09/10/2009

バルサの食卓

バルサの食卓

著:上橋菜穂子&チーム北海道
刊:新潮文庫

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 料理本でありながらファンタジー。上橋菜穂子の守り人シリーズや『狐笛のかなた』、『獣の奏者』で登場した料理をこちらの世界で再現しようという企画本。作者自身も監修し、コメントもあるので、ただの企画本というわけではない。原作好きにも、この手のファンタジーの世界再現物に興味がある人にもおもしろく読める。さらに料理を担当するのが、映画にもなった『南極料理人』の作者でもある西村淳という点もおもしろい。

 私の『ウェイズ事件簿』も料理が多く出てくるんだが、こういう本が作りたいねえ。その前に続きを何とかしたいんだが……。
 しかし、あそこに出てくる料理を並べると居酒屋になるな。しかも、ちょっと無国籍風。というか、道場六三郎か。実は私の料理の(心の)師匠は道場氏なのだった。実家では手伝いはしていたが料理そのものはしたことがなかった。就職して寮に入った時も夕食を作ってくれる人がいた。それが寮に住むのが私だけという事態になり、ひとり暮らしを余儀なくさせられた。そんな頃に始まったのが、『料理の鉄人』だったのだ。勝ちまくる道場氏を見て、和食に目覚めた私は、あの番組で料理の基本をマスターしたようなもの。道場氏の料理本も買い、今もその本は手元にある。というわけで、ウェイズの料理のうち、幾つかは道場氏の料理で再現できるのだった。

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07/01/2009

軌道エレベーター

軌道エレベーター

 刊:早川書房
 著:石原藤夫、金子隆一

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 裳華房のポピュラーサイエンスシリーズで出ていた名著が文庫化。今でこそ、軌道エレベーターや宇宙エレベーターの本は幾つか出ているが、当時は日本語で読めるものはこれしかなかった。私も『セルス騒乱記』を書いた時にお世話になりました。AMAZONでは旧版がプレミア価格に。今回の文庫化では宇宙エレベーター協会会長・大野氏と金子氏の対談を追加収録した増補版。

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04/08/2009

マイケル・クライトンの遺作出版へ

 [ニューヨーク 6日 ロイター] 「ジュラシック・パーク」などのベストセラーで知られ、昨年11月にがんで亡くなった米作家の故マイケル・クライトンの遺作2点が出版されることになった。出版社が6日、明らかにした。
 それによると、1作は「Pirate Latitudes(原題)」という題名で、1665年のジャマイカを舞台にした冒険物語。クライトンの死後に、遺されたファイルから見つかったもので、今年11月に出版される予定。

 また、もう1作はクライトンが遺したメモを元に書き上げられる計画で、内容は科学技術がテーマのスリラー。著者やタイトルは今後決められ、出版予定は2010年後半だという。


 なるほど、PC時代になって遺稿の発見が簡単になったってことか。日本じゃ松本清張が朝日新聞勤務時代に書いた短編取材ノートが今頃見つかったとか。しかも、会社の机に残していたのを同僚が保管していたらしい。

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11/07/2008

純潔のマリア

good!アフタヌーン

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 本日発売の講談社の新雑誌《good!アフタヌーン》についてくるフィギュア。『もやしもん』でブレイクした石川雅之の新連載『純潔のマリア』の主人公である。かもしもいいんだけど、その前の歴史物とか好きだったので期待していたら、真剣な歴史物というわけではなく、かなりファンタジーの入ったギャグだった(^_^;) いや、女性陣は農大と同じでちょっとエロいので文句はありません。フィギュアの出来は680円の雑誌のオマケとは思えません。コートの着脱もできるし。同じ海洋堂のリボルテックフロイラインで長谷川遥が出たんだが、この顔がいまいちだったので、こっちでよしとしよう。顔を直すテクニックがあればいいんだが。
Maria_2フロイライン リボルテック 011 長谷川 遥

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09/01/2008

定本 啓蒙かまぼこ新聞

Kamaboko定本 啓蒙かまぼこ新聞

著:中島らも 刊:新潮社

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 書店で幻狼ファンタジアノベルスを探し、それから平積みの新刊を見ていたら、いつの間にか手に取っていた。この本の前の『ネリモノ広告大全』2冊もあるはずだし、『啓蒙かまぼこ新聞』もあったはずなのだが、もはや条件反射であるとしかいいようがない。気がついたら読み始めていた。やっぱり楽しい。
『徴笑家族』(微ではない)の連載がプガジャで始まったのが83年6月。その年に大学に入り、大阪に通い始めたので、もちろんプガジャを買い、第1回から読んでいる。ほとんどこの広告のために買ったり立ち読みしたりしていたような――いや、映画の上映も調べてましたすみません――ものだ。

 すでに四周忌――ジェリー・ゴールドスミスが亡くなった4日後だったのであの時の衝撃は計り知れない。合掌。

 ああ、でも、カネテツのかまぼこ、食ってないなぁ。

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07/04/2008

大元帥追悼

Daigensui風前の灯!冥王星ドーム都市

著:野田昌宏 刊:東京創元社

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 25年前、早川書房の《キャプテン・フューチャー・ハンドブック》に収録されたきりだった大元帥独自の公式長編が、キャプテン・フューチャー全集の別巻としてついに書籍化された。しかし、大元帥は刷り上がりを目にすることなく、星の彼方に旅立たれた。今頃、大冒険の最中だろうと、カバー折り返しのイラストを見てうらやましくさえ感じてしまう。そう、この本には鶴田謙二のイラストが13点+カラー2点もあるのだ。しかも、ちょっとえっちいのも(^o^)
 というわけなので、ファンの皆さんはなんとしてでも買うように。

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06/27/2008

大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル

大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル

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 いつも科学少年(元)の心をくすぐってくれる大人の科学マガジン、7月末刊行の特別編集版は、アナログシンセつき! 以前のテルミンminiともつなげられる! くわしくはこちらをご覧ください。

KORG DS-10

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 NINTENDO DS用のアナログシンセもAMAZON限定発売ということもあって色々と話題になってます。

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06/04/2008

深海のYrr

Yrr深海のYrr

著:フランク・シェッツィング
訳:北川和代
刊:早川書房

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 ドイツでベストセラーになった小説。3巻で1600ページの大作。ハヤカワ文庫ノベルズからの刊行だが、これはSF文庫で出すべき内容。
 クジラが人を襲ったり、ロブスターから殺人ウィルスが出たりと、各地で異常な現象が起こる。それは地球規模の大異変の始まりだった。事件に関わった様々な人々がからみあい、やがてひとつに結びついて事件の真相に迫っていく。そして、たどり着いた驚愕の真相。その解決法とは?
 序盤が少しもたつくのは、登場人物それぞれのバックボーンや描写を丁寧にやりすぎたからだが、事件が拡大し始めるとおもしろくなっていく。中盤のディザスターシーンの描写は大迫力だし、その後はハードSFになっていく。終盤少し強引だが一気にクライマックスまで読ませる。真相がありがちで安易な設定にしなかったのはよかったし、解決法もいい。しかし、ハリウッドで映画化すると、全部おもしろくない方にいってしまうんじゃないかと。特に悪役は元々ハリウッド的で違和感あるので、ますますダメになりそう。色々話題のあの人がやったらはまりそうだと思うが、言うとネタバレになるので自主規制。

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04/26/2008

図説銃器用語事典

図説銃器用語事典

著:小林宏明 刊:早川書房

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 ミステリー翻訳家で、銃器の著書も多数ある著者が事典を書いたというので買ってみた。図説というとおり、見開きのなかに最低1点は写真かイラストがある。親切なのは見出しになっている単語は青色になっており、参照しやすいこと。同じ見出し項目について、基本的な事柄と、少し踏み込んだ記述の2段階構成になっている部分があり、読み物としてもおもしろい。3800円(税抜き)と少し値は張るが、銃器には詳しくないが興味がある・作中に出したいという人(どんな人だ?)から、少し詳しく知りたいという人、知っているが最近ど忘れが多くてという人にお勧め。

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03/28/2008

超肉画集

Choniku超肉画集 新月

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 なんか、タイトルだけ見ると、ムキムキのお兄さんがポーズとっていそうだが、そうじゃなくて『魔界戦記ディスガイア』シリーズでお世話になっているイラストレーター超肉さんの画集。確か、山本ケイジ名義で『半月』という画集が出ているが、超肉名義では初めて? 『ディスガイア』の前作までのカラーやモノクロが全部収録。ミニキャラまで入ってますので、ファンの方はどうぞ。表紙の気合いの入り方に感動した。

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