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2008年5月の記事

2008年5月30日 (金)

パンダコパンダ

パンダコパンダ

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@TOWER

 言わずと知れた、いや、知ってる人しか知らないのかもしれないが、『となりのトトロ』の原点であり、「特にタケヤブがいい」の名台詞がいかしたパンダのアニメ。宮崎駿、高畑勲というメンツが製作した傑作のサントラがいつの間にかひっそりと先日(25日)発売になっていた。東京ムービー・レコードというかなりマイナーなレーベル名。短編2本なので映画そのまま収録してもいいような気もするが、それではサントラにならない。水森亜土が歌う主題歌・挿入歌、ジャズピアニストでもある佐藤允彦のスコアを収録。全65曲。

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2008年5月29日 (木)

アレクサンダー・カレッジ死去

 現地時間5月15日、ロサンゼルスのPacific Palisadesにて死去。享年88歳。数年前から療養していたというのは聞いていたが残念。
 カレッジといえば『宇宙大作戦』こと『スタートレック』のテーマがあまりにも有名。直接知らなくてもある程度の年齢の人には『アメリカ横断ウルトラクイズ』のテーマといえばわかるだろう。映画音楽ファンにとってはついこの間よやく発売になった『スーパーマン』サントラBOXに収録の『スーパーマン4最強の敵』の作曲家であり、それ以上に故ジェリー・ゴールドスミスと長年組んでいたオーケストレイターとして有名。これでゴールドスミスと深い関わりのあった関係者がまたひとり亡くなった。合唱。

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BSXの新譜

 マイナーなサントラ限定盤も製作している通販会社BUYSOUNDTRAXから2枚のリリース。直販の場合、最初の100枚まで作曲家のサイン入りだったりする。ただし、通販会社としては発送や対応に悪評の方が多いので、直販はお薦めしません。

They_live_ahiゼイ・リブ』(1988)

■BSX

「このベンとこのベンは違うの!」でおなじみジョン・カーペンターのプロレス映画もとい異星人侵略映画が、なんと全30曲の長尺盤で復活! 20周年記念盤! 音楽はカーペンターとアラン・ハワース。サインはカーペンターではなくハワース。限定1000枚。

Raisin_sun"A RAISIN IN THE SUN"(2008)

■BSX

 過去に2度映画化されている『黒い一粒のプライド』のTV映画。音楽はメルヴィン・ウォーレン。限定1000枚。

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2008年5月25日 (日)

ドラゴンボール

 海外でも色々な反響を呼んでいる映画化だが、雑誌Vジャンプとロードショーのスキャン画像とその英訳まで載せているファンサイトがあった。DRAGONBALL THE MOVIE――こんな感じなのね。えーっと、ブルマは似てるじゃん。亀仙人は……雰囲気はいいんでないの?(^_^;)? ユンファ兄貴(T_T) あとはノーコメント。しかし、どんな話になるの? 悟空、Tシャツ着てるし、ヤムチャ、革ジャンだし。

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2008年5月23日 (金)

プリンス・オブ・ペルシア

★ジェリー・ブラッカイマーがディズニーと組んで来年夏に公開されるのが、難しいので有名なビデオゲーム『プリンス・オブ・ペルシア』シリーズの最新作『プリンス・オブ・ペルシア/時の砂』。監督は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイク・ニューウェル。主演は『デイ・アフター・トゥモロー』でデニス・クウェイドの息子を演じていたジェイク・ギレンホール。ヒロインとして『007/慰めの報酬』のボンドガールに抜擢されたジェマ・アータートン。

★その007最新作だが、このところ英語そのまんまだった邦題がなんと20年ぶりに上記のように漢字の入った日本語になった。いっそのこと『007/ナッソーの夜』ってのは? 無理だよな。ちなみに日本語の入ったタイトルは『007/消されたライセンス』以来になる。

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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

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@TOWER

 19年ぶりのシリーズ第4弾。音楽はもちろんジョン・ウィリアムズ。演奏はLAのスタジオミュージシャン。意外にもこのシリーズはロンドン交響楽団を使ったのは1作目だけで、後はスタジオミュージシャンなのだ。
 1曲目はおなじみのレイダース・マーチだが、これはほとんど同じ。演奏がマイルド過ぎてキレが悪い印象。まったく同じなら収録しなくてもいいだろうという気も。その後、1曲毎の感想は避けるが、1作目のテーマが幾つか聴かれるのがポイント。それを書くだけでもネタバレになりそう。また、ジョン・ウィリアムズのサントラ恒例の「曲名を見るとストーリーや重大なネタバレがわかってしまう」というのも踏襲されている(^_^;)ようで、曲順も多少の前後はあるがおおよそ進行順のようだ。知りたくない人は見ない方が吉。恒例の小さくて気持ち悪い生き物も大サービスのようだ。
 以前、紹介した新型キーボード(キーレスボードなのか?)Continuum Fingerboardはクリスタル・スカルのテーマとして使われているようだが、これなら普通のシンセで出来るんじゃないか。音のとぎれがなく、無段階で演奏できるのが最大の特徴なのに、普通のキーボードのような演奏をしている。やっぱり、ウィリアムズはこういうのの扱いに長けていると思えない。
 総じてメロディが耳に残らない。アレンジにばかり気を取られているのか? メロディメーカーとしての能力が衰えているのか? 『宇宙戦争』なんかにメロディは求めないが、こういう単純明快な作品にはわかりやすいメロディが必要だろうと思う。ただ、過去のメロディを使う必要があるので、これ以上増やすと煩雑になるという危険もあるのだが。最後まで聞き終えて耳に残るのはレイダースマーチとマリオンのテーマだったというのは、いくら聞き慣れているとはいえ、あんまりな気がした。しかも、ラストの腰が抜けるようなアレンジはいったいなに? 一瞬、演奏が間違ってるのかと思ったよ。
 
 CDケースはデジパックで安っぽい。相変わらず、ウィリアムズのサントラはクレジットが素っ気ないなぁ。ちなみに今作をリリースしたCONCORDというレーベルはユニバーサル系列でジャズやコンテンポラリーが専門のレーベル。なぜサントラをリリースしたのか謎だが、過去3作もリリースする予定らしい。すでにどれも廃盤なので、特に2作目の長尺盤をお願いしたい。

 以下、ネタバレ注意。
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 予告編の倉庫でピンと来た方も多でしょうが、聖櫃のテーマが出てきます。
 ラストのTHE DEPARTUREという曲、噂どおりUFOが遺跡から飛び立って終わりという感じがもの凄くするんですが。『未知との遭遇.』っぽいというか……。違ったら、そっちの方が驚きです。

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2008年5月22日 (木)

黄泉がえりリメイクなど

★草彅剛主演で映画かされた梶尾真治原作の『黄泉がえり』がハリウッドでリメイク。買ったのはドリームワークスで、ウィリアム・ニコルソンが脚本を書き、年内に撮影開始。ニコルソンは『グラディエーター』や『ネル』、最近では『エリザベス・ゴールデン・エイジ』がある。できれば映画のリメイクじゃなくて、原作の映画化にして欲しいものだ。

★『ホビットの冒険』2部作のプレプロダクションが始まった。監督のギレルモ・デル・トロがようやく『ヘルボーイ2』のポストプロダクションが終わったため。これから4年間の長丁場。期待してますよ。

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2008年5月21日 (水)

ナルニア国物語:カスピアン王子の角笛

Chronicles_of_narnia_prince_caspianナルニア国物語:カスピアン王子の角笛

 シリーズ第2弾。原作は未読。おそらく、前作同様に大筋はそのままで、戦闘シーンは大幅に膨らませてあるのだろう。冒頭が向こうの世界というのはオリジナルと思われる。話がストレートなので、印象が散漫になったりすることもなく、一本の映画としてよくできている。新キャラであるネズミのリーピチープなどがきちんと活躍している上に、4人兄弟の成長と王子との葛藤なども上手く描けている。まあ、話はこんなもんでしょう。

ナルニア国物語:カスピアン王子の角笛

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@TOWER

 前作に引き続いてハリー・グレッグソン=ウィリアムズによるスコア。他に4曲のヴォーカル曲が収録されている(そのうち1曲は劇中で未使用)。前作はDVD同梱の豪華版があったが、今回は1種類のみ。
 人間と魔法(あるいは古くからの存在たち)の戦いという明快な筋があるせいで、音楽も活劇シーンが多く、そこに前作から引き継いだアスランのテーマなどを配し、聞きやすくなっている。言いようによって他のファンタジー映画と変わらなくなったと言えなくもないが、完成度は高い。前作同様、RCの面々は関わっていない単独作。録音はロンドン。リスベス・スコットのヴォーカルや、リチャード・ハーヴェイも参加している。

 ちなみに第3作『朝びらき丸東の海へ』は2010年5月公開予定。監督はこれまでのアンドリュー・アダムソンから『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』や『ネル』などのマイケル・アプテットに交代する。それにともない、音楽もずっとコンビを組んでいるデイヴィッド・アーノルドに交代するようだ。これまでのテーマが使われることになるのか、それとも仕切り直しになるのか興味深い。
 話の内容は原作では4兄弟の内、弟と妹に従兄が加わった三人にカスピアン王が船で旅をするのだが、映画向けに変更があるのかどうか。

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ORCHESTRAL SERIES VOL.3

Positionmusic3ORCHESTRAL SERIES VOL.3

■CDBABY
Position Music - Orchestral Series Vol. 3 - Position Music - Orchestral Series Vol. 3

 以前に紹介した映画予告編に使用するための音源シリーズ第3弾。プロモーション用限定のはずが、一般に売られているどころか、iTUNESでも販売中。
 これまでの2作はRCのジェイムズ・ドゥーリーと、トム・サルサという映画やゲーム音楽の作曲家だったが、今回はマグヌス・クリステンセン&ライアン・フランクスという初めて見る作曲家。何作かマイナー映画を担当しているようだが、全く不明。これまでの2作はアクション/アドヴェンチャー/サスペンス映画の予告編向けだったが、今回はアクション/アドヴェンチャー/ファンタジー映画向けとなっているせいで、全編派手でハイテンションな音楽で固められている。RPGの戦闘シーンにぴったりな曲が多い。オケ+打ち込みのRCのアクションスコアが好きなら満足するでしょう。ただし生オケではないので、金管がいかにも情けない。

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2008年5月20日 (火)

INTRADAの新譜また2枚

 いったいどうなっとるんじゃ! INTRADAからまたも2枚の旧作新譜がリリース。しかも、どっちもどマイナー一直線(^_^;) こういうのは1000枚でも売り切れるには時間がかかるんだよな。

ProudmenIntrada Signature Edition ISE1018
PROUD MEN(1987)
『リターンド・ソルジャー/ベトナム戦士へのレクイエム』TO HEAL A NATION(1988)
ローレンス・ローゼンタール
限定1000枚

■INTRADA

DungeonmasterIntrada Signature Edition ISE1021
『異次元へのパスポート』THE DAY TIME ENDED(1980)
『SFダンジョン・マスター/魔界からの脱出』THE DUNGEONMASTER(1985)
リチャード・バンド
限定1000枚

■INTRADA

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2008年5月18日 (日)

CITY OF EMBER

 ジェニー・デュープロ原作のジュヴナイルSFファンタジー『エンバー/失われた光の物語』の映画化。公式サイトができて、予告編が公開された。またファンタジーかという気がするが、予告編を見ていただければ本作はちょっと違うというのがわかるだろう。
 どこかの世界。電気がエネルギーだが、夜になると決まった時間に電気は消えてしまう。主人公の少女はある日、不思議な箱を見つけ、中に虫食いの暗号を見つける。それに導かれるように街を脱出。どこかにあるという光の街を目指す。
 監督は『モンスターハウス』のギル・キーナン。出演はビル・マーレイ、ティム・ロビンス、マーチン・ランドウなど。音楽は監督と『モンスターハウス』で組んだダグラス・パイプス。アメリカでは10月10日。

エンバー/失われた光の物語

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 こちらが原作邦訳。

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2008年5月17日 (土)

ハムナプトラ3

 アメリカでは8月1日公開。監督もヒロインも変わっての第3弾『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』"THE MUMMY TOMB OF THE DRAGON EMPEROR"のティーザートレイラーが公開された。Yahoo!MOVIEにて。舞台が中国なもんで、どこがハムナプトラって感じですが……。ジェット・リーとミシェル・ヨーが出るだけでも見る価値あるか。監督がロブ・コーエンなので、音楽は久々のランディ・エデルマン。『ステルス』では組まなかったので、袂を分かったのかと思ったのだが、よかったよかった。

 ジェット・リーとジャッキー・チェン、夢の競演『ドラゴン・キングダム』"THE FORBIDDEN KINGDOM"も楽しみ。すでにアメリカでは4月公開で、批評は悪くない。

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FSMの新譜また

 ついこの間、『アンダーファイア』の通常発売を発表してくれたサントラ雑誌《FSM》だが、続け様に発表してくれました。しかも、これですか!

Icepiratesスペース・パイレーツ THE ICE PIRATES

■SAE
@TOWER

 原題は"THE ICE PIRATES"で、水が最高の資源である宇宙で水強奪海賊が姫様を助けて暴れ回るB級SF活劇。1984年製作。年代でわかるように『スター・ウォーズ』の柳の下のドジョウが雨後の竹の子のごとく生えてきた懐かしい時代である。
 音楽は『シルバラード』で颯爽と登場する前年のブルース・ブロートン。初の劇場映画である。『スター・ウォーズ』みたいにシンフォニックにいくかと思いきや、思いっきり肩の力が抜けたスコアに爆笑してしまう。いや、映画の内容と共に失笑か? 初サントラ発売! とにかく貴重な限定3000枚。

Accidentaltourist偶然の旅行者 THE ACCIDENTAL TOURIST

SAE■
@TOWER

 ジョン・ウィリアムズの作品だが、1988年公開当時にLPとCDが出ただけで、現在までCDは発売されていない。なんせCDに切り替える黎明期なもので、CDの絶対数が少なく、オークションでは数万円の高値がついていた。内容は同じだが、リマスターされているので嬉しい。しかも、限定なしの通常盤。

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2008年5月14日 (水)

映画ネタ12

★ヤン・デ・ボンが『ハート・ブルー』の続編"POINT BREAK INDO"を監督する。『ハート・ブルー』というと、キャスリン・ビグロウ監督、ジェイムズ・キャメロン製作、キアヌ・リーヴス&パトリック・スウェイジ主演で、刑事物とサーフィンを組み合わせたアクション映画。少し前にマーク・アイシャムのサントラがようやくリリースされたわけだが、今さら続編といわれても。
 ちなみに、デ・ボンは現在"STOPPING POWER"を撮影中。こちらは『スピード2』以来のコンビとなるマーク・マンシーナが音楽担当。
 さらにそのマーク・マンシーナの新作はエディ・マーフィー主演のコメディ"NOWHERELAND"。これは『俺たちフィギャスケーター』のテオドア・シャピロが降板したため。

★『バンテージ・ポイント』の音楽を担当したRCの若手アトリ・オーヴァーソンの新作はヴィン・ディーゼル主演のSFアクション"BABYLON A.D."だが、その後にドミニク・セナ監督でケイト・ベッキンセール主演の南極アクション"WHITEOUT"、ミミ・レダー監督の"THE CODE"が続く。売れっ子だね。

★ハンス・ジマーはドリームワークスのCGIアニメ『マダガスカル』の続編"MADAGASCAR ESCAPE 2 AFRICA"を担当。どうせひとりじゃないんだろうけど。

★XBOX360などでリリースされ、高得点と高評価をたたき出したFPSゲーム『バイオショック』がゴア・ヴァービンスキー監督で映画化される。アールデコ調のデザイン、独特のキャラクター、環境音楽とBGMが不安感を煽る演出などおもしろいのだが、映画ねぇ……。

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2008年5月11日 (日)

ミスト/隠し砦の三悪人

Mist_ver3ミスト

 スティーヴン・キング原作&フランク・ダラボン監督なので『シーシャンクの空に』と『グリーンマイル』と並べて、コピーが感動系なのだが、そんなことはまったくないのでご注意。見終わったら、最低の気分になれること間違いなし。思いつく中で、一番嫌なエンディング。これだけはして欲しくなかった……。キングは「このエンディングを思いついていたら原作もこれにしていた」とコメントしているが、リップサーヴィスだろうなぁ。ラスト近辺に出てくるでかいモンスターとかなかなか雰囲気がよかったんだけどねぇ。
 冒頭で主人公がポスター職人ということで、ドリュー・ストルザンのポスターが幾つもあったのが笑った。しかも、『遊星からの物体X』とか『パンズ・ラビリンス』だし、書きかけだったのはキングの小説『ダークタワー』だし。

隠し砦の三悪人

 言うまでもなく、黒澤のリメイク。案外悪くなかったのだが、「裏切り御免」の使い方には不満。オリジナルを知っているともったいないし、知らないと急に言葉づかい変わって妙なだけで意味がない。それにしても、わざわざ『スター・ウォーズ』に近づけようとするのはパロディのつもりなのか? それならそれでダースヴェイダーが兜を脱ぐのはもっと後だろ。オビ=ワンと対面してからじゃないと。それにデススターの爆破と脱出はもっとびしっと決めてくれないと。もちろん炎とチェイスして。
 しかし、一番残念なのは音楽。使い方が悪いし、べたっとつけるだけじゃ盛り上がるものも盛り上がらないではないか。いまさら佐藤直紀は劣化ジマーだと言ってもしょうがないが、それならそれで上手いやり方を学んで欲しい。
 で、火祭りのシーンの合いの手は、なぜか『ゴジラ対キングコング』の原住民の歌でした。情報によれば樋口監督の趣味だそうだ。

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2008年5月 8日 (木)

スピード・レーサー/アイアンマン

Speedracerスピード・レーサー

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『マトリックス』のウォーショースキー兄弟がタツノコアニメ『マッハGOGOGO』を実写映画化。キャストはなかりオリジナルに近いものから、全然違うものまでいるが、このけばけばしい原色はなんなんだろう。まあ、アニメは確かに色数少ないし、はっきりしてるけどさ。
 音楽は『クローバーフィールド/HAKAISHA』のエンドクレジットが話題のマイケル・ジアッチーノ。ブックレットには子供の頃に『マッハGOGOGO』を楽しみにしており、主題歌(歌詞は英語)や音楽に感化されたという熱いメッセージが書かれている。その言葉どおり、越部信義による主題歌のメロディも随所に取り入れられているし、オリジナルのどこかファンキーな感じもする。加えて女声ソロやコーラスも入り、かなり盛り込んだ造り。おまけにラストは日本語主題歌をサンプリングして「マッハ、ゴー」を取り込んでいる。少なくとも、オリジナルへの愛は本物だ。
 日本公開は7月5日。

アイアンマン

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 アメコミの中でもマイナーなイメージのあるアイアンマンを『ザスーラ』のジョン・ファブロー監督で映画化。この後に公開される『インクレディブル・ハルク』にも、こちらの主人公であるジョン・スタークが登場するという関連作品にもなっている。そのジョン・スターク役はロバート・ダウニーJr.という意外な抜擢。アメリカでは初登場1位どころか、初週に1億ドル突破という記録的な大ヒット。続編だけでなく、関連作品の企画にゴーサインが出たそうだ。
 さて、音楽はハンス・ジマー率いるRCの若手ラミン・ジャワディ。予想どおり、オケ+打ち込みで打ち込みに比重がかかったスコア。RCの常で追加音楽に5人。中に『バンテージ・ポイント』のアトリ・オヴァーソンも加わる。典型的なRC作品で、モチーフやモチーフの発展などは皆無。ロックでいうならギターのリフだけでメロディを奏でないようなもの。正直おもしろくはない。TV版のテーマとそのリメイクを含むその他4曲入り。
 日本公開は遅れて9月。『インクレディブル・ハルク』の方が8月公開。さらに『バットマン・ビギンズ』の続編『ダークナイト』も8月。夏はアメコミラッシュだ。

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2008年5月 7日 (水)

STAR WARS THE CLONE WARS

SwcloneSTAR WARS THE CLONE WARS

 アメリカでは8月15日公開のフルCGIアニメ。えーっと、エピソード2と3の間の話だっけ? ポスターの右にいる女がオビ=ワンの新しいパダワンだそうだ。これが終わったら、TVシリーズで続きをやるから、よろしくねってことらしい。興味のある人は応援してね。
 ちなみに音楽はジョン・ウィリアムズのテーマを使って、ケヴィン・カイナーが担当します。ご愁傷様。

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バロン

バロン デラックス・コレクターズ・エディション

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 あいついでDVD化されるモンティ・パイソン関連作品に乗る形で、ようやく本作もDVD化! 6月25日発売。
 好きなんだよ。映画は大コケしたし、当時の批評もよくなかったけど、テリー・ギリアム作品では最高傑作と信じているし、『未来世紀ブラジル』と『バンデットQ』と並んで「夢と現実」3部作の最終作でもある。この3つはどれも傑作。このバカバカしくも楽しい映画をもっと見てやって欲しい。
 今回は2枚組で100分もの特典がついている。
 テリー・ギリアムとチャールズ・マッキーワンによる音声解説
 メイキング~「バロン」製作の苦悩
 ストーリーボード集
 未公開シーン集

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2008年5月 6日 (火)

FSMとINTRADAの新譜

『スーパーマンBOX』から小休止だったサントラ雑誌《FSM》から2枚の新譜。
Underfireアンダーファイア UNDERFIRE

■SAE
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 ロジャー・スポティスウッド監督が戦乱状態のニカラグアを舞台に、ジャーナリストを描いた1983年の作品。音楽はいうまでもなくジェリー・ゴールドスミス。この作品のCD化は3度目なのだが、最初は日本のみ、2度目は欧州のみで、アメリカでCD化されるのは今回が初めてになる。パット・メセニーのギターが全編にわたってフィーチャーされており、ゴールドスミス作品でこれだけがっしりとソリストと競演しているのは珍しい。まごうかたなき傑作。過去2度のCD化はすでに廃盤であり、今回が初めての通常盤なのも嬉しい。収録曲に変化はないものの、ブックレットにはゴールドスミスや録音エンジニアであるブルース・ボトニックのコメントなど収録。過去には何もなかったので、これもファンには嬉しい。欧州盤の時もリマスタリングされているが、今回のリリース用にテープからリマスタリングされているので、音質の面でどう変わるか期待か。過去の2枚はどうしよう?

9714メリー・ディア号の難破(1959) The Wreck of the Mary Deare
ジョージ・ダニング
"Twilight of Honor(1963)"
ジョン・グリーン

■SAE

 2作のカップリングで、こちらは限定3000枚。

 サントラ専門レーベルINTRADAからも旧作の新譜が2枚。
Wargameウォーゲーム WAR GAME

■INTRADA
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Intrada Special Collection Volume 65
『ブルーサンダー』の次に撮ったジョン・バダム監督の1983年作品。
 音楽はバダムとは『ブルーサンダー』に続いて組んだアーサー・B・ルービンスタイン。結局、バダムとは6作でコンビを組んでいる。本作のサントラはLPでリリースされているが、台詞とポップスが多く、スコアとしては物足りなかった。プロモ盤をのぞけば初CD化で、スコアのみの完全版。ボーナス扱いで主題歌も収録。限定2500枚。

Nightcomers妖精たちの森 THE NIGHTCOMERS

■INTRADA

Intrada Special Collection Volume 63
マイケル・ウィナー監督の1972年作品。ヘンリー・ジェームズの『ねじの回転』の前日談。
音楽はジェリー・フィールディングで、初サントラ化。限定1500枚

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2008年5月 5日 (月)

サント映画祭

 昔、殿様が城で見せられるおもしろくもない活動写真に飽き飽きとして、こっそり街にでかけたとさ。街を歩いていると、一軒の怪しげな活動小屋。何となく入っていくと、そこで上映していたのは墨西哥なる異国の古い活動写真で『サントと悪魔の斧』という代物。職業格闘士、エル・サント主演の白黒の活動で、いい加減な編集、脚本なんてなきがごときひどいものであったが、城で見せられたものとは比べものにならないおかしみに、殿様は虜になってしまった。
 城に戻って「サントという活動が他にも見たいものじゃ」とジイに言う。ジイはあちこち手を尽くして探したが、どれも殿様に見せられるものではない。まあ、これならばというので『サント&ブルーデーモン対Dr.フランケンシュタイン』を上映してみた。これは総天然色で、エル・サントが年老いてからの作品。そのせいで動きにキレはないし、妙に持って回った脚本、スローテンポでまったく毒気もない。見終わって、殿様が一言。「やはり、サントは白黒に限る」

 というわけで、4日はサントラ仲間の伊藤さん、渡辺さん、佐藤さんと一緒にゾートロープでサントを見てきました。いや、それが目的じゃなかったんですが、たまたまGWの企画で、上映会だったんですな。サントの詳細はゾートロープのブログを参照のこと。いや、実際、この2本だけじゃなくて、モノクロの方が弾けていておもしろいようだ。
 19時から23時過ぎまでサントを見ながら、久しぶりにしゃべり倒す。いい気分転換になった。

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2008年5月 1日 (木)

相棒-劇場版-

Aibow相棒-劇場版-

 というわけで、本日映画の日の2本目は相方と一緒に行きました。
 2時間ドラマから始まって、シリーズ化され、シーズン6が終わったばかりで、満を持しての劇場版。最初の頃は見ていなかった。恐らく、シーズン3からポツポツと見始めたはず。なので、映画化にあわせて初期の作品を放映してくれたのはありがたい。昨日のTV朝日はずっと番宣状態だったし、《徹子の部屋》は爆笑した。明日は最初の2時間ドラマの特別版だし。
 さて、映画版ということで、スケールアップというのは常套手段だが、それだけではなく扱う題材がさらにシリアスになっている。舞台も結果も違うが、脚本は現実にあったあの事件をイメージしているのは間違いないわけで、見終わった後には色々な思いを抱く。エンディングが長いのが残念だが、各キャラの芝居を見るだけでおもしろかったのでよしとしよう。とにかく、凡百の劇場版とはレベルが違う。ファンなら損はなし。ただ、TVシリーズを見ているといないのとではかなり印象が違う。なんせ、名のある脇役総登場だから、過去の因縁を知っている方がおもしろいのは間違いない。
 ところで、犯人は右京がいなければどうしたのだろうか。もっとわかりやすい謎解きにレベルダウンしたか。それとも、解かれなかったなら、それはそれとして強行突入しただけだろうか。

相棒-劇場版-

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@TOWER

 TVシリーズと同じく池頼広のスコア+台詞少々入りのサントラ。TVシリーズのサントラは権利関係の問題ですぐになくなってしまったとかで、現在は池頼広のベストで2曲だけしか聴くことが出来ない。
 映画版ということで、音楽も派手なものもあるが、基本はTVシリーズと同じ。メインテーマこそないが、あちこちで聞き覚えのあるメロディが出てくる。エンドクレジットはTVシリーズのエンディングの豪華版。台詞は映画の名シーン4カ所。でも、どうせなら「はいup?」とか「もうひとつよろしいですか?」を入れて欲しかった。
 AMAZONのレビューを見ると、TV版の音楽が入っていないといって文句を言う人が目立つが、それが理由で減点するのはフェアじゃないだろう。当たり前なんだから。

Ike Yoshihiro The BEST-20th Anniversary Selection

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@TOWER

 TV版『相棒』から2曲(シーズン4のメインタイトル、ラストに流れる悲しげなテーマ)収録されている池頼広の2枚組ベストアルバム。他には『女王の教室』や『野ブタをプロデュース』、『京都迷宮案内』など。

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紀元前1万年

Ten_thousand_b_c_ver2紀元前1万年

『パトリオット』までの共同製作者ディーン・デブリンと袂を分かったローランド・エメリッヒ監督の最新作。単独だった前作『デイ・アフター・トゥモロー』だが、今回は新たな相棒が出来たようだ。それが前作でも音楽を担当したハラルド・クローサー。元々はドイツ合作の『13F』で製作のエメリッヒと組み、エメリッヒがデイヴィッド・アーノルドと決別してから監督作でも起用された。今回は製作だけでなく、脚本も担当し、次回作”2012”でもタッグを組むようだ。作曲家が編集も担当というのはジョン・オットマンという例があるが、脚本と製作までというのは例がないと思われる。
 さて、映画だが、タイトルのことは忘れましょう。時代設定とか、科学考証とか、そんなことを突っ込むのは野暮というか無駄なのだ。エメリッヒの頭の中には「12000年前には超古代文明があった」という厳然たる事実があるのだから。どうせなら恐竜も生きていてくれればいいのに、出てくるのがモア、マンモス、サーベルタイガーではちょっとしょぼい。というわけで、ヒロイック・ファンタジーとして見れば、「自信もなく、自己が確立されていない青年が好きな女のために巨大な帝国に立ち向かう」という『コナン・ザ・グレート』みたいな話なので別に文句もない。一応、魔法みたいなこともあるし(^_^;) それでも、雪山を下りたらジャングル(しかもシダが密生するところに竹が生えてる!)で、ちょっと進むと沙漠って、どんな土地なんだ!?とは言っておきたい。ガキが作った探検地図じゃねーんだからさ。

紀元前1万年

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 音楽はハラルド・クローサーとトーマス・ヴァンダー(ヴァンカー)との共作になっている。さらに4曲はトーマス・スコベルとの共作。特に紀元前であるとか地域性とかは考慮していないオケ+シンセのスコアで、少しプリミティヴなコーラスが加わる。もっと野性的で実験的な(例えばマリオ・ナシンベーネが担当した『恐竜100万年』とか)スコアをやってもいいと思うのだが、エメリッヒの映画にそれを求めるのは野暮というものか。ヒロイック・ファンタジーとしてみると、線が細くて迫力不足なのが難点だが、繰り返し聞いているとそれなりに耳に残る。

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