« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月の記事

2009年4月30日 (木)

スター・トレックの音楽2

 続いて2作目から4作目までの一続きのシリーズ。

St2 2作目『スター・トレック2 カーンの逆襲

 アメリカ公開は1982年6月、日本公開は1983年2月。私は高校3年。高校のある滋賀県の彦根駅前のレコード店でLPを買った。受験直前になにしてんねん。

 監督は『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』や『タイム・アフター・タイム』などの脚本家・作家でもあるニコラス・メイヤー。1作目の反省をふまえてTVシリーズの1エピソード『宇宙の帝王』の続編という形になった。スポック死亡というショッキングな事件もあり、ファンには受けた作品である。また、今年1月に亡くなったカーン役リカルド・モンタルバンの筋肉美(当時すでに63歳!)も素晴らしかった。惑星の破壊と再生を目的とするジェネシス計画をフルCGIで表現しており、CGIが映画に登場した最初期の作品としても記憶される。

 オープニングはアレクサンダー・カレッジ作曲のTVシリーズのメインテーマ(その冒頭のファンファーレのみ)から始めて、担当作曲家オリジナルのテーマに展開させるという手法になり、この形が定着する。音楽はこれがメジャーデビューとなったジェイムズ・ホーナー。先日、限定盤ながらようやく発売になった『何かが道をやってくる』の前年の作品。その前に担当していた『宇宙の7人』を引きずっているのがすぐにわかる。ということは、つまりゴールドスミスの模倣もあるわけだが……。前作とは打って変わって派手な戦闘シーンが多いため、スコアも派手に鳴り響き、ホーナーのアクションスコアの原点がほぼ出そろっている。それでも、TVシリーズのテーマの後に続くオリジナルのテーマはなかなかスタトレ的で良い。TVシリーズのテーマも実はオープニングとエンディングなどわずかしか使っておらず、ホーナーの意地がうかがいしれる。やはりホーナー初期の代表作だろう。スポックを宇宙葬にする際のアメージング・グレイスはサントラにもないし、クレジットもなかったので詳細不明。
 ちなみにIMDBによると、エンタープライズの乗員としてホーナーがちらっと出ているらしいが、DVDを持っていないので未確認。

St3 3作目『スター・トレック3 ミスター・スポックを探せ!

 アメリカ公開は1984年6月、日本公開は同月末。大学2回生で、その頃よく行っていた大阪・難波の南街シネマ地下1Fにあったタワーレコードで輸入LPを買った。思えば、この頃が一番スリリングだった。通販も知らず、ネットもなく、新作映画や新譜の情報などなかなか手に入らず、暇な時に立ち寄った輸入盤店でいきなり新譜に出くわした時の興奮は今では味わえないものだ。なんせ、情報が入ったら「ネットでポチッとな」なんだから。やはり、感情の激しさと記憶の消えなさは比例する。

 スポックことレナード・ニモイ監督。2作目の直接の続編であり、スポックを助けるために、エンタープライズの面々が船を盗み、最後にはエンタープライズが破壊されるという大事件がある。カークの隠し子発覚や親子愛もあるが、やはり全体に小粒。というか、絵がTVサイズ。

 スコアはジェイムズ・ホーナーの続投となった。前作のテーマを引き続き使用しているが、惑星ジェネシスから俯瞰するシーンで始まるホーナーのオープニングテーマのスローなアレンジは素晴らしい。前作には登場しなかったクリンゴンのテーマもゴールドスミスの影響があるものの、バード・オブ・プレイ(クリンゴンの戦艦)を上手く表現していて文句はない。前作よりもTVシリーズのテーマを多用している。なお、サントラにはLPの他に12インチシングルがついており、LPと同じサイズに3分43秒のメインテーマのアレンジヴァージョンが1曲収録されていた。CDでは最後に収録されているが、目茶苦茶気の抜けたフュージョンである。

St4 4作目『スター・トレック4 故郷への長い道

 アメリカ公開は1986年11月、日本公開は1987年3月。大学4回生、大阪・梅田にある阪急グランドビル30階に当時あったレコードショップ・ダイガで輸入LPを買ったと思う。あるいは、阪急ファイブ(現在のHEP-FIVE)にあった輸入レコードショップだったかも。店名は忘れたが、ここでは『ダーククリスタル』のカットアウト盤を発見して驚喜した記憶もある。カットアウト盤(メーカー側が在庫処分のために一部に切れ込みやパンチ穴を入れて安価に売る。CDでもたまに見かけるがほとんどなくなった)の存在を知ったのも、これを買ったためだった。ジャケットイラストは1作目と同じボブ・ピーク。

 前作から続いてニモイが原案・監督し、脚本にはニコラス・メイヤーも参加している。2作目から続いてきた話がようやく終わる。内容的には独立しているが、3作目で無断でエンタープライズを借用したクルーが地球に戻ってくるのが話の発端なのである。クジラが絶滅している未来の地球から、現代の地球にクジラを誘拐に(^_^;)くる面々。クジラを使ったところがアメリカ人に受けたのか、本国での評判は高かった。

 スコアは『エデンの東』『続・猿の惑星』などの巨匠レナード・ローゼンマン。メインテーマはTVシリーズのテーマから発展させる手法であるが、これまでの現代的なスコアとは打って変わって大時代的な大仰さ。これまでのマーチ風のテーマと打って変わって、ワルツ風で優雅にも聞こえる。これがローゼンマンの持ち味であり、現代にタイムスリップする話なのでそれほど違和感はないと見るべきだろう。しかし、元々幅の広くない作曲スタイルのため、以前の作品(ラルフ・バクシのアニメ版『指輪物語』)のモチーフを引きずって、新味に乏しい。それを補うようにジャズ・フュージョンバンドTHE YELLOW JACKETSとの合作も2曲収録してある。

 ここまでがLP時代。CDプレーヤーを買ったのは、この直後くらいだったか。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年4月29日 (水)

LA-LA LANDの新譜2009/05/13

『ダンウイッチの怪』に続いてLA-LA LANDが送り出したのはコメディの傑作だった。

Airplane_2フライングハイ』(1980)
"AIRPLANE!"

■LA-LA LAND

 言うまでもなく、ジム・エイブラハム&ズッカー兄弟をブレイクさせたナンセンスコメディ! それまで普通の俳優だったレスリー・ニールセンがコメディ俳優になっていくきっかけにもなった。
 音楽はコメディには正統派というセオリーどおり巨匠エルマー・バーンステイン。『ジョーズ』のパロディから始まるサントラは、これが初発売!
 限定3000枚

 なお、直販での注文受付は5月13日4時から。

 LA-LA LANDでは今回の発売でパラマウントとの契約が出来、今後も同社作品のサントラを発売する予定。パラマウントはサントラに感心がないのか、リリースされなかった作品が多いだけに今後も注目。

追記:パラマウントの姿勢が変わったらしいのは、音楽部門の責任者が変わったせいのようだ。A&Mレコードで働いた後、MIRAMAXの音楽部門の責任者だったランディ・スペンドラヴ氏が就任した。この調子でゴールドスミスの未発売作品『ウィンブルドン愛の日』やスタトレ完全版なんかを出して欲しいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スター・トレックの音楽1

 いよいよ来月末に封切られる『スター・トレック』だが、アメリカや日本の批評家の受けは非常によいようだ。しかし、日本でスタトレ映画が当たった例がないだけに、興行には不安が残る。
 まあ、とにかく映画版もついに11作目を迎え、同時にサントラも11枚を数えることになった。11作目はタイトルも映画第1作目とまったく同じ。しかも、時系列で言えば一番始め――最初のTVシリーズの前の話となる。
 というわけで、映画版スター・トレックの音楽について個人的な記憶と一緒に書いていこうと思う。一応、過去にサイトで書いたものの改訂増補版(^_^;)ということで。

St1 では、1作目の『スター・トレック』から。

 アメリカ公開は1979年12月、つまり、30年前になる。日本公開は翌1980年7月。そう、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の1ヶ月後だった。当時、高校1年生。なけなしの小遣いで近所のナショナル電器屋兼レコード店でLPを買ったのを覚えている。ここでは『スター・ウォーズ』も買った。大作サントラにつきものだったロードショー誌推薦盤の帯。ジャケットイラストはボブ・ピーク。今で言うならCOOLなジャケットにしびれたものだ。ドリュー・ストルザンなどと違い、確かな画力と構成、そしてセンスが感じられる。この人の画集が出ると言われていたが、立ち消えになったのが悔しい。映画音楽で始めてのデジタルレコーディング作品というのも懐かしい。しかし、同じ12月に公開された『ブラックホール』もジョン・バリーの音楽が初のデジタルレコーディングとしている。どっちが先かは『ブラックホール』の録音データが不明(CD化されていない)なのでわからないが、『スター・トレック』は製作が押しており、録音は10月末から11月末までかなり時間を取って行われている。『ブラックホール』の製作が順調だったとすると、こちらの方が早かった可能性もある。余談だが、この2作とも劇場公開ではスクリーンが真っ暗な状態で序曲が流れたのは偶然の一致だろうか。なお、ゴールドスミスは初めてのデジタルレコーディングのために新たな録音技師としてブルース・ボトニックを起用し、これ以降のほとんどの録音でボトニックを使っている(たまにプロデュースも任されている)。ボトニックは60年代からTHE DOORSなど主にロック畑の録音をこなしており、最新技術に詳しかったのだが、畑違いにも手を伸ばす辺りはゴールドスミスらしい話だ。

 さて、本題。
 プロデューサーの故ジーン・ロッデンベリーは『スター・ウォーズ』に負けない音楽をということでジョン・ウィリアムズに対抗しうる巨匠ジェリー・ゴールドスミスを起用する。前年には傑作『エイリアン』を担当し、それまでにもSF作品を数多く手がけていただけにベストな選択だった。そして、TVシリーズでファンが親しんできたメインテーマをあえて無視する方法を採ったのだが、これが第1作に対するファンの不評の原因のひとつとなった(実際には航海日誌のシーンでTVシリーズのテーマがアレンジされて使われており、その部分のオーケストレイションは作曲者アレクサンダー・カレッジが担当している。長年ゴールドスミスのオーケストレイションを担当しているが、この時はスケジュールがあわなかったため、この部分だけのために時間を割いたそうだ)。さらに映画自体が妙に格調高く、スタトレらしくなかったのが問題だった。スタトレはカーク船長のオレ様な性格に代表されるように、もっと人間的で下世話なところがいいのであって、テーマ性だとかSFである事にこだわる必要はなかったのだ。スコアの方はフィルムスコアリングに厳格なゴールドスミスだけあって、当然映画の格調高さにあわせて作曲されている。ゆえにスタトレらしからぬ格調と豪華さに満ちていた。古くからのファンとしては受け入れがたいスコアだったろう。だから、その後の映画版ではゴールドスミスのメインテーマは無視されてしまった。それでも愛着があるのか、意地なのか、ロッデンベリーは後年スタートした『新スター・トレック(TNG)』ではゴールドスミスのテーマをアレンジして使用している。新しいファンにとっては、むしろこちらの方に馴染みがあるだろう。

 肝心のスコアについて。序曲として流されたリリカルで気品すらあるヒロイン・アイリーアのテーマ。ファンファーレから始まり、マーチ調になるメインテーマ。その後に続くクリンゴンとヴィジャーとの戦いでは得意のホーンとパーカッションがからむクリンゴンのテーマに機械的なヴィジャーのテーマが交互に現れる。アレンジを変えて何度も出てくるこれらのテーマは後続の作曲家たちにも多大な影響を与えた。特にクリンゴンのテーマは3作目のホーナーが参考にしたのは明らかだ(初期のホーナーはゴールドスミスの模倣を臆面もなくやってきた経緯がある)。そして、ヴィジャーを表現する電子的なクワァ~ンという音。実はシンセは一切使わずに、ビームと呼ばれるスチール製の筒を叩いて出している。ゴールドスミスらしい手法だ。他にホーンのマウスピースを外して吹いたり、ウォーターホンを使ったりして異質な世界を作り出す効果を生んでいる。改修されたエンタープライズをカークたちがなめるように見つめるシーンで流れる、メインテーマを情感たっぷりにスローなアレンジで聴かせる"THE ENTERPRISE"。スポックが単身ヴィージャーに迫る緊張感あふれる"SPOCK WALK"。聞き所は多く、ゴールドスミス以外では書けないという点で素晴らしい作品である。なにせ派手な見せ場もほとんどなく、彼以外の作曲家が担当しておれば間が持たなかったのではないだろうか。
 などとしたり顔で語っているが、当時の私にはあまりおもしろみが理解できず、『帝国の逆襲』の色彩感とバラエティ豊かな世界の方に惹かれていた。今ではスター・ウォーズのサントラはほとんど聴かないのに、スター・トレックはどの作品も思い出したように聴きたくなる。特にこの1作目は別格だ。

 やっぱり長くなったので、残りは次回。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年4月28日 (火)

映画ネタ33

★デイヴィッド・クローネンバーグ監督の傑作カルトホラー『ビデオドローム』がリメイクされる。ユニバーサル制作で、脚本を『ブラザーズ・グリム』や『トランスフォーマー:リベンジ』のアーレン・クルーガーが手がける。クローネンバーグの関与は未定。オリジナルの悪夢のような幻想と生物感・粘液感の混ざりようは題材がテレビだから生まれたと思うのだが、現在テレビが死にかけているだけに、ネットとかがメインになってくるのか。

★前回、『オデッセウス』映画化の話題で触れたレイ・ハリーハウゼンのダイナメーションによるギリシア神話『タイタンの戦い』リメイクが2010年公開目指して進んでいる。監督は『インクレディブル・ハルク』のルイ・ルテリエ、脚本はローレンス・キャスダン、主役のペルセウスにサム・ワーシントンの他、ゼウスはリアム・ニーソン、ハデスはラルフ・フィネンズが出演する他、アンドロメダに『ザ・ミスト』や『デファイアンス』のアレクサ・ダヴァロスが決定している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

INTRADAの新譜2009/04/28

 隔週刊INTRADAは2枚。ただし、いつもは翌日からの発送になるが、生産が遅れる関係で、発送が2日遅れるそうだ。事務所が狭いこともあって一度に何枚も出すのが大変なんだろう。FSMはそれを解消するためにSAEと提携して販売を任せた経緯があるし。

Foulplayファールプレイ』(1978)
"FOUL PLAY"

■INTRADA
@TOWER

 ゴールディ・ホーン、チェビー・チェイス主演のヒチコック風サスペンスコメディ。
 音楽はチャールズ・フォックス。過去にリリースされたLPと同内容。初CD化。
 限定2000枚

Somethingwicked何かが道をやってくる』(1983)
"SOMETHING WICKED THIS WAY COMES"

■INTRADA
@TOWER

 レイ・ブラッドベリの同題小説を自身の脚本で映画化したディズニー映画。ジャック・クレイトン監督、ジェイソン・ロバーツ、ジョナサン・プライス、パム・グリアー出演。当初音楽担当だったジョルジュ・ドルリューのスコアがボツを食らい、当時新進だったジェイムズ・ホーナーが代役に立った曰く付きの作品でもある。
 そのホーナーだが、『スター・トレック2カーンの逆襲』でメジャーデビューした翌年で、この年には実に9本もの作品を手がけている。中には『銀河伝説クルール』や『地獄の7人』、『ブレインストーム』など、代表作やその後のパターンを確立した作品が多い。この頃のホーナーは使い回しも多いが、新しことをやろうという気力も感じられる。何か起こりそうな雰囲気にあふれるメインテーマや、遊園地に欠かせないカリオペ(蒸気オルガン)の音色など、いつものフレーズだけでないホーナーの佳作。
 この頃はデジタル録音への過渡期で、現在使われていない機材で録音されていた。それもあって、音源も散逸したり、再生に苦労もあったようだが、なんとかほとんどのスコアが発見されて収録されている。なにはともあれ、初サントラ化! INTRADAはディズニーとパイプができたのか、初サントラ化作品が続いている。
 限定3000枚
 なお、ドルリューのボツスコアは一部が再録音され、アンソロジーに収録されている。

GREAT COMPOSERS:GEORGES DELERUE

amazon

 かつてLONDON SESSIONSとして3枚がリリースされていた自作自演集を2枚組にまとめたもの。ボツになったスコアはここに11分の組曲として収録されている。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

LA-LA LANDの新譜2009/04/29

 LA-LA LANDレーベルから予想も期待もしていなかったとんでもないリリース。29日4時から直販サイトで受け付け開始。

DanwichH・P・ラヴクラフトの ダンウィッチの怪』(1970)
"THE DUNWICH HORROR"

■LA-LA LAND

 ラヴクラフトの原作ホラーを低予算の帝王ロジャー・コーマンが製作した怪作。こんなもん出すのか。ヨグ・ソトス!
 音楽はレス・バクスターで、当時のLP音源のリマスターに、ボーナストラックがつくようだ。
 限定1200枚

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月26日 (日)

ゴーストバスターズの続編

 海外では6月に発売になるゲーム版『ゴーストバスターズ』のオープニングビデオ。プラットフォームはPC/XBOX 360/PS3/Wii/PS2/DSですが、この映像はハイデフマシンのものでしょう。3人の声は本人で、脚本はハロルド・ライミスとダン・アイクロイド。『ゴーストバスターズ2』の2年後という設定という、本当の続編。映画第3弾は2012年公開予定で進んでいるようですが、どうなることやら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月25日 (土)

映画ネタ32

Sherlockholmesshowesttsr★ガイ・リッチー監督、ロバート・ダウニーJrがシャーロック・ホームズ.、ジュード・ロウがワトソン博士を演じる新作『シャーロック・ホームズ』はアメリカではワーナー配給で12月25日公開ですが、音楽がハンス・ジマーになりました。製作がジョエル・シルヴァーだし、ティザーポスターの印象からすると、かなりイメージの違うホームズになりそう。シャーロキアンがどう反応するか。

★ティーンエイジャーの吸血鬼の恋を描いた『トワイライト~初恋』の音楽担当はカーター・バーウェルでしたが、続編の"NEW MOON"は『ハルク』などのアレクサンドル・デスプラの担当になりました。

★ロバート・ロドリゲズ監督は20世紀フォックスが新しく始めるプレデターのリスタートを監督する模様。監督は数年前にプレデター3のシナリオを書いており、それが実現するのかもしれないが、まだ詳細は未定。ちなみに、彼の書いたシナリオでは1作目でシュワルツェネッガーが演じるダッチがプレデターの惑星に連れ去られるという話だったようだ。シュワルツェネッガーが知事になってしまったので、AVPに企画がシフトしたということだろう。

★『消されたヘッドライン』のケヴィン・マクドナルド監督はアイザック・アジモフのSF『永遠の終わり』を映画化する契約をNEW REGENCYと結んだ。名作時間SFなんだが、ハリウッドが時間物をやると不安が多いから、やめて。

★2010年公開予定で進んでいるアレクサンドル・アジャ監督の『ピラニア』のリメイク"PIRANHA-3D"に、リチャード・ドレイファスがカメオ出演するらしい。アジャでピラニアって……死人の数が絶対にオリジナルの倍以上になるな。

★ワーナー・ブラザーズは『タイタンの戦い』のリメイクに続いて、叙事詩『オデッセウス』の映画化に乗り出す。パラマウントと映画化権を争っており、それに勝ったということらしいが、そんなにネタがないのかおまえらと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月22日 (水)

BUYSOUNDTRAXの新譜2009/04/22

 問題のありすぎるサントラショップからの新譜2枚。

Draculaad_1972ドラキュラ'72』(1971)
"DRACULA A.D.1972"

■BSX

 クリストファー・リーとピーター・カッシングによるドラキュラ伯爵とヘルシング教授シリーズ第7作目。現代によみがえったドラキュラと教授の子孫の戦いを描く。他にキャロライン・マンローなど。音楽はマイケル・ヴィッカーズ。
 限定1500枚

Mole_the"THE MOLE"

■BSX

 人気TVシリーズ。シーズン5の音楽から。担当はデイヴィッド・マイケル・フランク。
 限定1000枚

 どちらも、直販で先着100枚にはサイン付き。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月20日 (月)

K-20 怪人二十面相・伝

K-20 怪人二十面相・伝 DVD通常版

amazon

 予想外のしっかりしとした作りで架空の日本を舞台にカリ城をやってくれた佳作がDVD化。発売は6月24日。
 DVD通常版は本編と予告編集のみ。

K-20 怪人二十面相・伝 DVD豪華版

amazon

 DVD豪華版は通常版と特典ディスクの2枚組。特典ディスクにはメイキング、舞台挨拶を収録し、封入特典として「泥棒修行の書」風ブックレット(泥棒指南書/帝都地図/名場面ダイジェストなどを収録)。予告状のレプリカやブックマーカーも同梱する。

K-20 怪人二十面相・伝 BD

amazon

 BD版は1枚で、特典映像としてメイキング、予告編集を収録。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月18日 (土)

菅野よう子コンサート

 個人的にはすでに過去の人なんですが、菅野よう子率いるシートベルツのコンサートが7月7日にあるようです。

YOKO KANNO SEATBELTS『超時空七夕ソニック』
~次回公演は22世紀を予定しております。~

日時:2009年7月7日(火)
開場:18時/開演:19時
場所:さいたまスーパーアリーナ
料金:7777円[税込]
チケットは 2009年6月6日(土)10時00分よりチケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、イープラスなどで販売

オフィシャルWEB先行予約
2009年5月9日(土)12時00分~5月18日(月)23時00分まで
シートベルツのオフィシャルHPにて実施

 オケはワルシャワ・フィルで、他に豪華ゲスト参加で総勢150人を超える大規模なコンサート。まあ、二度とないでしょう。

 何度も言ってきたので今さらですが、元ネタを咀嚼せずにポンと出して「できました」ってのは作曲じゃない。いくらかは咀嚼してから出してくれれば、元ネタがわかっても認めるのです。ひとつの作品中で、まったく統一感のない元ネタと咀嚼物を並べられてもなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月17日 (金)

ベーカリー街の悪夢

 以前紹介したウォレスとグルミットの新作が『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』という邦題で、7月18日から全国劇場公開が決まった。配給元によれば、過去の中編3作『チーズ・ホリデー』『「ペンギンに気をつけろ!』『危機一髪!』をまとめて一挙4本をデジタルリマスター版として上映。字幕・吹き替えも新しくなるそうだ。言うまでもなく、傑作揃いなので、必見です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月15日 (水)

STARLOG休刊

 日本版も出版されていたSF/ファンタジー映画専門雑誌《STARLOG》が33年、374号で幕を下ろす。375号からはウェブマガジンとして出発する。詳細は公式サイトで。

 なんか、ツルモトルームの初代日本版を読んできた人間としてはテイストがまったく違うのだが、それでもなんか寂しいものがある。これで知り合った友人もいたし、編集関係者と別の形で知り合ったりしたし。海の向こうでも雑誌は弱くなっているのだろうか。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年4月14日 (火)

FSMの新譜2009/04/14

 またかよ~っ! 2週間もたってないのに3回目。しかも、これか!

Twilightzoneトワイライトゾーン超次元の体験』(1983)
"TWILIGHT ZONE THE MOVIE"

■SAE
@TOWER

 スティーヴン・スピルバーグ、ジョン・ランディス、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラー監督による懐かしの『ミステリーゾーン』の劇場版オムニバス。スピルバーグとランディスよりも、当時は若手だったダンテとミラーのキレがよかったとか、ランディスは撮影中に起こった事故でビック・モローが亡くなってしまい、その精神的影響で落ち目になってしまったとか、色々な映画だった。
 音楽でいえば、もうジェリー・ゴールドスミスである。TVシリーズの有名なテーマ曲を使いながらも、スケールアップし、4話それぞれにまったく違うアプローチをした名人芸がたっぷり堪能できる。ジョー・ダンテ監督とはこれが初顔合わせで、これ以降ゴールドスミスが亡くなるまで全作品を担当することになる。最後のグレムリンが登場する話で使われたモチーフが、ジョー・ダンテの『グレムリン』に発展して使用されることになる。ちなみにジェニファー・ウォーンズ歌う主題歌"NIGHTS ARE FOREVER"はゴールドスミスの作曲に、ジェイムズ・ニュートン=ハワードのアレンジ。
 過去にサントラは出ており、CDも日本を含めて出ているが、すべてすぐに廃盤。しかも、過去にFSMからリリースされた『アンダーファイア』同様、アメリカでは初のCD発売になる。そして、今回のCDなのだが、内容が大きく異なっている。これまではメインテーマ、序曲(実際はエンドクレジット)、各話を組曲として編集したスコア(合間に主題歌)、メインテーマという構成だったが、今回はメインテーマのオープニングから始まって、編集されていないスコア、エンドクレジットと順に並び、最後にアルバムヴァージョン、主題歌などをまとめる構成。スコアは11分ほど長く収録される完全版ということだ。ゴールドスミスの色々な側面が1枚で味わえるので、初めてゴールドスミスを聴く人にも最適な作品。必携!
 限定3000枚

| | コメント (1) | トラックバック (0)

INTRADAの旧作新譜2009/04/14

 隔週刊INTRADA。今回はちょっと意外な2枚。

Onelittleindianリトル・インディアン』(1973)
"ONE LITTLE INDIAN"

■INTRADA
@TOWER

 ディズニー製作のファミリー向け西部劇。音楽はジェリー・ゴールドスミスで、初サントラリリース! ディズニーからよく権利をもぎ取った。ファミリー向けとはいえ、いかにもゴールドスミスらしい西部劇スコアが聴ける。
 限定3000枚

Masterofworld空飛ぶ戦闘艦』(1961)
"MASTER OF THE WORLD"
鉄腕ゴライアス・蛮族の恐怖』(1959)
"GOLIATH AND THE BARBARIANS"

■INTRADA
@TOWER

 音楽レス・バクスターのアドヴェンチャー2作品のコンビ。2枚組。
『空飛ぶ戦闘艦』はチャールズ・ブロンソン、ヴィンセント・プライス主演でジュール・ヴェルヌのSFを映画化したファンタジックなアクション。公開当時発売され、その後VARESE SARABANDEからもリリースされていたLPは再録音で、それのCD化に加えて、新たに発見された20分間のサントラ音源を収録。重複した部分にそれほどの差はないが、こういう音源を探し出す努力は買いたい。
『鉄腕ゴライアス』はイタリア映画で、原題は"Il terrore dei barbari"。カルロ・イノセンツィが音楽をつけていたが、アメリカ公開に当たってバクスターが差し替えた。なお、イノセンツィの音楽はイタリアのDIGITMOVIESレーベルからサントラがリリースされている。
 限定1000セット

同日16時追記:『空飛ぶ戦闘艦』はINTRADAでは5時間半で完売という新記録。SAEではひとり1枚で販売中。
同日20時追記:SAEも完売。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月12日 (日)

ベッドタイム・ストーリー

Bedtimestoriesベッドタイム・ストーリー

ディズニー - ベッドタイム・ストーリー オリジナル・サウンドトラック

 ディズニーの新作ファンタジー。アダム・サンドラー主演。"INKHEART"と同じような設定で、寝物語に読んだ本が現実になるという。
 サントラはアナウンスはあったものの、やっぱりディズニーはダウンロード販売に舵を切ったということか。アメリカのiTUNESとAMAZONでの販売があったが、日本にもようやく先月登場。音楽はハリー・グレッグソン=ウィリアムスの弟ルパート・グレッグソン=ウィリアムス。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月11日 (土)

FSMの新譜2009/04/11

 FSMからまたも1枚。

Insidedaisycloverサンセット物語』(1965)
"INSIDE DAISY CLOVER"

@TOWER

 ロバート・マリガン監督、ナタリー・ウッド、ロバート・レッドフォード、クリストファー・プラマー、ロジャー・マクドウォール出演。新人ミュージカルスターが商品として扱われる自分に疲れてくるという、今ではよくありそうなドラマ。音楽はアンドレ・プレヴィン。
 限定3000枚

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月10日 (金)

サマーウォーズ

 評価の高かったアニメ版『時をかける少女』の細田守監督の劇場最新作『サマーウォーズ』の予告編が公開された。公式サイトはこちら。予告を見て感じるのは「こいつは『ぼくらのウォーゲーム!』のリメイクだ!」ってこと。傑作、『デジモン・アドベンチャー』の劇場第2作である。それを貞本義行のキャラで豪華にしたような。音楽は松本晃彦。公開は今年夏。いや、もう楽しみ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 9日 (木)

グラン・トリノ

Grantorinoグラン・トリノ

『チェンジリング』が高評価のクリント・イーストウッド監督の最新作は主演・監督で、まるでハリー・キャラハンが老年になったような頑固爺と移民の子供の交流を、その周囲の問題を絡めて描くドラマ。といっても、ただのドラマにはならないところがイーストウッド。久しぶりに危ない男らしさを見せてくれるようだ。
 音楽はどちらかといえばスコアよりも主題歌と既製曲がメインで、サントラはリリースされていないが、iTUNESでは主題歌のみを買うことができる。その主題歌はイーストウッド本人、息子カイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス、ジェイミー・カラムによるもの。

Jamie Cullum & Clint Eastwood
Gran Torino (feat. Clint Eastwood As Walt Kowalski)
 イーストウッドのヴォーカルも収録したヴァージョン。 
Jamie Cullum & Clint Eastwood - Gran Torino (feat. Clint Eastwood As Walt Kowalski) - Single

Jamie Cullum
Gran Torino
 こちらは主題歌のみのヴァージョンで、ビデオもついてくる。
Jamie Cullum - Gran Torino (Original Theme Song from the Motion Picture) - Single

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年4月 8日 (水)

ワンダと巨像

 PS2で出た『ワンダと巨像』(英題"Shadow of the Colossus")がハリウッドで映画化? VARIETYの報。

 まあ、いつものとおり、映画化権を買った段階だろうが、製作者ケヴィン・ミッシャー(『スコーピオン・キング』やジョニー・デップの新作"PUBLIC ENEMIES"など)と脚本家ジャスティン・マークス(『ストリートファイター:レジェンド・オブ・チュンリー』など)が現在、製作に向けて交渉中だとか。
 ゲームは主人公の少年が少女を生き返らせるために古代の神と交渉し、16体の巨像を倒すというもの。台詞はほとんどなく、物語も語られることなく、映像で判断するようになっている。このスタッフの前作『ICO』と同じような雰囲気。もっとも、ゲームのメインはバカでかい巨像に取り付いて、よじ登って、急所を攻撃するというハードな代物だが、全体に淡々としている。大谷幸の音楽も素晴らしい効果を上げている。
 映画化に際してどういう風にまとめるのかは不明だが、音楽は大谷幸を使ってもらいたい。

 しかし、正直言ってまったく期待してないけどな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 7日 (火)

LA-LA LANDの新譜2009/04/07

 LA-LA LANDからリリース情報。
 限定ではなく、通常盤として下記が予定されている。レーベルでの販売は8日4時からで、限定数量サインつき。

ヒーローズ

■LA-LA LAND
amazon

 4月14日発売
 大ヒットシリーズのスコア盤。音楽はリサ・コールマンとウェンディ・メルヴォイン。

THE LAST HOUSE ON THE LEFT

■LA-LA LAND
amazon

 4月14日発売
 1972年のウェス・クレイヴン監督の『鮮血の美学』のリメイク。音楽はジョン・マーフィー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 3日 (金)

FSMの新譜2009/04/03

 FSM誌の限定サントラシリーズ、最新作は意外な代物だった。

Drkildareドクター・キルデア
"DR.KILDARE"

■SAE
@TOWER

 60年代のTVシリーズである。『将軍』や『キング・ソロモンの秘宝』のリチャード・チェンバレンが主役の医師を演じるヒットシリーズ。
 音楽はジェリー・ゴールドスミス。日本では演奏されなかったが、彼のコンサートでの定番であるTVシリーズ組曲にも組み込まれている。ついにサントラがリリースされるとは。なお、ゴールドスミスがメインなのは1枚目で5話分のスコアが収録されている。2枚目、3枚目は他の作曲家の担当分がメインで、ゴールドスミスはシーズン毎のメインテーマ、そのメインテーマに歌詞をつけてリチャード・チェンバレンが歌った主題歌。他はバート・バカラック、ラロ・シフリン、アレクサンダー・カレッジ、モートン・スティーヴンズのスコアなどを収録。
 限定3000セット

 FSMでは他に2作品が準備中で、ルーカスのヒントによると、すでに工場にあるのはMGM(ミュージカル?)らしく、カルトな作品。もう1作品は「必携」だそうだ。ううむ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »