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2009年2月 1日 (日)

007/慰めの報酬

Quantum_of_solace_ver4007/慰めの報酬

 ダニエル・クレイグによるジェイムズ・ボンド第2作にして前作『007/カジノロワイヤル』の続編。前作終了後、わずか1時間後から始まり、観客に状況説明など放棄して突っ走る。前作もタイトだったが、今回はさらに輪をかけてタイト。タイトすぎて余裕がない。これは脚本のせいというよりも、編集のせいだろう。上映時間106分と007史上2番目に短い(最短は『007/ドクター・ノオ』で105分。最長は前作で144分)にもかかわらず、同じように世界各地に舞台を移す。前作ではあったイギリスならではのお洒落さや余裕が感じられない。おまけにアクションが『ボーン・アイデンティティ』3部作(4作目も進行中)のような「カメラ接近しすぎ。カット割り速すぎでよくわからん」というのが多いので、余計にそう感じてしまう。上映時間をもう10分長くしてもいいと思うのだが。
 しかし、脚本の方はいかにも現代的で、前作から加わったポール・ハギスの功績だろう(ちなみに彼の新作は『ターミネーター4』)。ようやく敵の姿がおぼろげに見えてきて、ダニエル=ボンドはこれからかつてのスペクターのような敵を相手に戦うことになるようだ。ヴェスパーの件の決着や、Mとの関係も出来上がり、ラストにはようやくアレが。次回からようやく通常シリーズになるのかもしれない。
 今回のボンドガール、オリガ・キュリレンコは時折若い頃のデミ・ムーアっぽく、なかなか精悍な感じがよろしい。しかも、シリーズ初じゃないか、ボンドガールが……しなかったの。

007crawlCRAWL,END CRAWL

Four Tet - Crawl, End Crawl (from the Motion Picture "Quantum of Solace") - Single

 サントラのレビューで触れたが、主題歌はやっぱり不可。なんか、007要素を付け足しただけの、けだるいロック。紹介するのは、エンドクレジットで007のテーマ(これもちょっとおもしろいアレンジだったが、サントラ未収録)の後に流れる"CRAWL,END CRAWL"。音楽担当のデイヴィッド・アーノルドの曲で、FOUR TETの演奏。ちょっと単調。

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