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2007年8月の記事

2007年8月31日 (金)

STXI

Startrekxi 来年12月にアメリカで公開予定の新作。ファンには懐かしいロゴだが、カークとスポックの若い頃ということで最初のシリーズのロゴになっている。伝えられている噂によると、ロミュランの一団がカークとスポックを過去に戻って殺そうとする話らしい。監督はJJエイブラムズ。音楽はマイケル・ジアッチーノ。

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THE MIST

 アメリカで11月公開、スティーヴン・キングの短編『霧』をフランク・ダラボンが監督した"THE MIST"の予告編が公開されている。町を覆った霧の中に何かが潜み、人を襲うというのを、閉鎖状況に置かれた人間たちの葛藤を交えて描く。予告でもその辺りの人間模様はよくできていそう。見えないことによる"何か"の恐怖も上手い。が、”何か”の断片がチラッと見えた瞬間にそれが台無しになったような気がするのは私だけだろうか? またかという思い。『ショーシャンクの空に』と『グリーンマイル』のダラボンでもキングのモンスター物は鬼門なのか。まあ、予告が悪いだけで、実際はもっと凄いのかも知れないが。ちなみに現時点では音楽のクレジット不明。もひとつちなみに、ダラボンの次回作はブラッドベリの『華氏451度』のリメイクだそうだ。

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2007年8月30日 (木)

川井憲次コンサート続

Cinema_symphony 公式サイトが開設されました。まだ今のところ演目などの案内はありませんが、ゲストミュージシャンの名前が挙がっています。

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2007年8月28日 (火)

ローグ アサシン

Warcdローグ アサシン

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Brian Tyler - War (Music from the Motion Picture)

 日本では10月公開予定のジェット・リー&ジェイソン・ステイサム共演のアクション映画。
 音楽は『タイムライン』や『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』などのブライアン・タイラー。ロンドン交響楽団を指揮した音楽に、さらにバンド編成の楽器や打ち込みを加えて、ダークなフルオーケストラヒップホップに仕立ててある。メインテーマなどタイラーの過去作で聴いたような感じなのが残念。
 さて、サントラが出たのはいいのだが、最近の潮流になりつつあるダウンロード版というのが別に出てしまった。CDと通常版ではスコア17曲に歌物5曲なのだが、iTUNES限定でスコアのみ25曲という完全版が発売になったのだ。時間にして20分も違う。

Waritunesローグ アサシン

Brian Tyler - War - The Complete Score

 こちらがiTMSでの販売になった完全版。通常版で2曲で1曲にまとめられた2曲が4曲に分割され、それぞれ長くなっている他、未収録曲が6曲追加になって、合計25曲。

 恐らくサントラ――しかもスコア盤のような市場の小さなジャンルはどんどんダウンロード販売が増えていくのだろう。レコードレーベルも持っている某メジャー映画会社の社長もそういう発言をしているそうだ。しかし、それならそれでフォーマットを統一したり、音質をよくしたり、色々とすべきことがある。最も重要なのは国境をなくすこと。特にiTMSは日本のアカウント(クレジットカードの登録住所が日本国内のもの)では、他の国のショップからは購入できない上、限定のアルバムが結構多い。これまでにもiTMSアメリカのみの発売というのは多かった。例えばデイヴィッド・アーノルドの『007/カジノロワイヤル』の13曲多いヴァージョンとか、マーク・アイシャムによるアメリカ版『南極物語』やランディ・エデルマンの『UNDERDOG(未公開)』などなど。つまらない縄張りでネットの世界まで縛るのは勘弁してもらいたい。まあ、日本はそれ以前にダウンロード販売でアーティストへの補償金でもめている段階なわけだが。さらに音質。iTMSではいまだにAACフォーマットの128kbpsという高圧縮。他のダウンロードサイトではMP3フォーマットで320kbpsという低圧縮のものもある。同じ金を払うのに、この差は結構大きいのだ。特にオーケストラ音楽は。

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2007年8月26日 (日)

AVP-R

 アメリカでクリスマス公開の『エイリアンVSプレデター』の続編は原題"ALIENS VS. PREDATOR : REQUIEM"だそうで、公式サイトに予告編が公開された。描写がかなりスプラッタなので、年齢認証式。前作は『エイリアン』シリーズにつながるようになっていたが、今回の舞台は現代地球の田舎にエイリアンが侵入。それを追ってプレデターが来る。そういうわけで、人類側は殺され役専門になってしまった。もちろん闘うヒロインもいるが、それ以上に容赦ないスプラッタぶりが目を引く。ほとんど13金かエルム街。しかし、エイリアン本筋より先にエイリアンどもは地球に来てしまいましたねえ(前作では遺跡に眠ってただけなので別として)。
 ふと思いついた今作のキャッチコピー――「今度はスプラッタ!」 つまらんか。
 音楽担当はブライアン・タイラー。オケ+テクノ系のアクションスコアになるのかな。

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2007年8月25日 (土)

ENCHANTED

Enchanted ディズニーの新作なんだが、いつもとちょっと様子が違う。古き良きディズニークラシック(白雪姫とか美女と野獣とか)を思わせる2Dアニメの世界で暮らすプリンセスが魔女によって現実世界のニューヨークに飛ばされてしまう。それを追ってどこぞのプリンスとリスも。さらに魔女とドラゴンまで。そこで巻き起こる騒動。クラシックディズニーなんで当然ながらプリンセスとプリンスは街中でもミュージカルを始めるわけで、そのプリンスはもちろんアゴ割れである。一方、プリンセスは森(セントラルパーク)の動物たちと家事をする。魔女はリンゴを勧める。音楽はこれまでディズニーアニメを何作も担当してきたアラン・メンケンと『ノートルダムの鐘』で組んだスティーヴン・シュワルツのコンビ。ディズニーが臆面もなく自作品をパロディにするという開き直り具合が気持ちいい。でも、予告編だけで充分な気もする。というわけで、予告はこちらで。

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2007年8月23日 (木)

パクリ

 非常に珍しい事態が起こっていた。
 ブログでも取り上げた『300』のサントラについてだ。映画のDVD公式サイトの中程に、いつの間にかお詫びが書かれていた。ざっと訳すとこうだ。

「ワーナーブラザーズ映画は、我々の関与していないこととはいえ、『300』の音楽の多くが、アカデミー賞作曲家エリオット・ゴールデンサールによる『タイタス』の音楽から引用されたことを認め、遺憾に思う。我々は長年の付き合いがあるエリオットに敬意を払い、この件が友好的に解決したことを喜んでいる」

 例えば、iTunesなどで『300Tyler Bates - 300 (Original Motion Picture Soundtrack)』の14曲目COME AND GET THEMと、『タイタスエリオット・ゴールデンサル - Titus (Original Motion Picture Soundtrack)』の1曲目VICTORIOUS TITUSを聴いてみればわかるだろう(iTunesのリンクを貼っておくので、インストールされている方は聞き比べしてみると面白いかも。『タイタス』はアメリカストアなのでご了承ください。ソニーは日本のiTunesには提供していないのです)。明確にパクリだ。私自身気づかなかったのを恥じるしかない。ゴールデンサールはあまり好きでないので、このところ処分しており、『タイタス』も昨年処分していた。おかげで完全に忘れ去っていたのだ。
 正直なところ、このレベルの問題はこれまでにも数多くあった。特に低予算映画なら日常茶飯事だし、TV映画になるとほとんどそのままというのもある。特に最近は音楽に理解のない監督・製作者が増えたために、オリジナルの音楽をつけるよりも、あらかじめ選んだテンプトラックに縛られてしまうことがよくあるという。そのためにテンプトラックに限りなく近い音楽を書かされる。今回の問題はそれがひどくなったのだろう。しかし、もっと古い映画ならともかく、わずか7年前の映画の音楽をもってきたのは迂闊だったとしかいえない。しかも、『タイタス』はゴールデンサールにとっては妻(事実婚らしい)が監督した特別な作品だった。
 しかし、映画会社が謝罪にまで至ったのは恐らく初めてだろう。通常ならサントラファンの間で話題になるだけだったろうが、ことが大きくなったのは『300』が大ヒットしたこと、サントラが3種類もリリースされたこと、『タイタス』の作曲家ゴールデンサールがワーナーでも仕事をしており抗議したらしいことがあるだろう。ところで、当の本人である作曲家タイラー・ベイツではなく製作会社が謝罪したのは、ハリウッドでは音楽の権利は作曲家ではなく、映画会社に帰属するからである。とはいえ、ベイツの今後に影を落とす事件にはなるだろう。次もワーナーで、同じ監督で『ウォッチメン』だし。

追記:タイラー・ベイツといえば、パクリの前科があったのを思い出した。『スリザー』でアラン・シルヴェストリの『プレデター』メインテーマそっくりの曲があった。たとえ本意ではないにしても、こう言ったことが続くと良いイメージはなくなるよなぁ。

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2007年8月20日 (月)

スターダスト

スターダスト

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@TOWER

 イギリスのファンタジー作家ニール・ゲイマン原作のファンタジー。ミシェル・ファイファー、ロバート・デ・ニーロ、ピーター・オトゥール、イアン・マッケラン(ナレーション)、クレア・デインズなどの出演。中世ヨーロッパっぽい異世界を舞台に、空から落ちてきた美女と出会った青年を主役に、魔女(ファイファー)や空賊(デ・ニーロ)がからんでの冒険が繰り広げられる。予告を見ていると、どこかで見たようなイメージが多いのが気にかかるが、IMDBでの評価は今のところ高い。日本公開は11月。公式サイトはこちら
 さて、音楽担当のイーラン・エシュケリは今世紀に入ってから舞台に現れた若い作曲家で、これまでの経歴を見ると、エドワード・シャーマーの『サラマンダー』でプログラマー、マイケル・ケイメンの遺作『オープンレンジ』でオーケストレイション、音楽担当はドイツのTV『ニーベルングの指輪』と『ハンニバル・ライジング』というところ。『ブラックホークダウン』では楽器担当ということなので、作曲・演奏・オーケストレイションができるわけで、正規のクラシックの教育を受けてきたのだろう。スコアは完全に正統派のフルオケ。キラキラ星をちょっと入れ込んだり、クラシックをちゃっかり使ったりと、重厚さだけじゃなく、軽妙なところも軽薄なところも表現できるのは評価できる。久しぶりに新人でオケが鳴らせる作曲家が登場したということで期待したい。オケはロンドン・メトロポリタン交響楽団。
 で、実は当初サントラは8月21日発売だったのだが、いつの間にか9月11日に延期されていた。しかし、ただの延期ではなく、先に8月14日からアメリカではiTMSでダウンロード販売が始まっていたのだ。もちろん、日本からは買えない。この辺りの状況については、別のサントラもからめて書く予定。

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2007年8月17日 (金)

川井憲次コンサート

川井憲次コンサート2007 ~Cinema Symphony~

■日時:11月4日(日) 会場16:00/開演17:00
■会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
■料金:¥9,450(税込) 全席指定
■チケット一般発売開始:8月25日(土)
電子チケットぴあ/ローソンチケット/CNプレイガイド/e+(イープラス)
 お問い合わせ:オデッセー(tel 03-3560-3930)

 とりあえず、情報。油断していたら、ぴあの先行予約は終了してました。現在e+で抽選先行予約受付中。

 いうまでもなく、『AVALON』や『イノセンス』など押井守監督作品をほぼすべて担当し、他にもホラーやアニメ、ゲームの音楽で大活躍している川井憲次の作品をフルオケ(シンセやコーラスも入るんだろうな)で演奏するコンサートです。

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2007年8月16日 (木)

THE LAST LEGION

THE LAST LEGION

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@TOWER

 15歳で即位した西ローマ帝国最後の皇帝ロムルス・アウグストゥスと、彼を守る戦士たちを主役に、ゲルマン人の侵攻ですでに崩壊寸前だった帝国を立て直すためにブリテンにある神秘の力を持つ剣エクスカリバーを求める旅を描くファンタジー(史実ではロムルスは即位1年足らず後にゲルマン人将軍に退位に追い込まれ、余生は恩給をもらって暮らしていた)。イタリアの小説が原作のようだ。製作もイタリア人プロデューサー、ラファエラ・デ・ラウレンティス(プロダクションはディノ・デ・ラウレンティス)。彼女が製作した『ヘラクレス』や『ゼーナ』といったヒロイックファンタジーTVシリーズの監督を起用。この辺りでかなりB級っぽさが漂っているが、スチールや予告編を見ればもっとそれが感じられるだろう。アクションも軽いが映像も軽い。今週からアメリカで公開だが、すでに「子供向け」という批評がちらほら。
 で、音楽なんだが、こんなB級映画だというのに、ケネス・ブラナー監督作で有名なパトリック・ドイルが担当。最近は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』や『エラゴン』の他にも『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』などファンタジー作品を多く手がけるようになった。今作はロンドン交響楽団を指揮してそれなりにしっかりと聴かせてくれる。が、映像から想像するよりも遙かにしっかりしている。しっかりしすぎておもしろみがないというか、外連味がないのだ。正直映像にはあわないのではないかと危惧。大衆居酒屋で会席料理が出てきたような違和感がある。メインテーマもあるにはあるが、基本的に勇壮で派手な音楽というのは得意ではないのではないかと思う。『エラゴン』でもどことなくチープに聞こえてしまったし(映画もチープだったからそれでいいのか?)。
 大作感――大作につきものの外連味たっぷりな雄大さというのが苦手な作曲家というのは結構いる。凄く器用で、わかりやすいメロディも書けるのに、スケールのでかい大作っぽいメロディや編曲ができない。一番そう思ったのが、故マイケル・ケイメン。『ダイ・ハード1~3』や『リーサル・ウェポン』などのアクション、サスペンスは上手いし、『陽の当たる教室』などの感動系も非常にいい。しかし、スケールの大きな大作となると皆無に近い。力業で押し通すということができないのは、きちんとした音楽教育をうけてきた故の吹っ切れなさなのかも。人間、どんなものにも得手不得手というのがあるんだななどと思った。

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2007年8月14日 (火)

コナン、ホビット

 かつてシュワルツェネッガー主演で『コナン・ザ・グレート』として映画化されたロバート・E・ハワードのコナンが、ミレニアム・フィルムが権利を獲得し、再映画化するらしい。さて、誰がコナンをやるのか。ちなみに、この会社の新作はスタローンの新作『ジョン・ランボー』だったりする。

『ロード・オブ・ザ・リング』の前作にあたる『ホビットの冒険』の映画化は、ピーター・ジャクソンがニューラインシネマとの金銭的な紛争で止まったまま、監督として『スパイダーマン』のサム・ライミの名が上がったりしていたが、トップのボブ・シェイがジャクソンと仲直りして組むという話が雑誌《ヴァラエティ》に出た。本当なら素直に嬉しい。LOTR映画版にはファンからも色々注文があるだろうが、あそこまでの情熱を傾けて作れるのはジャクソン以外にないだろう。例えばルーカスとかスピルバーグがパパッと撮ったのなんて観たくないでしょう?

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ラッシュアワー3

ラッシュアワー3

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@TOWER

 シリーズ第3弾。ハリウッド映画でのジャッキー・チェンは色々な縛りがあって、アクションも冴えがないため、ああまり面白いとは思えない。もちろん年齢からくるキレのなさもあるだろうが、それだけではないはずだ。それでもシリーズ3作まできたのは、バディムーヴィーとしてふたりのキャラがたっているせいだろう。それに敵キャラの魅力もあるだろう。前作はジョン・ローン、チャン・ツィイー、マギーQと香港スターが出ていたが、本作は真田広之が3人目としてクレジットされている。そして、工藤夕貴、マックス・フォン・シドウと続く。ボスは重鎮で押さえてますね。
 音楽はシリーズ通してラロ・シフリン。1作目は久方ぶりに『燃えよドラゴン』っぽい(というかほとんどセルフパロディ)スコアで、メインテーマはシリーズ通して同じ。75歳になったシフリンがハリウッド・スタジオ・シンフォニーを指揮して、時に軽快に、時にサスペンスフルなスコアを提供している。なお、ラストの曲は息子によるメインテーマのテクノミックス。
 ところで、『燃えよドラゴン』のリメイク話が持ち上がっているらしい。音楽どうするの? いや、それより誰が主役するの?

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2007年8月 9日 (木)

D-WAR

DwarD-WAR

■YESASIA
@TOWER

 以前からお伝えしている韓国・アメリカ合作のドラゴン映画のサントラが韓国でリリースされる。音楽は『トランスフォーマー』で過去のRC作品の幻影を聴かせてくれたスティーヴ・ジャブロンスキー。大ヒットしたのにサントラが出ていない(出るという話はあるので、DVD発売時ではないか)のに、大ヒットは望めないこちらが出てしまうというのはサントラ特有の状況である。

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2007年8月 7日 (火)

風とライオン

Windlion風とライオン

@TOWER

 INTRADAの3連続リリースのトリを務めるのが、これ!
 ジョン・ミリアス監督、ショーン・コネリー主演の1975年作品。20世紀初頭のモロッコを舞台に、ルーズベルト大統領(ブライアン・キース)に要求を突きつけるためにアメリカ人未亡人(キャンディス・バーゲン)を誘拐したモロッコ族長ライズリ(コネリー)。アメリカは艦隊を派遣。しかし、モロッコにも色々な勢力があり、様々な思惑がからんで、ライズリと未亡人の関係にも変化が生じていく。男の矜持を見せつけるラストの手紙がいい。そして、黒澤の影響丸出しの戦闘シーンを強烈にサポートしていたのが、ジェリー・ゴールドスミスによるパーカッションと民族楽器を使った音楽だった。とにかく男っぽいメインテーマ、吼えるホーンセクション、唸るパーカッション。それだけでなく、ほのかな愛のテーマ。相変わらずさえ渡るサスペンス描写。文句なく傑作。
 今回のCDでは映画で使用された曲をすべて順番に並べた1枚目に63分収録。従来のサントラ38分をリマスターした2枚目には、さらにソースミュージック(映画のバックで流れた音楽・いわゆる環境音楽)を加えた完全版。ソースミュージックはオーケストレイション担当のアレクサンダー・カレッジ(オリジナルのスタートレックのテーマ音楽の作曲家ね)の手になるもの。
 思い起こせば、サントラを聞き始めたきっかけは、この映画をTVで見て音楽にしびれたこと。そして、ほぼ同時期に映画館で見た『カプリコン1』だった。これでついにふたつとも完全版が聴けるようになった。

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2007年8月 4日 (土)

MEDAL OF HONOR:AIRBORNE

MohonorairMEDAL OF HONOR:AIRBORNE


マイケル・ジアッチーノ - Medal of Honor: Airborne (Original Soundtrack)

■NETTWERK

 XBOX360とPS3用の第2次大戦を舞台にした人気FPSの最新作。11月に日本版も出るようだ。本作の音楽はこのシリーズ初期に担当していたマイケル・ジアッチーノ。最初はスピルバーグが製作にからんでおり、『プライベート・ライアン』を意識したゲームだったため、音楽もジョン・ウィリアムズっぽいものだった。ジアッチーノはその前にも『ジュラシック・パーク』のゲーム音楽も担当しており、ウィリアムズのフォロワーかと思われた。それが今や『レミーのおいしいレストラン』ですよ。『LOST』ですよ。次は新作の『スタートレック』ですよ。そんな期待の彼が久々に古巣に戻ってきた。実際にはこのシリーズの前作であるPS2で出た『メダル・オブ・オナー:ヴァンガード』も担当していたのだが、こっちは使い回し+新作で、iTMSにあるサントラは過去のベスト+新曲1曲だった。題材が同じ落下傘部隊で、新曲1曲は新作にも収録されているので、今度の新作が真打ちということだろう。過去のテーマを織り込みつつ、格段に成長したオーケストレイションで聴かせる。このシリーズ最高作。

追記:iTMSでの販売が開始されたが、マルチプレイヤー用の音楽2曲が追加されている。連合国側と枢軸国側で各30秒くらいだ。

 日本では発売されなかった『メダル・オブ・オナー』の最初の2作のサントラは正規ルートでは手に入れづらく、プレミアがついていたが、ダウンロード販売やCD再発(といっても専門ショップのみの扱い)で手に入れやすくなってよかった。他の作曲家が手がけたこのシリーズの別作品も一般には発売されなかったが、上記サイトと下記iTMSではすべて購入できる。音質はいまいちだが、聴けるだけよしとするか。

マイケル・ジアッチーノ

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300DVD発売

300dvd300

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@TOWER

 つい2ヶ月前に公開されたばかりのスパルタンアクション(?)が9月26日に早くもDVD化。アメリカでもつい先日発売されたばかりなので、日本公開が遅れたことを考えると3ヶ月半後というのは異様に早い。DVD2枚組の特別版のほか、ヘルメット付限定BOX(amazonとHMVのみ)、HD-DVD、BD、UMDの5パターンの発売になる。

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2007年8月 2日 (木)

闇の戦い1:光の六つのしるし

Dark_is_rising_ver2 スーザン・クーパー作の児童文学ファンタジー『闇の戦い1:光の六つのしるし』の映画化。アメリカでは10月に公開、日本では2月公開予定。予告編が配信された。秋からの半年でいったい幾つのファンタジー映画が公開されるんやら。音楽はクリストファー・ベック。

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二つの塔

RequiemREQUIEM FOR A TOWER/CORNER STONE CUES

Corner Stone Cues - Requiem for a Tower

 こんなもんがあったとは迂闊。『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の予告編に使われていた壮大でありながら逼迫した感じの曲が、クリント・マンセルによる『レクイエム・フォー・ドリーム』のサントラをアレンジして録音し直したものというのは知っていたが、それがダウンロード販売のみとはいえアルバムとして存在したとは。タイトルトラックは当然、崩壊した塔の片方と原曲へのオマージュである。この曲は他に『サンシャイン2057』の予告にも使われている。
 他の曲もアクションから人間ドラマまで幅広い映画の予告編に使えそうな曲ばかりで、以前紹介した"E.S.POSTHUMUS"などの「ENIGMA+ハンス・ジマー」っぽい曲が好きならはまるだろう。さらに2枚アルバムがあるので紹介。すべてCORNER STONE CUESというプロジェクトが予告編に使われることをイメージして造った作品。

ElmoroEL MORO/CORNER STONE CUES

Corner Stone Cues - El Morro

 こういった曲の特徴として、既存の映画音楽の影響・イメージがあり、それが馴染み深さにもつながるわけだが、1曲目の"TRIUMPH"なんかはモリコーネの『ミッション』を思わせる。パクリ云々ではなく、聞きやすさやインパクトを考えると宿命ともいえようか。

AirlyndhurstAIR LYNDHURST/CORNER STONE CUES

The Holliston Stops - Corner Stone Cues Presents: "Lyndhurst Rd"
 
 タイトルは有名なロンドンのスタジオである。数々の映画音楽の録音もここで行われている。それもあって、この3枚の中でもっともシンフォニックな正統派のオーケストラ曲が多い。
 で、この3つのアルバム、1曲が2分程度なので、38曲全曲でも76分。1枚のCD-Rに焼けるのだった。

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