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2007年11月14日 (水)

椿三十郎

30rou椿三十郎

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@TOWER

 あの黒澤作品のリメイク。監督は森田芳光。脚本はオリジナルのものをそのまま使ったが、なぜか20分長くなっているという。演出の差か。しかし、元々2時間超えるような話じゃないと思うんだが。
 音楽は同じではなく、『ゴジラ×メカゴジラ』や『ごくせん』など八面六臂の活躍をする(仕事しすぎの感もある)大島ミチル。監督からはオリジナルの佐藤勝のスコアをよく聴き、それを消化した上でオリジナルをという難しい要求をされた。元々、佐藤勝はこのスコアをあまり評価していなかったのだから、この要求はさらに難しい。スコアはわずか33分。未使用曲を入れても35分で完全版だという。2時間を超える映画でスコアが30分というのはまるでハリウッドで言うと70年代の映画並みだ。
 さて、ストリングスとパーカッションをメインにしたスコアだが、さすがに研究しただけあって、佐藤勝っぽさもありつつ、メロディにミチルらしさもある。小編成で、それでいて太い音。喜劇っぽい話だけにオリジナル同様に剽軽なところもある。ところどころゴジラっぽいのは愛嬌かもしれないが、後半はちょっと鳴らしすぎで、ここまでのスコアと印象が違いすぎる(急に現代劇になったような)ところも。

 オリジナルの佐藤勝のサントラは東宝ミュージックから直販でどうぞ。聞き比べると面白い。

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