12/22/2008

魔神伝

魔神伝(1)

著:来留間慎一 刊:徳間書店

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《少年キャプテン》の復刊コミック。20年以上前に連載され、新書判4冊で出ていたものを2冊にまとめたもの。来留間慎一は石川賢のコミック『魔獣戦線』の主人公から取ったペンネームで、秋恭摩という別名義でも活動していた。今はどうしているのだろうか。
 なんでいきなりこんな古いコミックを取り上げたのかというと、これがメタルとの出会いだったからだ。これを読んだのは連載時。当時学生だった私は映画音楽一辺倒で、その頃からテクノやプログレも聴き始めていた。で、このコミックの1カットに、主人公がJUDAS PRIESTの最新作"TURBO"を持っているところが描かれており、欄外に「前進したね、やった」とのコメントが。どんな音楽かも知らずに貸しレコード屋で借りてみた――というのが恥ずかしいヘヴィメタルとの出会い。もっとも、すぐに理解できたわけではなく、最初はノイズにしか聞こえなかった。だから、この手の音楽をうるさいだけと言う人間の気持ちもわかる。しかし、それは聴こうとしないからであって、理解できれば騒音ではなくなるはずだ。で、ある時、そのノイズの中からメロディが聞き分けられるようになり、その後は当時ブームだったMTVなどを見て新しいバンドを見つけたりしてどっぷり。というわけで、本作には足を向けて寝られないのだった。
 内容はといえば、当時出現した菊地秀行の伝奇バイオレンスにファンタジーと宇宙刑事と異種格闘技戦をミックスしたもの。『バスタード!』辺りと絵柄や趣味がかぶってるし、タイトルの神(神の下に人)という文字を『バスタード!』で使っていたので、どこかでつながっていると思うのだが不明。

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12/07/2008

若いにもほどがある

ROCK'N ROLL CHILDREN/STURM UND DRANG

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 久々に音楽ネタ。
 昨年デビューしたスウェーデンのヘヴィメタルバンドの2nd。そのくせバンド名がドイツ語なのはどうしてだというと、ゲーテの起こした文芸運動の名前を取ったということらしい。スウェーデンというと大ブレイクしたNIGHTWISHを例に挙げるまでもなく、昔から多くのバンドが出ているし、メタルへの偏見が少ない国。それにしてもこれにはまいった。現在、バンドメンバーの年齢が16~17歳! 高校生である。これまでにも20歳くらいのメンバーがいるバンドはあったが、それどころではない。2年前にJUDAS PRIESTのライヴで出会ったふたりが同じ高校の3人を誘って結成。しかも、その時、5人はまともに楽器を演奏できなかったという(^_^;) ホントかよ。しかも、やってる音楽は、若いくせに今流行のエクストリーム系ラウドロックとは正反対の古いメタル――80年代である。EUROPEが一番近い。そこにJUDAS PRIESTやらIRON MAIDENやら正統派メタルのエッセンスを入れた感じ。はっきり言って、「あ、これはあの曲。ここのフレーズはあれ」という感じでルーツが透けて見えるが、単に真似をしているだけではなく、ちゃんと1曲1曲が完成されている。まだまだ発展途上だが、若い勢いと、いかにも「これが好きでやってるんだ」という感じがいい。やっぱり基本はそこだよな。若い者に教えられました。作曲はリーダーでGとVOのアンドレとその父親やスタッフがやっているが、メンバーだけでできるようになればどうなるか。
 ボーナストラックとしてIRON MAIDENの"FEAR OF THE DARK"のカバーを収録。ちなみに1stの日本盤にはボーナストラックとしてウド・ダークシュナイダー参加曲と、JUDAS PRIESTの"BREAKING THE LAW"のカバー収録。若いっていいねというのが素直な感想。

LEARNING TO ROCK/STURM UND DRANG

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 日本盤1st。アンドレ君はなかなかのイケメンです。女の子にももてそう。

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09/29/2008

JUDAS PRIESTライヴ!

 武道館にてJUDAS PRIESTのライヴ。4回目。ロブがいる状態では3回目。前回よりもステージに近く、南東1階3列目。セットリストは珍しい曲もあり、定番のものもあり、新譜からは3曲だけ、しかも、タイトルトラックなしというかなり変則的な選曲。まあ、全部知ってる曲なのでいいんだが。ロブの声は前回以上に出ており、パフォーマンスも前回の冬眠明けのクマのようなものより動いていた(^_^;) しかし、耳が調子悪くなって、甲高い音が突き刺さるようで後半苦しかった。ライヴも行けなくなるかなぁ。

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09/08/2008

アカペラメタル再び

 以前紹介した楽器はドラムだけで他はアカペラでメロディックパワーメタルをやるバンドVAN CANTOが今月23日に新譜"HERO"を出す。とりあえず、新曲のPVがあった。う~ん、前より進化してるな。


Van Canto -- Speed of Light - MyVideo

HERO/VAN CANTO

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 amazonで予約中。しかし、アメリカ盤だ。欧州盤はDVDがついており、PVとメイキングなどが収録されているらしい。

 ところで、新譜は10曲中半分がカバー曲のようだ。Kings Of Metal (Manowar)、Wishmaster (Nightwish)、 Bard's Song In The Forest (Blind Guardian)、Master Of Puppets (Metallica) 、Fear Of The Dark (Iron Maidon)というそうそうたる曲。誰でも知ってる曲の方がアカペラゆえの凄さが理解できるということだろうか。さらにオリジナル曲にハンジィ・キアシュも参加する。おまけにプロデュースはBlind Guardianなどを手がけたチャーリー・バウアーファイント。

追記:こちらで試聴できるようになりました。NIGHTWISHとIRON MAIDENがすげぇ!

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06/17/2008

JUDAS PRIEST新譜

NOSTRADAMUS / JUDAS PRIEST

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 メタルゴッドの新作がノストラダムスを題材にしたメタルオペラであるというアナウンスから1年。3年ぶりの新譜はCD2枚組、100分超という超大作で、予告どおりノストラダムスの生涯を描いた。曲の前に短い前奏があり、前奏9曲+14曲をノンストップ(CD入れ替え省く)で聴くことになる。キーボード(ドン・エイリー)とストリングスが加わっているが、思いの外少ない。それ以外はほとんどが『TURBO』でも使ったシンセザイズドギターなので、オペラチックなジャーマンメタルのように大仰な音ではない。実際、音自体はそれほど変わっていない。久しぶりにアコースティックギターを使ったり、イタリア語で歌ったり、いつものアルバムではできないことを自由にやっている印象がある。元々スピードチューンはあまりないバンドだが、今回はまったくない。ミドルテンポ以下の曲ばかり。ロブのヴォーカルもハイトーンはほとんどなく、中低音域。ロブの神髄はそこにあると思っているので問題なし。やはりコンセプトアルバムということで、1曲1曲取り出して聴くのは難しいが、全体の流れとして非常に練り込まれたアルバムだ。ダレ場がないとは言わないが、こういうアルバムでは仕方ない。後は歌詞を読んでみないと。

 ちなみに上のリンクは25日発売の国内盤だが、私が買ったのは1週間早く発売になったアメリカの限定盤。縦長の書籍タイプで、歌詞が古い聖書のようにレイアウトされている。ディスクは紙のスリットに入っているので、普段聞くには不安も。さらにLP3枚+CD2枚という豪華版もあり、どちらもAMAZONでも扱っている。

Nikolo Kotzev's Nostradamus

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@TOWER

 同じ題材で7年前にロックオペラとしてリリースされた作品。これもCD2枚組で100分近いというところも同じ。バンド編成だけではないところも同じだが、こちらは生のオーケストラ35人を使い、ピアノとキーボード、コーラス隊を使うなど、あくまでも生にこだわる。内容はこちらはノストラダムスの神秘的なところをメインにした物語であり、ファンタジーといってもよい。
 音楽的にはハードロックであり、DEEP PURPLEやRAINBOWがもっとクラシカルになった感じ。複数のシンガーがそれぞれに個人の役割を担っているところはまさにオペラ。そのシンガーが豪華。ゲイリー・ヒューズ、ジョー・リン・ターナー、ヨラン・エドマン、ヨルン・ランデ、ドゥーギー・ホワイトという実力派で声にも特徴のある面々。バックは元EUROPAの面々(ギター以外)である。作者であり、ギタリストであり、企画者でもあるニコロ・コッツェフがもっともマイナーというのが欠点だが、曲は素晴らしいし、長丁場も飽きさせないだけの完成度がある。このメンバーにピンと来たら買っても損はない。

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05/07/2008

ノストラダムス!


Quantcast
 JUDAS PRIESTの新作"NOSTRADAMUS"のタイトルトラック"NOSTRADAMUS"と"VISIONS"が丸々聴ける。公式なので心配無用。前にも書いたが、色々従来になかったことをしているので不安と期待が交錯したが、こいつは「オーケストレイションの加わったペインキラー」である。驚いた。モダンヘヴィネスもエクストリームもここにはない。一気に18年昔に戻ったようなサウンド。いっそ爽快。噂では9月に来日もあり、このアルバム完全再現するらしい。待ち遠しい。たまらん! 久しぶりに血がたぎる。

 4月22日の内容に視聴曲が増えたので追記しております。
 もう1曲の"VISIONS"はJUDAS PRIESTというよりはヴォーカルのロブのソロプロジェクトHALFORDの2ndに近いか。

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05/03/2008

NOSTRADAMUS予約開始

NOSTRADAMUS / JUDAS PRIEST

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 ようやく予約開始。こちらは通常版の輸入盤。CDと通常ブックレットのみ。6月17日発売。

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@TOWER

 こちらは1週間遅れて6月25日に発売の日本盤。輸入盤で言う豪華版に相当するんだろうか。ブックレットの翻訳つきとは書かれているが、その豪華ブックレットはつくのかね?

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04/17/2008

JUDAS PRIEST新譜!

 BILLBOARDの記事によると、メタルゴッドJUDAS PRIEST3年ぶりの最新アルバム"Nostradamus"は6月17日アメリカ発売になる。今回はタイトルどおりにノストラダムスについてのコンセプトアルバムで、CD2枚組。通常のバンドの他にオーケストラとコーラスを取り入れたサウンド。アルバムは通常版の他に、ブックレット付きの豪華版と、LP3枚+CD2枚+ポスターという超豪華版の3種類。ツアーではアルバム完全再現する。曲目はこんな感じだそうで、組曲なのか、シーンタイトルなのか、複雑な構成になっている。ジャーマンメタルっぽい雰囲気もするが、アルバム"TURBO"どころじゃない賛否両論が巻き起こるんじゃないかと、今から期待している。

Dawn of Creation
"PROPHECY"
Awakening
"REVELATIONS"
The Four Horsemen
"WAR"
Sands of Time
"PESTILENCE AND PLAGUE"
"DEATH"
Peace
"CONQUEST"
"LOST LOVE"
"PERSECUTION"
Solitude
"EXILED"
"ALONE"
Shadows In the Flame
"VISIONS"
Hope
"NEW BEGINNINGS"
Calm Before the Storm
"NOSTRADAMUS"
"FUTURE OF MANKIND"

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01/18/2008

NIGHTWISHライヴ

 寒い中、恵比寿まで出かけてLIQUIDROOMでNIGHTWISHのライヴ。これで2回目だが、ヴォーカリストがターヤからアネッテに変わって初のライヴ。ネットに上がっているライヴは音が悪いのだが、ちょっとアネッテに過去の曲が歌えるのだろうかとか心配になる内容もあった。しかし、実際に見てみると、そんな心配は吹き飛んだ。充分高音が出ているし、ステージングも慣れたもの。満員の観客を煽る様子も年の割に妙にかわいい。他のメンバーとの掛け合いもよく、素晴らしいライヴだった。恐らく、来場した観客のほとんどは満足したんじゃないだろうか。早くも次のアルバムと来日に期待が高まった。

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01/13/2008

アカペラメタル

VancantoA STORM TO COME/ VAN CANTO

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 ドイツのメタルバンド――なんだが、メンバー編成が凄い。ヴォーカル5人(男4人、女1人)、ドラマー1人……つまり、ドラム以外はアカペラなのだった。ネットで噂は聞いていたが、あまり見かけないので忘れていたら、HMVにあった。上手い具合にその日はポイント3倍だったので、速攻ゲット。
 聴く前は色物だろうし、メタルになるわきゃないと思っていたんだが、聴いてみると、これもありだし、メタルになってるので驚いた。確かに息は長く続かないので、スピードはそんなに速くないし、ドラムも軽いし、ベースもエレキベースというよりコントラバスな感じだし、ギターに至っては高音は出ない。それでも、もしこれを本来の楽器でやればパワーメタルになるという想像はつく。つまり、曲は歴としたメタルなのだ。いや、おもしろいものを聴いた。なんかクセになる。
 興味を持ったら是非とも公式サイトか、下記のビデオを見てください。

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10/20/2007

BRUTAL LEGEND

 来年、XBOX360とPS3で発売予定のアクションゲームなんだが、コアなヘヴィメタルファンの方がピンと来そうなタイトル。予告の動画だけでもどうぞ。

 ヘヴィメタルのキーワードやヴィジュアルで固められているだけでなく、音楽も当然ヘヴィメタル。主役の声はジャック・ブラック(『スクール・オブ・ロック』『キング・コング』)だが、相棒キル・マスターの声はレミー・キルミスター(MOTERHEADのリーダー)で、他にもロブ・ハルフォード(JUDAS PRIESTのヴォーカル)、ロニー・ジェイムズ・ディオ(DIOのリーダー)などヘヴィメタルの大物総登場の模様。それを示すように公式サイトにアクセスすると、流れてくるのはJUDAS PRIESTの名曲の数々。なんかバカバカしくて燃えそう。

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09/26/2007

DARK PASSION PLAY

NightwishDARK PASSION PLAY / NIGHTWISH

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@TOWER

 NIGHTWISH、待望の6thアルバムがリリースされた。
 このNIGHTWISHはフィンランドのヘヴィメタルバンド。母国ではゴールドディスクを獲るほどのメジャーバンドで、前作はアメリカでも大ヒットしているが、日本ではまだそこまでメジャーになっていない。こういうジャンルに興味のない方も公式サイトで試聴していただきたい。きっとイメージが変わると思う。

 昔から人気バンドのフロントマンであるヴォーカリストを代えるという場合、様々な問題が起こってきた。ほとんどの場合、マイナスにしかならない。偉大なバンドであればあるほどマイナスになる。ヘヴィメタルの代名詞とでもいうべきJUDAS PRIESTとIRON MAIDENの場合もそうだった。ふたつのバンドは新ヴォーカリストにあわせて楽曲を書いた。違いはJUDAS PRIESTの新ヴォーカリストは以前の曲も遜色なく歌いこなせたが、IRON MAIDENの新ヴォーカリストは以前の曲を歌うには苦しかったという点だ。結局どちらもアルバム数枚で元のヴォーカリストが戻ってくるという結果になっている。ファンの反応も怖いが、他のメンバーと新ヴォーカリストとの距離感・疎外感が解消できないなど色々な問題があるわけだ。

 さて、NIGHTWISHの場合も前任ヴォーカリスト、ターヤ・トゥルネンが電撃的に解任された時、これで終わりだという声が少なからずあった。ターヤは音楽大学で専門的にクラシックとオペラの勉強をして、まさにオペラティックな歌い方をヘヴィメタルに持ち込み、母国フィンランドだけでなく世界的に成功したのだから、それに代わるヴォーカリストなどおいそれといないだろうというのが大半の見方だった。NIGHTWISH=オペラメタルという構図で見るなら、確かにその通りかもしれない。しかし、1stアルバムではターヤのヴォーカルはさほどオペラティックではなく、しかも、男性ヴォーカルと半々くらいの割合で分け合っていた。つまり、ナイトウィッシュはオペラメタルを意識して結成されたバンドではないということだ。そして、オペラメタルは4thで究極に行き着き、5thではすでに一部の曲で違うアプローチも取り入れていた。バンド側も意識してその変化をしたとインタビューでも述べており、すでにNIGHTWISH=オペラメタルという図式は当てはまらなくなっている。そこにヴォーカリストの交代。これは完全なるオペラメタルとの決別宣言である。ここに来てオペラメタルを求めるのは間違っている。

 それはともかく、ニューアルバムである。新ヴォーカリストはALYSON AVENUEというポップロックバンドにいたアネット・オルソン。特にクセはなく、北欧のイメージから受けるとおりの伸びやかな声だ。
 1曲目、ささやき声の入る静かなオープニングから、オケとバンドによる強烈なアタックを食らった瞬間、傑作の予感がした。アネットのヴォーカルも高音から中音まで表現力豊かだし、パワーの必要なところは充分に力強い。演奏はいつも以上に気合いが入り、重く、アレンジは複雑。曲調は従来路線もあるが、テクノ路線に足を踏み入れた前作の"WISH I HAD AN ANGEL"のようなアレンジもある。全体的にさらにハードでヘヴィなHMに向かっている。特に5曲目までぎっしりと音の詰まった曲が続くので、聴いている方にも体力を要求するほどだ。12曲目に過去の曲フレーズが出てきたのは意外だった。歌詞については色々な解釈があるだろうから口をつぐむが、色々複雑な感情は読み取れるよなぁ。
 ひとつのバンドのアルバムとしては文句なく素晴らしい。まだ「これがNIGHTWISHだ!」と断言できるほど自分の頭の中で過去を払拭していないが、新生NIGHTWISHとしてはこれ以上ないほどのアルバムだろう。ボーナストラックを入れて14曲80分というヴォリュームは疲れるが(^_^;) とにかく、次作で名実共にバンドの一員となったアネットの作品も聴いてみたい。なんせ、今作ではできあがった曲を歌うだけだったのだから。

 リンクしたアルバムは初回限定でボーナス以外の全曲のインストバージョンを収録した2枚組。ヴォーカルが気に入らなかったら自分で歌ってみなという挑戦かと思ったが、インストだけでも充分聴けるというバンド側の自信もあるのだろう。それくらいアレンジ、オーケストレイションは凝っている。通常版もあるが、インストだけも面白い。

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09/17/2007

ICED EARTH

FRAMING ARMAGEDDON / ICED EARTH

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 アメリカ、フロリダのヘヴィメタルバンドICED EARTHの8作目にして、ヴォーカリストに元JUDAS PRIESTのティム・”リッパー”・オーウェンスが加わっての2作目。サブタイトルは"Something Wicked Pt. 1"ということで、9年前に出た5作目"Something Wicked This Way Comes"からの続き(タイトルは言うまでもなくレイ・ブラッドベリの小説『何かが道をやってくる』)。リーダーであり、バンドの核であるジョン・シェイファーがアメコミのスポーンのファンということで、過去にはそのままジャケットに使用したことがあったが、今作ではそれっぽいキャラになっている。これは5作目のジャケットと同じキャラクターで続編を意識しているが、前の方がイラストが巧いよなぁ。
 前作は南北戦争や第2次大戦といった現実の戦争を題材に、オーケストラを使用したシンフォニックでシリアスなヘヴィメタルだったが、今作は原点に戻ったストレートな音で、ダークでファンタスティックな作風。ここ数作分厚い音だったので、2作目辺りのスラッシュ寄りに戻ったような隙間のある音に近いのはかえって新鮮。リッパーのハイトーンシャウトも健在だが、全体的に中低音に比重が置かれている。曲数が19曲と多いが、1曲目の"OVERTURE"を始め、つなぎ的にインストが6曲入っているのも新しい試み。それというのも本作はコンセプトアルバムなのだ。ストーリーはというと、シェイファーのオリジナル(いや、全然オリジナルじゃないんだけど)。太古の地球にエイリアンが訪れて人類を導き、巨大遺跡を建造させた。そのエイリアンは星間戦争で追われたもので、その後滅ぼされたが、その神秘の教義は今もひっそりと伝えられているとか何とか(ほら、オリジナルじゃないでしょ?)。なぜか、コンセプトアルバムってこういうのが多いのよね。使い古された物語の自分風改変。

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03/20/2007

The Heart of Everything

The Heart of Everything/WITHIN TEMPTATION

amazon 輸入盤

amazon @TOWER 日本盤

 以前紹介したオランダのシンフォニックメタルバンドWITHIN TEMPTATIONの4thアルバム。輸入盤が発売になった。日本盤は来月。傑作3rdアルバムは1年もたってからようやく日本盤が発売されたが、今回は間をおかずの発売で嬉しい。
 シングルカットもされた"WHAT HAVE YOU DONE"は男性ヴォーカリストKEITH CAPUTOとのデュエットで、これまでになくハードな雰囲気だった。それでも、CHARON DEN ADELの美声とバックのオーケストレイションでそれまでの雰囲気も保ちつつということで、よりパワーアップした印象。EVANESCENCEに近いが、こっちの方が古いわけで、あっちが大ヒットするなら、こっちの方がもっと売れてもまったくおかしくない。アルバムを通して聴くと、シングルの印象とは違う印象を受けた。前作と比べると、大仰なまでのシンフォニックなアプローチは抑えめで、よりロック的。一聴して印象に残る曲はあまりないが、アルバムとしてのまとまりはこちらの方が上か。聞き込むと味が出るアルバムだ。
 なお、エンハンスドCD仕様で、ネットにつなぐと、バンドメンバーのメッセージ、フォトギャラリーの閲覧、ライヴが聴ける。さらに、もうすぐサービスが始まるMMORPG、THE CHRONICLES OF SPELLBORNにアルバム1曲目の"THE HOWLING"を提供した関係で、ゲームの予告とゲームCGを使用したこの曲のクリップが見られる。

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05/22/2006

SCAR SYMMETRY

PITCH BLACK PROGRESS / SCAR SYMMETRY

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 久々にはまったヘヴィメタルバンド。今年リリースの2nd。基本はメロデスなのだが、それだけではない複雑な内容。プログレッシヴ・メロディック・ヘヴィメタルと言葉をつなげても言い表せない。ハードロック、正統派メタル、メロデス、プログレ、テクノなどの要素を融合させたといえなくもないが……。まあ、とにかくメタルなのは確かだ(^_^;) 既存バンドではSOILWORKが一番近いが、こちらの方がメロディなどが正統派メタル寄りか。デス声(主にグロウル)ヴォーカルとハードロックでも通じるヴォーカルをひとりで歌い分け、それがどちらも上手いというヴォーカリスト。ヘヴィなリフもメロディアスなソロも弾きこなすギタリスト。効果的に入るキーボード。どれも印象的で、凝ったアレンジで飽きることなく最後まで聴いてしまう。明と暗、軽と重、爽と醜の対比がおもしろい。

SYMMETRIC IN DESIGN / SCAR SYMMETRY

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 こっちが1st。1曲目がのけぞりそうになる軽い音で始まるが、これはサウンドプロダクションがどうこうというよりも、踏み絵みたいなものじゃないのかと感じた。つまり、ただのメロデスじゃないんだよーんという宣言じゃないかと。どちらかというと、この1stの方が音は軽いので聴きやすい。公式サイトで1曲まるまる聴けるので、気になったら聴いてみてください。この曲"REBORN"がツボにはまっての購入決定でした。

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07/15/2005

くじら軒とROB ROCK

KUJIRAくじら軒 新宿店

 先週も来たが、写真を取るのを忘れたので再トライ。前回はバラソバの薄口。今回は塩ラーメン+味付け玉子。スープは同じで、タレに醤油・薄口醤油・塩の3種類が選べるようになっている。デフォルトのトッピングはチャーシュー、ナルト、シナチク、ほうれん草。バラソバはチャーシューではなくて、とろとろのバラ肉が5枚載っている。麺は細くて、少しちぢれている。ここの特徴はスープだろう。見た目あっさりしているが、凄く深い味わいだ。豚骨や鶏、野菜などのダシがしみ出している感じ。飽きずに全部飲んでしまった。口に含むと昆布と恐らく椎茸の香りが残る。薄口醤油と塩を食べたが、どちらも旨い。チャーシューもバラに負けないくらい柔らかく、これなら高いバラソバでなくてもいい。トッピングに加えた味付け玉子は半熟でこれもよかった。確かに、評判なだけはある。

 で、なんでまた行ったのかというと、先週買ったCDに問題があったので、返金してもらったのだ。買ったのはROB ROCKのソロ。IMPELLITERIなどで歌っていたベテランヴォーカリストだ。ROY Zがプロデュース&ギター、ドラムがBOBBY JARZOMBEKとなると興味もわく。で、買って聴いてみると、なんかおかしい。同じ曲が聞こえる。曲の終わりと始まりがオーバーダブになっている。時間が合わない。CDを取り出して見てみると、PROMOである。全10曲の内、最後の曲は未収録。シングルカットの2曲のみ完全収録で、後は編集してある。店に電話してみると、メーカー側のミスで、急いで取り寄せ中。返金するか届いてから交換するかということだったので、1週間たって店に行ったわけだ。しかし、届いていなかったので、返金。まあ、タダでアルバムのエッセンスを聴けたのでソンはなかったわけだが。

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05/18/2005

神は再び降臨した

 JUDAS PRIESTのライヴ。
 夕方に出ようとしたら雨。風も強い。仕方なく、でかい傘を持って外出。水道橋に行き、宮村・中臣両氏と合流し、味 太助 日本橋分店で牛タン。BSEのせいで量が少ないけど、やっぱり旨いよ。ちなみに茅場町などにも味 太助があるが、営業が別で、仙台の味 太助の直系の支点は東京では水道橋だけである。メニューが違うもんね。味が近いのも水道橋。
 その後、武道館まで歩く。周りにはすでにファンがぞろぞろ。即日完売に近い状態だったと聞くので、武道館は満杯である。22曲、2時間少々。メタルの神は本当に再び降臨した。「魂消る」という言葉を初めて実感として抱いたのは、ロブのスクリーム。全身全霊で歌いきったという呆然とした表情。いや、本当にたまげた。リッパーも良かったのだが、まだこの域には達していない。JUDAS PRIESTにはこのレベルを求められるのだ。それがメタルの神を自他共に任ずるバンドの宿命だった。ただ上手いだけ、マネができるだけでは足りないものがあったのだ。今日のライヴは"RE-UNLEASHED IN THE EAST"としてリリースされる予定!
 終演後、新宿まで移動して1時間ほど飲む。磯自慢純米吟醸と小鼓純米吟醸。1合ずつ。終電前に帰宅。

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04/21/2005

KAMELOT & SILENT FORCE

 先月のNIGHTWISHに続いてライヴで、恵比寿に引っ越したLIQUIDROOMへ。
 SILENT FORCEは初来日。元ROYAL HUNTのヴォーカリストDCクーパーのバンド。ROYAL HUNTの時にライヴを観ているが、その時は上手いヴォーカルと妙なケツ振りダンスが印象的だった。今回もちょっと妙だったが、前回ほどじゃない。以前よりパワフルなヴォーカルスタイルでよい。アルバムでも思ったが、飛び抜けた曲がなくて、全体的に手堅くまとめた良作という印象なので、ライヴも同じ感じ。PRIMAL FEARにも同じ印象がある。ドイツの職人が作ったバンドなんだよね。1時間ちょっと。
 KAMELOTは2度目の来日だが、ライヴで観るのはこれが初めて。アルバムは過去3枚がこのところのヘヴィーローテーション。完成度が高い。ヴォーカルのカーンはささやき声からファルセットまでダイナミックレンジの広い歌い方をする。パフォーマンスも感情を込めてかなり大仰。そのせいもあって声がバックに隠れて聞こえないところが結構ある。しかし、ライヴでここまで再現できるとは。『マトリックス・レボリューションズ』のエンディングであるNAVRASで始まり、最初からいきなり派手な曲。そのまま怒濤のノリ、途中バラード、アコギ、ソロを挟みつつ、アンコール2回、計1時間40分ほど。これはあっという間。良いライヴだった。

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03/16/2005

NIGHTWISH

bestnightwishベストウィッシーズ/NIGHTWISH

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 ライヴに行ってきた。久しぶり。ANGRAとNIGHTWISHのカップリングだが、ANGRAは新譜がピンと来なかったので、実はどうでもいい。あくまでもメインはNIGHTWISHである。写真は先月出た来日記念のベストアルバム。といっても、過去4枚のベストで、最新作はレーベルが変わったので未収録。メロディのはっきりしたヘヴィメタルにオペラティックなソプラノヴォーカルを乗せるというアプローチがこれほど完成した形で聴けるのはこのバンドだけだろう。
 さて、ライヴ。DVDでライヴを見ても信じられなかったが、本当にライヴバンドだ。演奏は文句なしで素晴らしい。ヴォーカルのターヤの堂に入ったパフォーマンスや胸元が見える衣装、揺れるノーブラに悩殺される。70分ほどだったろうか。今度は是非ともヘッドライナーとして来て欲しい。
 仕事があまり余裕がないので、結局ANGRAは聴かずに会場を出た。帰りに東急フードショーにあるえんで冷汁を食べ、明石焼きとヘフティのスティックチーズケーキを買って帰る。

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02/23/2005

JUDAS PRIEST新作!

JUDASAngel of Retribution/JUDAS PRIEST

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 ついにロブ・ハルフォードがヴォーカルとして復帰した自他共に認めるメタルゴッドの最新作。日本先行発売! 欧州よりも1週間早く聴ける!!
 前2作ではJUDAS PRIESTの持ち味であるはずのメロディとアグレッションの両立という特色を、メロディを消し去ったことで「らしさ」をなくしてしまったように感じた。前作ではそれを反省したのか、少しメロディを復活させたが、中途半端で、ついにメタルゴッドも堕ちたかとガックリしたものだ。しかし、ロブは復帰した。自らのバンドHALFORDとしてヘヴィメタルの道に戻ってきたロブは元の鞘に収まった(それでも足りないのか、HALFORDも続けるようだが路線は少し違うかもしれない)。
 ネットの試聴で感じたのは過去への回帰だったが、それだけには収まらず、過去2作やロブのソロ作で取り込んだ現代的なヘヴィネスも自由に消化した上で、メロディを溶け込ませている。やはり、メタルゴッドである。転んでもただでは起きない。まあ、これまでも前作を土台にしてさらに変化させることがバンドの方針だったのだから、ある意味当然の帰結なのだが。
 顧みるに、JUDAS PRIESTはヘヴィさよりもメタリックであることに重点を置いてきたように思う。切れ味だ。過去2作はヘヴィではあったが、切れ味がいまいち。今作はヘヴィさもあるが、やはりメタリックである。単に金属的というだけではなく、メロディの中にもギターソロの中にも切れ味のいいキメがある。ヘヴィメタルというのは突き詰めれば格好良さなのだ。ビシッと決まるかどうか。それが戻ったように感じるのが今作である。
 とはいえ、残念なところがないわけではない。後半の曲の並びや、ギターソロのクレジットがないところ、全体的にテンポの遅い曲が多いこと、歌詞がすべて書かれていないのが1曲(しかも、アルバム中一番乗りの良い曲)あること。まあ、これだけのものを作ったんだから、次作はまた変えてくるだろう。このバンドの持ち味は変化なのだから。
 ライヴ、もちろん行きます。ビシッと決めてくれるだろう。

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02/19/2005

KAMELOT

kamelotThe Black Halo / KAMELOT

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 アメリカのメタルバンドKAMELOTの7thアルバム。前作"EPICA"から続く、ファウストをモデルにしたコンセプトアルバムの最終章である。HALOというとXBOXのゲームだが、後光とか栄光のこと。決して丸いロボットではない。
 アメリカのバンドとしては珍しく、シンフォニックでメロディアスな曲を情感たっぷりに歌い上げるのが持ち味。欧州や日本にターゲットをあわせている。今作はブラックメタルのDIMMU BORGIRのヴォーカリスト、シャグラッドが2曲に加わっているせいか、少しヘヴィでダークになっている。せっかくのカーンのヴォーカルが少し奥に引っ込んでいるように聞こえるのはコンセプトアルバムという性格のせいか、それともサウンドプロダクションのミスか、マスタリングのミスか。ちょっともったいない。曲としては前作の方がインパクトがあるが、アルバム全体としての作り込みや完成度はこちらの方が上だろう。こういうアルバムは通して聴かねば意味がない。シャッフルなど以ての外。
 次回作はコンセプトアルバムではなく、通常の構成になるようなので、楽しみだ。その前に4月には来日ライヴが待っている。

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02/04/2005

WITHIN TEMPTATION

WITHINSilent Force/WITHIN TEMPTATION

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 ゴシックメタルと呼ばれるジャンルで今のところ最も完成度が高い作品の1枚ではないか。オランダのバンドWITHIN TEMPTATIONの3rd(多分)アルバム。
 ゴシックメタルとはデスメタルから分派した1ジャンル。デスメタルとは従来のメロディを否定し、攻撃的なギターリフとリズムを主体に、ヴォーカルは咆哮・唸り・吐き捨てスタイルというもの。そこにメロディを入れたものがメロディックデスメタル(メロデス)で、ゴシックメタルはそこに荘厳さを加えたもの――とイメージするとわかりやすいか。具体的にはキーボードの割合が増えたり、女性ヴォーカルで教会のような雰囲気も入れたり、オーケストラやヴァイオリンなどの生音をバックにしたりで、耽美な感じもするのが特徴。ヴォーカルはデス声も入るのが多いが、この3rdではついにオペラ的なソプラノのみになり、すでにデスの面影はない。それどころか、何も知らずに聞くと、「ちょっとハードなサラ・ブライトマン」のアルバムという感じ。ミドルからスローテンポの曲ばかりで、メタルという印象を受けることはないだろう。オーケストラとコーラスがかなりでばってるし(それでもバックはギターとドラムがしっかり仕事してます)。癒し系のコンピレーションに入っていても違和感のない曲も結構ある。女性ヴォーカル好きならマストアイテム。全体の完成度は凄い。
 今のところ日本盤は出ていないので、これはボーナストラックを収録した限定のEU盤。エンハンスドCDで美人ヴォーカリスト、シャロン・デン・アデルのお姿を拝めるヴィデオも収録。

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02/01/2005

音楽の話

 日本酒の趣味嗜好が変わるのと同様に、音楽の趣味嗜好も年齢や経験で変わってくる。というのも、CDを整理しようと聞き返していると、「なんでこんなの持ってんだ?」というくらいひどいアルバムもあるし、「悪くないけど、持ってても聴かないな」というものもあるわけだ。聴き始めた頃は何を聴いてもおもしろいと思ったものが、数をこなしていくと一定のレヴェルを超えたものじゃないと耳が受けつけなくなる。舌が肥えた・耳が肥えたということだろう。それじゃ古いものは全部ダメかといえば、もちろんそんなことはないわけで、今聴いても凄いものも多い。そう思うものの大半はオリジナルだ。JUDAS PRIEST、ASIA、イエロー・マジック・オーケストラ(私の中ではYMOではない)などジャンルを切り開いたものにはやはり強い力がある。
 で、処分するかどうかの判断基準は「この先も聴きたいと思うかどうか」――結局、段ボール半分118枚のCDは処分になった。でも、まだサントラがあるんだよな。

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01/19/2005

神の降臨

AngelOfRetribution ヘヴィメタルの神、JUDAS PRIESTの新譜ジャケット。
 ついに復活である。発売は来月23日(日本先行)だが、今度こそ本当の復活になるだろうと期待。ジャケが"PAINKILLER"を思わせるところも、前2作とは違うしね。来日は5月か? すでに私は燃えている。真夜中だってのに。まさにLIVIN' AFTER MIDNIGHTである。

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