ランボー最後の戦場
ロッキーに続いて20年ぶりに復活したジョン・ランボー。北米の田舎町ではヴェトナム戦争の兵士たちの悲劇を嘆き、ヴェトナムでは同僚たちを救い、アフガニスタンで上官を助けてソ連と戦った後、今度はミャンマーのNPOを救うために老体に鞭を打つ。ロッキー4作目同様、今回は自分で脚本を書いて監督している。
さて、音楽。ロッキーはシリーズの音楽を担当していたビル・コンティ健在のため続投となったが、ランボーはシリーズの音楽担当ジェリー・ゴールドスミスが亡くなったため、若手ブライアン・タイラーになった。タイラーは『タイムライン』でゴールドスミス降板の後を任されたり、『AVP2』では『エイリアン』を意識したスコアを書いたりして、ゴールドスミスとは縁がある。先にYOUTUBEにアップされていた組曲を聴いて期待したファンも多いだろうが、過剰な期待はしない方がいい。確かにゴールドスミスのスコアは使っている。サントラで言えば、1曲目と最後の3曲、そして、他に何ヶ所かには。しかし、ゴールドスミスのようにここぞと言うところで爆発的にあのテーマを流すということは、このサントラを聴く限りはない。他はタイラーのパーカッシヴなアクションスコア、それに少しエスニックなテーマで占められており、ふたつの狭間はあまり近いとはいえない。少し残念だが、多くを望まなければ聴き応えがあるアクションスコアだ。でも、どうせ跡を継ぐなら、ゴールドスミスの方法論を学んで欲しかったなぁ。全20曲76分。
なお、サントラには未収録だが、12 STONESの"WORLD SO COLD"が主題歌らしい。
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