« BUYSOUNDTRAXの新譜2008/11/14 | トップページ | 思い出の復刻版DVD »

2008年11月14日 (金)

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

Hellboy2ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

 今年の夏にアメリカで公開されたものの、なかなか日本公開が決まらなかった第2弾だが、ようやく1月9日から公開される。が、その前にアメリカではDVD発売。来週には『ウォーリー/WALL-E』もDVD発売になるんだよな。
 ヘルボーイの育ての親が子供の頃のヘルボーイにせがまれて昔話を聞かせるところからスタート。遥か昔、エルフ族と人間は争っていた。エルフ族の王はゴブリンの武器職人の言葉に応じて機械仕掛けの無敵の兵士ゴールデン・アーミーを生み出す。しかし、その情け容赦ない力を恐れたエルフの王はその使用をやめ、人間と協定を結んだ。その証として、ゴールデン・アーミーを操る王冠をみっつに分け、ひとつを人間に渡した。しかし、エルフの王子はそれには反対し、去っていった。そして、現在。エルフの王子はオークションにかけられていた人間が持つ王冠の破片を奪う。その調査にヘルボーイたち超常現象調査防衛局が向かうが……。
 2時間という前作よりも短い中でコンパクトにまとめられている。前作は後半がいまいち盛り上がらなかったので、それよりはよい。ヘルボーイとリズの間がどうなったかとか、エイベに恋がとか、新たなエージェント登場とか、デル=トロの趣味爆発のトロルの市場とか、なかなか見せ場が多い。予想外の展開にも驚かされるが、実は全体が「愛の物語」になっている。ベタだけど、悪くない。今回はストーリーに原作者マイク・ミニョーラがかんでいるが、脚本は前作同様ギレルモ・デル・トロ。
 エルフの王子が「それ、どこのエルリックですか~?」という風体(ちょっと筋肉質だけど、欧米のイメージはこうなんだろうなぁ)で、字がヌアダ・シルバーランス――銀槍のヌアダ。伸び縮みする銀の槍を操ってカッコイイ!
 特殊メイクが前作のリック・ベイカーなどとは違うスタッフなので、少しメイクの質が落ちた(特にエイベ)ように感じるが、それでも大量に登場するクリーチャーのデザインは凄い。『パンズ・ラビリンス』のメイクアップスタッフが加わっているせいもあるだろうが、あのようなクリーチャーが続々登場する。
 しかし、相変わらずの緊張感のない面々(^_^;) この雰囲気とノリが受け入れられるかどうか。まあ、アメリカでも大ヒットには至らなかったし、日本じゃもっと無理だろうけど、私は好きだ。前作もそうだが、人間以上に人間らしいヘルボーイがよろしい。もうひとつ、このシリーズのいいところは、印象的な悪役を生み出すことに成功していること。前作のクロエネンとかラスプーチンとか、今作の王子は最近のアクション映画の存在感のない悪役と比べると光っている。ただ、使われ方がいまいちという気もしないでもないが。
 それにしても、やっぱり予告編は見せすぎだったよ。ちなみにポスターはドリュー・ストルザンが描いたティーザーポスター。

|

« BUYSOUNDTRAXの新譜2008/11/14 | トップページ | 思い出の復刻版DVD »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73118/43105466

この記事へのトラックバック一覧です: ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー:

« BUYSOUNDTRAXの新譜2008/11/14 | トップページ | 思い出の復刻版DVD »