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2009年8月 7日 (金)

G.I.ジョー

G_i_joe_ver11G.I.ジョー

 ハムナプトラ・シリーズでブレイクしたスティーヴン・ソマーズ監督の最新作はハスブロ社の玩具シリーズの映画化。『地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー』としてTVアニメシリーズがあり、映画化はこれが土台となっている。黒い仮面をかぶったマッドサイエンティストの陰謀とか、敵味方に分かれた義兄弟の忍者(敵がイ・ビョンホン)とか、ハイパースーツでミサイル避けるとか、敵の秘密基地とか、国連とも違う多国籍秘密軍隊だとか、男の子の夢が詰まった漫画の世界である。例によって突っ込むところは無数にある。20年前の東京って、どこだよそれ! なんで、それがわからんのだ!? ICBMだよな、それ? どんなオーバーテクノロジーだよ? それがあるなら、もっと簡単な方法が……。ビーコン発信して場所を特定って、おまえ通信してんじゃん! 粒子加速器で兵器化ってなに? いや、もういいや。見終わったらな~んも残らんので、正しい娯楽アクションだ。
 イ・ビョンホンは儲け役だったが、同じ忍者のレイ・パーク(SWep.1のダース・モールね)はまたもや顔が出ないうえに、台詞までないという悲しい役所。素顔は悪くないのに、なんでだ?
 で、やっぱりいまいちだったのはCGI。予告編からして安っぽい印象だったが、そのまんま。最初の戦闘ヘリ・アパッチは実写じゃなくてCGIじゃないだろうか? 多分、CGIの敵航空機とのマッチングの問題もあるかと思うが、違和感があった。まあ、戦隊物だと思えばレベルは高いが(^_^;)

追記:ソマーズ作品というと欠かせないケヴィン・J・オコナーもちょい役で出演。クレジットにないが、ブレンダン・フレイザーも出ていました。主役たちがパッとしない分、脇に力を注いだ?>いや、違う。

G.I.ジョー

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 音楽は『ハムナプトラ2』、『ヴァン・ヘルシング』に続いてコンビを組むアラン・シルヴェストリ。オケにテクノビートを加えて、この人のアクションスコアはどんどん騒々しくなっている。その分、メロディは後退して、いつものクセというかつなぎに使うパーツが入り混じるおかげで、どれがこの作品のテーマだかわかりにくい。わかっても、特に印象に残らない。これじゃ燃えられない。いつも言っているが、「燃えるスコア」とは騒々しいスコアのことではなく、ドラマが感じられるスコアのこと。映画を見終わっても、メインテーマよりも、パーツだけが繰り返し耳で鳴っているだけだった。メインテーマ自体は悪くないのに、これじゃもったいない。
 例えば4曲目で初めてメインテーマが盛大になるんだが、周りのピコピコした音は何なんだ? 意図がわからん上に、邪魔でしかない。こういうのが多いのが問題。下手に音数を増やすと騒々しいだけになるのだ。

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