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2008年1月の記事

2008年1月30日 (水)

ホビット、監督決定?

 ピーター・ジャクソンとフラン・ウォルシュが製作を担当する『ロード・オブ・ザ・リング』の前編『ホビットの冒険』2部作の監督が、『ヘルボーイ』のギレルモ・デル・トロになりそうだ。HOLLYWOOD REPORTERが現在交渉中と報じている。PJとは映像的な趣味も近いので他には思い浮かばない。脚本はPJとウォルシュが担当するだろうし、デザインワークも引き続きWETAだろうから、違和感はないだろう。

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隠し砦のダース・ヴェイダー?

 樋口真嗣監督のリメイク版『隠し砦の三悪人』の特報が公式サイトで見られる。『椿三十郎』のようにそのまんま造り直しましたというのではなく、劇団☆新感線の中島かずきが思い切った大なたを振るってエンタテインメント(便利な言葉だね)に徹しているので、別物として見れば……え? 敵の大将はダース・ヴェイダーですか?(^_^;)? いや、これがオリジナル……ってわけでもないか。この映像で音楽は佐藤直紀とくれば、またハンス・ジマーそのまんまなんだろうなぁ。何の映画だか……。公開はなぜかGWが終わった後の5月10日。東宝さん、期待してないの?

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2008年1月29日 (火)

INTRADAとBSXの新譜

 サントラ専門レーベルINTRADAから新譜情報。

BrokenIntrada Signature Edition ISE1016
ブロークン・トレイル 遥かなる旅路』"BROKEN TRAIL"(2006)
デイヴィッド・マンスフィールド&ヴァン・ダイク・パークス
限定1000枚

 ウォルター・ヒルが監督したTV映画。ウェスタンのロードムービーといったものらしい。

MaryIntrada Special Collection Volume 59
クイン・メリー/愛と悲しみの生涯』"MARY, QUEEN OF SCOTS"(1971)
ジョン・バリー
限定3000枚

 正規盤が待ち望まれていたバリーファン待望の1枚。

 BUYSOUNDTRAXからも新譜。

Surfs_upサーフズ・アップ』"SURF'S UP"(2007)
マイケル・ダナ
限定1000枚

 昨年のヒット作品だが、スコア盤は出なかった。BSXから注文すると、最初の100枚には作曲者のサイン入り。でも、BSXはいまいち不安なのだ。

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2008年1月27日 (日)

誰も知らないSW

Swbook誰も知らないスターウォーズ
30年の光と闇・オモテとウラ

 スター・ウォーズ研究家としてこれまでにも数々の著作や翻訳を行ってきた武田英明氏が30年に渡るSWとの付き合いの中で知った、あるいは事実を元にして推測した、表で書けないことをまとめた本。本と言ってもPDFファイルによるダウンロード本。複数の出版社に打診したが、内容に難色を示したそうだ。そこで同人誌としてダウンロード販売することにした。
 内容は113ページに渡り、6部作のウラの事情、製作内部での問題点などを書いている。私は昔はSFX関連の情報は色々な本で調べていたが、こんな内部事情までは知るすべはない。だから、どこまで本当なのかということを計る物差しがない。それでも、「ああ、だからか」と納得してしまう点が多かった。特に新トリロジー。
 しかし、出版社が商業出版に難色を示した理由もよくわかる。夢を売るはずの映画で、ここまで身も蓋もないことを書かれてしまってはたまらないさろう。幸いにも私は『帝国の逆襲』まででSWを見限っている――正確には今はなき梅田阪急プラザ劇場でバイト中、休憩時間に『ジェダイの復讐』を何度も観た時、すべての期待を裏切られたと思ったのだ。特にあのクマ! そして、森の木陰でどんじゃらほい!  新トリロジーに至ってはなにをかいわんや。LAまで行って観たのに、あれかい! こんな私なので、この本を読んでもまったくダメージはなかった。しかし、SWが心底から好きだという人なら……お勧めはしない。それでも読んでみたいという方は consulmet★mac.com (★を@に置き換えて)宛に、メールのタイトルを「無料サンプル希望」として空メールを送ってください。折り返し、著者からメールが届きます。

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2008年1月26日 (土)

鉄腕アトム

Astroboyfirstlook コンセプトアートだけが公開されて、このようにいまいちおかしい絵に非難囂々だった香港のアニメ会社IMAGI ANIMATIONがハリウッド資本で製作する『アストロボーイ』だが、監督が交代した。新監督は意外にもデイヴィッド・ボワーズ。監督作品こそこけてしまった『マウスタウン/ロディとリタの大冒険』だけだが、アニメ畑では『ロジャー・ラビット』から始めて20年のキャリアがあり、アニメーターやストーリーボードアーティストとしてドリームワークスで活躍していた人物。『チキンラン』と『ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!』というアードマンとの合作でストーリーボード、『バルト』や『シャークテール』でストーリーなどセンスは悪くない。まあ、あとはちゃんとわかっている脚本家が本を書いてくれればいいのだが……それが一番心配。映画は2009年公開予定。

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2008年1月25日 (金)

決断の3時10分

決断の3時10分

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@TOWER

 というわけで、この間ブログに書いた"3:10 TO YUMA"のオリジナルを観た。
 いきなり主題歌で「ユマ行き3時10分の列車に乗る~」とか歌が出てきて笑ってしまったが、このメロディが全編を支配している。こののんびりさが本作のキモでもある。それに比べると、リメイクはスピード感が違う(とは言っても、現代の映画としては比較的遅い方だと思うが)。
 見始めてすぐに気がついたが、リメイクの台詞はかなりオリジナルを生かしている。リメイクにあった途中の色々はやっぱりなかった(^_^;)が、本筋は同じ。増えた30分のほとんどは、その途中の色々である。
 悪党を演じるオリジナルのグレン・フォード(『スーパーマン』の父親だぜ)も、リメイクのラッセル・クロウも雰囲気は全然違うが、男も女も魅力を感じる男だ。解説にも書かれてあったが、1957年に悪役の方が主役より魅力的で、メインになっている映画が作られたというのは驚きだ。今ならそうでもないので、リメイク版を観てもそこに思いが至らなかった。
 さて、オリジナルと比較すると、リメイクには主人公の牧場主に重要な設定が加えられており、それがラストにも影響を与えている。これを嫌うファンがいることもわかる(一部ではひどいリメイクという声もあるのだ)。オリジナルで妻が追いかけてくるが、リメイクでは長男が追いかけてくる。どちらも役柄としての意味合いは同じ。男の話に女は出てくるなという潔さがリメイクにはある。それを受けて牧場主が決断する理由も若干違う。
 オリジナルは誘惑に揺れながらも、それを断ち切って仕事をやり遂げ、すべてがハッピーなエンディングだった。リメイクは誰がハッピーだったのかわからない、特に手下たちにしてみたらやりきれないエンディング。不思議な話なんだが、リメイクの方がすっと腑に落ちるのはなぜなんだろう。

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映画ネタ8

★先頃亡くなったヒース・レジャーが間際まで撮影していたのが、テリー・ギリアム監督の"The Imaginarium of Doctor Parnassus"だが、撮影途中ということでどうなるのかと思っていた。ニュースではスタジオでの撮影クルーが解雇されたとのことで、製作が少なくとも中断したのは確からしい。しかし、ギリアムも色々と不幸なことが起こる監督だ。

★007の最新作は現在撮影中だが、このほどタイトルが公表された。"Quantum of Solace"――慰めの量? また邦題が難しいタイトルを……。『主人公は僕だった』のマーク・フォースター監督で、前作の続編。フェリックス・ライターも続投。公開は11月予定。

★アメリカで大ヒット中の怪獣映画『クローバーフィールド/HAKAISHA(←だからこれは何?)』だが、『ブレアウィッチ・プロジェクト』よりも激しい手持ちカメラ撮影のブレで乗り物酔いで気分が悪くなる観客が続出とか。ゲームで3D酔いする人も危険かも。

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2008年1月23日 (水)

ジョーカー死す

『ロック・ユー!』『ブラザーズ・グリム』などの俳優ヒース・レジャーが現地時間で22日、ニューヨークの自宅で亡くなっているのが発見された。享年28歳。ベッドには睡眠薬が落ちていた模様。死因については調査中。遺作は『バットマン・ビギンズ』の続編"THE DARK KNIGHT"のジョーカー役。現在ポストプロダクション中のため、恐らく無事公開されるものと思われる。若すぎる死に合掌。

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ランボー最後の戦場

Rambo4ランボー最後の戦場

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@TOWER

 ロッキーに続いて20年ぶりに復活したジョン・ランボー。北米の田舎町ではヴェトナム戦争の兵士たちの悲劇を嘆き、ヴェトナムでは同僚たちを救い、アフガニスタンで上官を助けてソ連と戦った後、今度はミャンマーのNPOを救うために老体に鞭を打つ。ロッキー4作目同様、今回は自分で脚本を書いて監督している。
 さて、音楽。ロッキーはシリーズの音楽を担当していたビル・コンティ健在のため続投となったが、ランボーはシリーズの音楽担当ジェリー・ゴールドスミスが亡くなったため、若手ブライアン・タイラーになった。タイラーは『タイムライン』でゴールドスミス降板の後を任されたり、『AVP2』では『エイリアン』を意識したスコアを書いたりして、ゴールドスミスとは縁がある。先にYOUTUBEにアップされていた組曲を聴いて期待したファンも多いだろうが、過剰な期待はしない方がいい。確かにゴールドスミスのスコアは使っている。サントラで言えば、1曲目と最後の3曲、そして、他に何ヶ所かには。しかし、ゴールドスミスのようにここぞと言うところで爆発的にあのテーマを流すということは、このサントラを聴く限りはない。他はタイラーのパーカッシヴなアクションスコア、それに少しエスニックなテーマで占められており、ふたつの狭間はあまり近いとはいえない。少し残念だが、多くを望まなければ聴き応えがあるアクションスコアだ。でも、どうせ跡を継ぐなら、ゴールドスミスの方法論を学んで欲しかったなぁ。全20曲76分。
 なお、サントラには未収録だが、12 STONESの"WORLD SO COLD"が主題歌らしい。

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2008年1月22日 (火)

アカデミー賞ノミネート

 第80回アカデミー賞ノミネートが発表された。オリジナル音楽部門は以下の5つ。何が受賞したってあんまり関係ない。なんせ、投票するのは専門外のアカデミー協会員なんだから。勘違いする人も多いが、ノミネート作品を選ぶのは、その分野の専門家や経験者だが、実際に投票するのは引退してもう映画も観ないような老人なんかも多いし、自分の専門以外のことは知らない人が多いのだ。音楽のように評価の難しい部門は特にわからない。だから、首をかしげたくなるような受賞者が出ることになる。

 『つぐない』 ダリオ・マリアネリ
 『君のためなら千回でも』 アルベルト・イグレシアス
 『フィクサー』 ジェイムズ・ニュートン・ハワード
 『レミーのおいしいレストラン』 マイケル・ジアッチーノ
 ”3:10 TO YUMA” マルコ・ベルトラミ

 それ以外の部門では『つぐない』、『フィクサー』、『ジュノ』の3作が多い。主演男優に『スウィーニー・トッド』でジョニー・デップというのが凄い。"3:10 TO YUMA"の音楽は正直以外だが、他は音響だけ。脚色に挙がってもいいのに。
 授賞式は日本時間2月25日10時から。

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STAR TREK

 アメリカでは本年末に公開される映画版『スター・トレック』第11作"STAR TREK"のティーザーが公開された→こちら。カークやスポック、マッコイなどお馴染みのキャラの若い頃を描く作品。短いティーザーではエンタープライズ号建造の様子が映され、レナード・ニモイの声で例の"SPACE THE FINAL FRONTIER……"のナレーションが被さる。主要キャストもすでに決まっているが、無名に近い主要キャストの中で、マッコイは『ロード・オブ・ザ・リング』のエオメル役カール・アーバンというのは意外。その他ではスポックの母親役にウィノナ・ライダー(地球人なので耳はとんがってない)、新キャラであるネロにエリック・バナ。

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2008年1月21日 (月)

クローバーフィールド/HAKAISHA

 JJエイブラムズ製作の話題作"CLOVERFIELD"が18日に公開され、$4100万の興収を上げる大ヒットとなった。すでに製作費回収だ。邦題は『クローバーフィールド/HAKAISHA』で、4月5日から公開になる。すでにネット上ではモンスターやらネタバレやらが氾濫しているので、これからは目をふさぐことにする。ちなみに上映時間84分と短いのは、手持ちカメラのブレが耐えられないからか? しかし、この邦題……orz

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2008年1月20日 (日)

スパイダーウィックの謎

スパイダーウィックの謎

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James Horner-The Spiderwick Chronicles

 4月公開予定の児童文学を原作にしたファンタジー。公式サイトはこちら
 3人兄弟が引っ越した古い家で、妖精について記された古い本を発見する。その封印を解いた時、不思議なことが起こり始めた。その原因が姿の見えない妖精たち。やがて、オウガが現れ、3人は戦わなければならないハメに……。主演の兄弟の長男に『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモアの他、ニック・ノルティなど。
 音楽はファンタジーには久々のジェイムズ・ホーナー。相変わらず長い71分。とはいえ、いつものホーナーではない。使い回しの権化のようないつものフレーズはあまり聞かれず、トレードマークの尺八やケルト風アプローチもない。だからといって凄いスコアかというとそういうわけでもない。派手さが抑えられて上品になったせいで、メロディの印象が弱いのだ。それでもそこかしこにおもしろいところがあるのは、さすがにホーナー。
 サントラCDは2月5日発売だが、iTUNESでは12月から発売されていたようだ。珍しく日本のiTUNESでも扱っている。試聴してみてCDで買うほどでもないなと感じたらどうぞ。しかし、iTUNESは妙だ。例えば、ゴールドスミスの『ランボー』は日本では1と3(完全版)、アメリカでは1と2(完全版)とどっちも扱いが違うし、もちろん国ごとに扱っているリストが違う。少し高音質のものも出ているが、まだまだ少ない。さっさと全部高音質に変えろ。ジャケットもCDと同じブックレット形式のものがついているものもあるが、大半はジャケットだけ。これもなんとかしろ。

スパイダーウィック家の謎 1 人間、見るべからず

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 映画の原作。児童文学というか、絵本に近い短い話で、全5巻。

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2008年1月19日 (土)

TERMINATOR THE SARAH CONNER CHRONICLES

Tsarah アメリカで放映が始まった『ターミネーター』のスピンオフ企画――というか、本筋だよな。『ターミネーター2』の後から始まる正当続編。製作にはシリーズの製作者アンドリュー・ヴァイナ&マリオ・カサールというカロルココンビも名を連ねている(最初に2話だけ?)。どこまで行くのかはわからないが、とりあえず、第1シーズンは12話。主役サラ・コナー役には『300』で王妃ゴルゴを演じたレナ・ハーディ。アメリカのiTUNESでパイロット版が無料でダウンロードできたので観てみる。
 1999年、サラは悪夢と強迫観念に悩まされながら、ジョンと共にあちこちを点々としていた。身分を偽って身を寄せていた男からも去り、またも放浪生活。しばらく後、別の街でジョンは高校に通い始めた。親しげに話しかけてくる女生徒。しかし、ジョンは母親のこともあり距離を置こうとする。翌日、授業の最初に教師が出欠を取る。ジョンの名前を呼び、ジョンが答えると、いきなり太ももから拳銃を取り出し発砲。とっさに逃げるジョン。女生徒は撃ち殺されてしまう。駐車場に逃げたジョンだが、ついに追い詰められ、拳銃を突きつけられる。そこへ車が突っ込み、教師をはね飛ばした。ドアを開けてこっちへと声をかけたのは、あの女生徒だった……。ここまで20分! 以降は、母子とT-女子高生のロードムーヴィーとなっていくのかと思いきや、驚愕の展開へ! もう、『ターミネーター3』は無関係ですわ。続き見たいなぁ。
 音楽はベアー・マックレイ。ターミネーターのテーマはリズムと雰囲気だけ使用して、後はオリジナル。あんまり音楽が流れるシーンはないんだが。

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光の六つのしるし

Theseeker光の六つのしるし

 スーザン・クーパーの児童ファンタジー『闇の戦い1 光の六つのしるし』の映画化。アメリカでは大コケして批評も最悪。IMDBでは4.7/10で、一番多いのが1点という(^_^;) まあ、予告編段階で「なんや、やる気のなさそうな映像とキャストやなぁ」と思っていたのだが、やっぱりそうでしたか。シリーズの映画化は恐らく無理だろう。それでも日本でこっそり公開されただけマシかという。いや、いっそ公開しなかった方がいいのではないかと言うほどの非難囂々。TV版『ゲド戦記』といい、どうして原作を変に変えたり、切り刻んだりするんだろう。色々文句もあるだろうが、『ロード・オブ・ザ・リング』くらい原作に愛がある製作者でないと無理なんだろうな。ファンタジーをなめるなと。
 で、この映画は観ていないし、サントラも出ていないと思ったら、アメリカのiTUNES限定で出ていた。日本からは裏技を使わないと買えないので、なんとかして欲しいものだ。まったくネット格差にも困ったものだ。
 さて、音楽はクリストファー・ベック(クリストフとドイツ名で表記されることもある)で、過去には『エレクトラ』や『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』などがある。あまり個性を押し出した音楽は書かない地味な作曲家という印象。本作も結構派手なところもあるのに、印象に残らない。映画を観るとあわせてあるんだろうとは思うが(観る気もないので確認できない)、単体では魅力がない。

 どうもハリウッドはネタがない上に『ロード・オブ・ザ・リング』が大ヒット&好評価なのでファンタジーなら当たると勘違いしたのか、安易に造りすぎる。『ライラの冒険』もこけてしまったし。まあ、本作の製作会社であるウォルデンメディアはファンタジーが好きなのか、『ナルニア国物語』や『シャーロットのおくりもの』もうすぐ公開の『ウォーターホース』『マゴリアムおじさんんお不思議なおもちゃ屋』などを手がけているいわばファンタジーの仕掛け人。どうも突出した出来がないのが問題か。
Nims_island そんな中で、同社が4月にアメリカ公開する新作"NIM'S ISLAND"が楽しそうだ。原作はウェンディー・オルーの同題児童書。科学者の父親と共に孤島に来た少女ニム。研究のために海に出た父親と連絡が取れなくなり、愛読書の作家とネットで連絡を取ると、作家が助けに来ることに。その愛読書というのが、インディ・ジョーンズばりの冒険物。しかし、作家本人は外に出るのも苦手で、その主人公と突っ込み漫才を(頭の中で)しながら危機を乗り切りながら島に向かう。作家役にジョディ・フォスター、冒険小説の主人公にジェラルド・バトラー。『ロマンシング・ストーン』をひねったような印象。もっとも、男の方は空想なんだが。音楽はケネス・ブラナー作品や『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のパトリック・ドイル。

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2008年1月18日 (金)

映画ネタ7

★ワーナーはアメコミ《ジャスティスリーグ》(スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンなどがタッグを組んで活躍するシリーズ)の映画化を延期する決定をした。脚本のリライトを含む立て直しが必要と判断したようだ。こういうメインが複数、しかも主役級って企画は難しいよな。

★撮影中の『ドラゴンボール』の写真が出ている→こちら。ううっ……地雷の臭いがプンプンと……。なお、映画は今年8月アメリカ公開予定――って、早すぎ! さすがサイヤ人?

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テラビシアにかける橋

Bridge_to_terabithiaテラビシアにかける橋

 キャサリン・パターソンによる同名の児童書の2度目の映画化。アメリカではとうにDVD化されているのに、ようやく来週末から日本公開。製作は『ナルニア国物語』と同じWALDEN MEDIAとディズニー。
 足が速いこと以外に自慢がない、どちらかと言えばいじめられっ子の少年。転校生の少女にそれも奪われてしまう。しかし、趣味で描いた絵を少女に褒められてから、森の中でふたりで空想の世界を想像して遊ぶようになっていった。憧れの先生にも絵を褒められて、少しずつ自信を得て成長していく。
 アメリカでは有名な原作だけに向こうでは知っている人も多いのだろう。amazonなどの紹介文を読むと、何が起こるかわかってしまう。知らない人は愕然とするようだ。ファンタジーとして売られている部分があるが、それは本質ではなく、あくまでも主人公の成長をメインにすえた児童書。観ているとガキの頃の色々なことを思い出してしまう。95分と短いが、とてもよくできた秀作。
『チャーリーとチョコレート工場』の風船ガム少女がヒロインをかわいく演じている他、主人公の妹がまた巧い。『E.T.』のドリュー・バリモアのようだ。父親はT-1000のロバート・パトリック。年取ったなぁ。

BRIDGE TO THERABITHIA

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 音楽はポップス畑出身のアーロン・ジグマン。スコアは4曲しか収録されていないが、主要なシーンは収録されている。力作。

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2008年1月17日 (木)

3:10 TO YUMA

Three_ten_to_yuma3:10 TO YUMA

 1957年の西部劇『決断の3時10分』のリメイクで、原作はエルモア・レナードの短編。監督は『コップランド』や『アイデンティティー』のジェイムズ・マンゴールド。リメイクにしては珍しく批評家の評価は高く、IMDBでも8.1/10と高得点。ちなみにオリジナルは7.7/10だが、昔の映画は投票数が少ないので参考程度で。アメリカではDVDが出たばかりだが、日本では公開される様子がない。
 南北戦争の後の西部。悪党ウェイドは現金輸送馬車を仲間たちと襲撃し、金をせしめるが、1人になった時に捕まってしまう。刑務所のあるユマへ送るために鉄道駅のある街に連れていく。干ばつのために牛が弱り、金が必要な牧場主エヴァンスは逮捕に協力し、$200の賞金を目当てに移送の助力を申し出る。途中で色々とあって人手が減ったが、ともかく街に着いた一行は3時10分発車の列車を待つ。しかし、そこにウェイドの仲間が奪還のために襲ってきた。ウェイドにラッセル・クロウ、エヴァンスにクリスチャン・ベイル、現金輸送車に乗っていたところを襲撃され、エヴァンスに助けられたピンカートン探偵社のヴェテランにピーター・フォンダ。
 オリジナルが92分のところ122分と30分長いのは、途中のエピソードが長くなっているからじゃないかと思うくらい、色々起こる。まあ、ダレ場がないのはいいが、ちょっと強引か。しかし、後半50分は傑作。熱くなったよ。オリジナル版を観てみたくなった。リメイクってのはこうじゃないと。脚本そのままじゃ、オリジナルを観たいと思わないだろ?
 残念だったのは、サントラで最も燃えた19曲目のトランペットが該当シーンでは使われず、ギターに置き換えられたこと。いいシーンだったのになぁ。ちょっと感情が入りすぎという判断か。その代わり、エンドクレジットに使われている。

3:10 TO YUMA

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『ヘルボーイ』『ダイ・ハード4.0』などの若手マルコ・ベルトラミによるスコア。当初、iTUNES限定だったが、CDも出た。しかし、このジャケットの男、ウェイドの相棒なんだよな。
 スコアはギターを中心にした小編成のオケで、ハリウッドの西部劇というよりもマカロニのテイストが大きい。最近の映画にしては音楽が控えめなのがいいし、見終えて音楽の印象がちゃんと残る。ベルトラミの代表作といってもいいのではないか。

決断の3時10分

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 オリジナルのDVD。実はまだ見ていない。ウェイド役にグレン・フォード、エヴァンス役にヴァン・ヘフリン。音楽はジョージ・ダニング。

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アイ・アム・レジェンドの別エンディング

 監督フランシス・ローレンスが、2度目のDVD発売時には別エンディングも収録する意向を明らかにした。
 やはり、スタジオの意向で撮り直しされたことに納得していないようだ。そりゃそうだろう。不幸中の幸いというべきか、不幸中の不幸というべきか、映画が大ヒットしたからこそ強気で発言できるようになったんだろう。しかし、どうせなら恐らく変更されたであろう設定や伏線など、すべて元に戻したヴァージョンも見せて欲しいものだ。

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2008年1月16日 (水)

パンズ・ラビリンス

パンズ・ラビリンス

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 話題作のDVDが3月26日発売。上の2枚組豪華版と下の通常版の2種類。豪華版は豪華なケースに入り、メイキングなどが収録された2枚目のディスク、32ページの設定資料や写真集がつき、5000セットの限定。

パンズ・ラビリンス通常版

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 ダークなファンタジー世界と、冷酷な現実世界に挟まれた夢多き少女の物語。ヴィジュアリスト、ギレルモ・デル・トロの造り出す映像に流されるのもよし、少女の運命に涙するのもよし、痛い描写に悲鳴を上げるのもよし。色々な見方ができるファンタジー、あるいは現実逃避の物語。

パンズ・ラビリンス

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 サントラ。以前紹介したのは輸入盤だが、こちらは日本盤。ジャケットはポスターと同じだが、これはよくない。この絵は映画の本質ではないだろう。それはともかく、ハビエル・ナバレテのスコアはララバイのメロディをメインにして、少女の心情を描き出しており、素晴らしい。グラミー賞やアカデミー賞などにノミネートされた佳作。

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チャウ・シンチー新作

『少林サッカー』や製作を担当した『少林少女』のチャウ・シンチーの監督最新作『ミラクル7号"CJ7"』の予告編が公開された。今回はなんとSF? UFOが捨てたらしき物体を拾った貧乏男の周りで起こる珍現象をパロディ満載で描く……らしい(^_^;) 香港では1月31日公開。日本公開は6月予定。

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D-WAR

Dragon_warsDRAGON WARS

 朝鮮の伝説を元にした韓国アメリカ合作のドラゴン伝奇ファンタジー。監督は『怪獣大決戦ヤンガリー』のシム・ヒョンレ。発売されたばかりのアメリカ版DVDで観賞。劇場公開されたワイドスクリーン版と上下を切る前のフルスクリーン版の2種で観られる。こういうのが結構あるので、フルスクリーン版というのが左右カットされたのか、上下が増えているのかどっちか判断できなくて困る(後で見比べたら、フルスクリーン版は上下はワイドより広いが左右は切れていた。長い蛇なので左右に長い方が全身見られていいので、やっぱりワイドか)。
 李氏朝鮮時代。500年に一回生まれる龍の痣を持つ女性を大蛇(イムーギ)が食らうと龍になる。悪の大蛇が食らうと世界を破滅させ、善の大蛇が食らうと世界に平和をもたらすという。悪の大蛇をいだく将軍が女性を狙って進行してくるが、護衛役の青年は女性を愛してしまい、善の大蛇に差し出すことが出来ず、ふたりは追い詰められて自殺してしまう。そして、500年後、現代のLA。新たな女性を狙って将軍が大蛇と共に復活する。青年の生まれ変わりの報道レポーターも女性を守ろうとする。
 というわけで、現代LAで大蛇やその仲間が近代兵器と戦うのが見物。何度も製作中断しながら6年かけて完成させた執念は買うのだが、やはり朝鮮からLAってのは無理があるだろ。他にも色々と突っ込みどころがあるし、展開にも無理矢理感が漂う。SFXの出来もちょっとばらつきがあるが、見応えはある。というより、ここ以外に見るべきところはないのだが、それでもいいのだという観客しか相手にしてない(^_^;)から、これでいいのだ。白昼堂々街を壊しまくるのが結構良くできているし。

 以下、写真も含めてラストのネタバレしまくりなので注意。
 感動したのは、ラストで大蛇が変化した龍である。ドラゴンではなく、龍である。東洋の龍がこうやってスクリーンに登場するのは初めてではないか。鹿の角、長い髭、腕と脚、尻尾の鰭などなかなかいい。韓国人が監督だからこそのデザインだろう。アメリカなら妙なデザインに修正されていたかもしれない。

Dwar1Dwar2←クリック注意(ネタバレ!)

Dwar_2D-WAR

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■YESASIA

 こっちは以前にも紹介したサントラ。『トランスフォーマー』のスティーヴ・ジャブロンスキーが正統派オケスコアを書いている。まあ、元ネタが見えてしまうところもあるが、聴き応えはある。

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2008年1月15日 (火)

チャトズ・ランド

Chatoslandチャトズ・ランド

■INTRADA

 INTRADAから初サントラアルバムがリリースされた、チャールズ・ブロンソン主演の1972年の西部劇。妻を殺されたインディアン(ネイティヴ・アメリカン)に扮したブロンソンが、自分を追う追跡隊を逆に復讐のために殺していくという異色の内容。
 音楽は『ワイルド・バンチ』などのジェリー・フィールディング。乾いた大地にふさわしい乾いたスコアがフィールディングらしい。限定1500枚。

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2008年1月14日 (月)

映画ネタ6

★イライジャ・ウッドがMTVで語ったところに寄れば、『ロード・オブ・ザ・リング』の前編にあたる『ホビットの冒険』の映画化で2作品というのは、『ホビットの冒険』が1本、もう1本は『ホビットの冒険』と『ロード・オブ・ザ・リング』の間の60年間を繋ぐ物語になるそうだ。出演依頼などはまだないらしいが、依頼が来れば喜んで受けそう。

★ユニバーサルとIMAGINEはスペースオペラの草分けとも言えるE・E・スミスのレンズマン・シリーズの映画化権取得に乗り出した。映像化は難しいと思うんだが……。

★LIONSGATEはシュワルツェネッガー主演で有名なコナン・シリーズの北米での配給権をNu Image/Millennium Filmsから取得。ということは、本当に2009年公開を目指してるのね。

★『スーパーマン・リターンズ』の続編は脚本家が決まらずに公開は2010年に延ばされた模様。ブライアン・シンガーの続投も微妙とか。前作の興収が悪かったので、まだ尾を引いている。

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2008年1月 9日 (水)

CLOVERFIELD

Cloverfieldmon_2←ネタバレ注意!
 本当か嘘かまだわからないけど、ネットでの情報としてJJエイブラムズ製作の『1-18-08』改め『CLOVERFIELD』に登場するモンスターのフィギュアという代物が出てしまった。見たくない人は、画像をクリックしないように。本当かどうかは不明だが、どうせ18日にはアメリカ公開なので、確かな情報が出るわけだけど。
 しかし、本当のことを言うと、以前日記に書いたようにモンスターの姿はまったく出ないか、出ても手持ちカメラのブレブレ映像ではっきり見えないという手法だとばっかり思っていたのだが……。ううん、本当にこれの小さいのが大量に、でかいのが1匹というのなら、ちょっと期待度下げた方がいいのかな……。

 もうひとつ、劇中で使われるらしきニュース映像も出ている。海上石油プラットフォームがモンスターの襲撃を受けて崩壊する映像。こちらは全然、姿が見えないが。

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007切手

007stamp_2 厳密には映画ネタではないのだが、まあいいや。イギリスでイアン・フレミングのジェイムズ・ボンド・シリーズの切手が発売になった。第1作『カジノ・ロワイヤル』『Dr.NO』『ロシアより愛を込めて』『ゴールドフィンガー』『ダイヤモンドは永遠に』『ユア・アイズ・オンリー(読後焼却すべし)』の6作の本の表紙を初版から4種類並べてある。時代を感じるねえ。
 購入はROYAL MAILで、日本からでも大丈夫なようだ。

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2008年1月 8日 (火)

トワイライトゾーン/超次元の体験

トワイライトゾーン/超次元の体験

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@TOWER

 往年のTVシリーズをスティーヴン・スピルバーグが製作・共同監督したオムニバス映画。これまでDVD化されていなかったが、ようやく3月7日に発売になる。オムニバスの常で、上映時間のわりに見終わると、「え? もう終わり?」という感想になってしまうが、内容はそれなりに詰まっている。スピルバーグ、ジョン・ランディス(撮影中にビック・モロー事故死でその後の監督人生に多大の影響を与えた)、ジョー・ダンテ(この作品で音楽のジェリー・ゴールドスミスと出会い、以降全作でコンビを組むことになる)、ジョージ・ミラー(オーストラリアからハリウッド進出)という4人の監督の特性を生かした(生かし切れないのもあったけどね)4話+α。やはり、ミラーのグレムリンのエピソードが最高だろう。ヴァイオリンでひっかくようなグレムリンの旋律は、ダンテの次回作『グレムリン』でも継続して使われている。
 特に映像特典などはなさそうなのが残念。日本語吹き替えは収録されているようだ。

トワイライトゾーン/超次元の体験

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 映画同様、サントラも不幸な生い立ち。なかなかCD化されず、2000年にヨーロッパのワーナーから同じジェリー・ゴールドスミスの『アンダーファイア』と同時にCD化されたが、どちらもすぐに廃盤。アメリカのファンにとってはひどい仕打ちになった。コンサートでもよく演奏していたエンドクレジットの組曲など、ゴールドスミスもお気に入りの作品。

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2008年1月 5日 (土)

のだめカンタービレSP1

 新春特番として二夜に渡って2時間半ずつ放映されるヨーロッパ編。相変わらずのテンションで、最も下手な千秋の指揮も少しだけマシになっていたような。片平役の石井正則のジャンプ指揮が意外に巧かったのが驚き。

ライトスタッフ

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@TOWER

 指揮者コンクールで千秋が振ったチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。サントラファンならお馴染みだが、ビル・コンティの『ライトスタッフ』のメインテーマとでも言える曲の元ネタ。まさにその部分だけを抜き出しておりました。他にも『惑星』の火星そっくりとか、これでアカデミー賞オリジナル作曲賞受賞だもんなぁ。写真は本人指揮、ロンドン・交響楽団演奏で再録音されたアルバム。サントラはリリースされていない。

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映画ネタ5

★サントラも大ヒットの『トランスフォーマー』の続編。2009年6月公開予定。マイケル・ベイの公式サイトに寄れば、もっといっぱいロボットを出すらしい。ファンとすれば色々考えるでしょうね。

★『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』の新着記事が登場。スチールが何枚か見られます。ソ連軍の将校役ケイト・ブランシェット、カレン・アレンとシャイア・ラブーフ。カレン・アレンがあんまり変わってないのに驚き。しかも、このバックはあの倉庫?

★次世代DVDで動きが。BDとHD-DVD両フォーマットを出していた唯一のハリウッドメジャーであるワーナーが6月以降BDのみにすると発表。これでBD陣営はソニー、FOX、ディズニー、ワーナーの4社、HD-DVD陣営はユニバーサル、パラマウントの2社になった。ハリウッドでは先が見えてきたか。

★日米で大ヒット中の『アイ・アム・レジェンド』ですが、続編の権利を原作者リチャード・マシスンから買ったとか。いやもう、勝手にして。
 この映画についてはボロクソにけなしたが、言い足りないので追記。未見の方は飛ばしてね。

 脚本で最もおかしいのは2点ある。
 ひとつは主人公があそこまでして責任感を感じてワクチン開発に必死になること。あのウィルスは民間の学者が造り出したものであり、それをなぜか軍の科学者である主人公が命令されてワクチン開発に乗り出したという設定。つまり、他人の尻ぬぐい。しかも、なぜか主人公には抗体があるらしい。人工的に造られたウィルスの抗体を持っていると言うこと自体妙だが、主人公の使命感に動機付けが弱いのが欠点。
 もうひとつは中盤になって女の吸血鬼を捕獲するが、その後を追って太陽の下に出てきた男。主人公はこれを見境のない凶暴性ゆえと考えるが、実際にはそうではないというのがわかる。それは主人公が逆に罠にかけられるシーンから容易にわかる(あれを自分で掛けた罠だという意見があるが明らかに違う)。女を大事にしていた男が復讐した――つまり、感情のある生き物だという設定があるのだ。しかし、物語のラストではただ主人公たちを襲いにきただけという描写になっており、この設定はまったく意味を持っていない。ウィル・スミス主演でアクション映画を撮りたいのなら、こんな設定は不要である。そうであれば、観る方もそのつもりで楽しむ。
 なぜ、こんな中途半端なことになったのか。考えられるのは、どこかで脚本が変わったこと。最近では『インベージョン』がそうだったように、どうやらこれも基本設定やラストなどがガラッと変わってしまったのだ。そうでなければ理解できない。しかし、それ以上に理解できないのは、こんなグダグダの代物が大ヒットしている現状なんだが……。試写の反応だけで恐れをなした製作者や映画会社の上役どもが適当に編集し、出来の悪い間に合わせのSFXでお茶を濁したようなものが大ヒットしては、今後も同じようなことが繰り返されてしまうではないか。しょせん間に合わせ。辻褄があわなかったり、映像のクオリティに差ができてしまって妙なものにしかならない。しかも、製作費はかさむばかり。そのままで勝負した方がなんぼかマシじゃないの? でも、これが大ヒットだもんな。

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