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2008年1月16日 (水)

D-WAR

Dragon_warsDRAGON WARS

 朝鮮の伝説を元にした韓国アメリカ合作のドラゴン伝奇ファンタジー。監督は『怪獣大決戦ヤンガリー』のシム・ヒョンレ。発売されたばかりのアメリカ版DVDで観賞。劇場公開されたワイドスクリーン版と上下を切る前のフルスクリーン版の2種で観られる。こういうのが結構あるので、フルスクリーン版というのが左右カットされたのか、上下が増えているのかどっちか判断できなくて困る(後で見比べたら、フルスクリーン版は上下はワイドより広いが左右は切れていた。長い蛇なので左右に長い方が全身見られていいので、やっぱりワイドか)。
 李氏朝鮮時代。500年に一回生まれる龍の痣を持つ女性を大蛇(イムーギ)が食らうと龍になる。悪の大蛇が食らうと世界を破滅させ、善の大蛇が食らうと世界に平和をもたらすという。悪の大蛇をいだく将軍が女性を狙って進行してくるが、護衛役の青年は女性を愛してしまい、善の大蛇に差し出すことが出来ず、ふたりは追い詰められて自殺してしまう。そして、500年後、現代のLA。新たな女性を狙って将軍が大蛇と共に復活する。青年の生まれ変わりの報道レポーターも女性を守ろうとする。
 というわけで、現代LAで大蛇やその仲間が近代兵器と戦うのが見物。何度も製作中断しながら6年かけて完成させた執念は買うのだが、やはり朝鮮からLAってのは無理があるだろ。他にも色々と突っ込みどころがあるし、展開にも無理矢理感が漂う。SFXの出来もちょっとばらつきがあるが、見応えはある。というより、ここ以外に見るべきところはないのだが、それでもいいのだという観客しか相手にしてない(^_^;)から、これでいいのだ。白昼堂々街を壊しまくるのが結構良くできているし。

 以下、写真も含めてラストのネタバレしまくりなので注意。
 感動したのは、ラストで大蛇が変化した龍である。ドラゴンではなく、龍である。東洋の龍がこうやってスクリーンに登場するのは初めてではないか。鹿の角、長い髭、腕と脚、尻尾の鰭などなかなかいい。韓国人が監督だからこそのデザインだろう。アメリカなら妙なデザインに修正されていたかもしれない。

Dwar1Dwar2←クリック注意(ネタバレ!)

Dwar_2D-WAR

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@TOWER
■YESASIA

 こっちは以前にも紹介したサントラ。『トランスフォーマー』のスティーヴ・ジャブロンスキーが正統派オケスコアを書いている。まあ、元ネタが見えてしまうところもあるが、聴き応えはある。

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コメント

 こんばんは。私もこの作品見ました。よりによってブルーレイで。高画質で大怪獣映画が見れると喜んでいたのですが、高画質な分粗がよく見えます。何せ6年以上かけてるし、昔の撮影部分と、何年かあとで撮った部分とが微妙にトーンが違うとか…、ミニチュアがシーンの前後で違ってたりとか。
 ただ、正義の大蛇=竜というのが日本人に一番馴染みのある龍というのが微笑ましいですよね。
 個人的には、怪獣映画にRC系っていまいちぴんときませんでした。嫌いじゃないんですけどipodで聴く分にはいいんだけど、家でCDで聴きたいと思えなくて。どっちかというとB・タイラーあたりで聴きたかった気もします。欲を言えばゴールドスミスで…(あっちで怒られるかもしれませんが)。

投稿: みすまっち | 2008年1月16日 (水) 17:37

龍はよかったですが、あのシーンはちょっとCGIのレベルが落ちてましたね。音楽はRCとはいっても、かなり打ち込みが控えめで、正統派と言ってもいいんじゃないかと。

投稿: SOW | 2008年1月20日 (日) 22:13

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