AMAZON
James Horner - Avatar (Music from the Motion Picture)

 いよいよアメリカでは今日から公開。日本では恐らく完成が遅れたせいで充分な宣伝期間が取れなかったために当初同時公開の予定が1週間延期された。ジェイムズ・キャメロン12年ぶりの劇場大作。3Dで上映することを基本に製作されたという点でも注目される。2億3000万ドルという史上最大の製作費のうち、かなりの割合が3Dカメラの開発に当てられているのだろう。果たして、それを回収できるのか。初日で1億ドル突破するくらいの興収がないと難しいだろうなぁ。

 さて、サントラ。
 ジェイムズ・ホーナーにとっても久しぶりの大作。ここ数年は小品ばかりで、サントラもダウンロードのみの作品さえあっただけに期待と不安がないまぜ。しかも、いつものように限界ギリギリまで詰め込んだ79分。しかし、本編が162分なので、ほぼ半分というところか。
 予告を見てもわかるように、SF/ポカホンタス、SF/ダンス・ウィズ・ウルブズな内容なので、音楽もトライバルな要素が多い。ホーナーは過去に『アポカリプト』などを経験しているし、パーカッションも使えるし、元から尺八のホーナーといえば有名なので、里帰りしたようなもの。
 サントラは恐らくシーン順に並んでいるのだろう。前半は異世界の描写と原住民との交流を描いており、穏やかなスコアに、時折、異星の驚異的な景色に主人公が驚いているような部分もある。中盤になると異世界での冒険。コーラスで盛り上げるのは得意技。終盤になると人類vs原住民の戦い。打ち込みのリズムを少し加えたり、新しいぶぶんもある。11分に及ぶ最後の曲は聞き物。全体にほぼいつものホーナー時々新味ありといったところか。全体にオーケストレイションが薄く、最近の必要以上に分厚く重ねまくったスコアに食傷気味だっただけに、かえって新鮮ですらある。
 レオナ・ルイスが歌う主題歌"I SEE YOU"はホーナーのメインモチーフに歌詞を乗せた物だが、今回はホーナーは歌詞にも一枚かんでいる。サビの部分でつられて"MY HEART WILL GO ON"を歌ってしまいそうになるのはご愛敬。

 クレジットを見て初めて気づいたが、SFXはILMやデジタルドメインではなく、WETAなのね。

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