11/12/2008

インギー新譜

PERPETUAL FLAME/YNGWIE MALMSTEEN

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@TOWER

 元祖早弾きギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンの3年ぶりの新譜。ここ数作は音楽的にも以前のような華がなく、おもしろくなかったのだが、今作はヴォーカリストが元JUDAS PRIEST~元ICED EARTHのティム”リッパー”オーウェンズに交代したというので興味があった。聴いてみると、少し以前に戻ったなと言う感じ。相変わらずのオレ様全開のソロプレイに、リッパーのハイトーンヴォーカルが乗っかるわけだが、音が悪いのも相変わらず。最初を聴いた段階で「え?」というこもった音で、広がりが全くない。ミキシングにロイZが加わっているというのになんだこれは。少しはマシになるかと期待したのに。それほど音質を気にしない俺がそう感じたんだから、気になる人は聴けたものじゃないんじゃないか。相変わらずといえば、ジャケットデザインのセンスは……何も言うまい。まあ、ダイエットしたのか以前よりも少しスマートになったようだが。あまり高いところを求めなければ及第点。
 ちなみに、日本盤にはDVD付きSHM-CDも出ている。

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11/03/2008

進捗:著者校終了

『ソードジャンカー』2巻の著者校が終わり、3巻の修正を少し加える。2巻は3ページ増。総ページ数はえーと、344?
 とりあえず、こっちは一段落したのだが、残りは企画の返事待ちと、もうひとつの企画を練ること。やることはあるんだが、精神的に余裕がないのもあって考えがまとまらない。非常にマズいのだが、こればかりは焦ってもいい考えが出るわけでもなく……。サラ・ブライトマンの新譜でも聴いて心を落ち着けよう。うわ、クリスマスソング集だ。気分はもう師走! ますます焦ってきてしまったではないか!

冬のシンフォニー

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 今年出たばかりの前作と対をなすようなアルバム。さしずめブラック・サラとホワイト・サラ? きよしこの夜やアヴェ・マリア(バッハ)、アメージング・グレイスなどに加えて、ABBAのARRIVALや新しいアヴェ・マリア、ジョン&ヨーコのハッピークリスマスなど。日本盤は海外の限定版と同じ3曲が追加されている。さらに2曲増えてDVD同梱の限定版も遅れて発売。

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08/27/2008

SPACE INVADERS GET EVEN

 Wiiでオリジナルゲームのダウンロード販売をしているWiiウェアで、つい先日から販売開始になったゲーム。スペースインベーダー30周年記念としてリメイクされたPSPとDSに続いて、Wiiであるが、これが逆襲なもんで、プレーヤーは侵略者。UFOを操作して地球を攻撃する。円盤の周りに100匹のインベーダー(あの形だよ)をまとわりつかせて、そいつらを発射して攻撃するというふざけたスタイル。しかし、さすがはTAITO。馬鹿にできない難易度である。公式サイトを見ると、無駄にカッコウイイ音楽も聴ける。

00000逆襲のスペースインベーダー

ZUNTATA - SPACE INVADERS GET EVEN ~逆襲のスペースインベーダー~ オリジナルサウンドトラック

 サントラはiTUNES限定で発売中。日本でもこういう形態が増えてきたなぁ。音楽はTAITOの音楽集団ZUNTATA。『ダライアス』とか懐かしく感じる人にはツボだろう。打ち込みによる壮大な音楽に、テクノの香り。無駄に豪華なのがいい。

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08/08/2008

KORG DS-10

KORG DS-10

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 AMAZON限定発売。これをDSに射し込むだけで2台のアナログシンセシミュレーターとドラムマシン、6トラック/16ステップのシーケンサー、3種類のサウンド・エフェクトを搭載したマシンに早変わり。しかも、ワイヤレス通信で最大8台による同時プレイも楽しめる。
 なんか曲っぽいものを作ってアップしようかと思ったのだが、そこまで使ってる時間がなかった。

サクっと遊べる KORG DS-10 KORG DS-10公式ガイド

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 DS-10の公式サイトを作成した作曲家・音楽ライターの小谷野謙一によるガイドブック。基本から音に表現をつける方法まで、取説ではわかりにくいところを詳しく解説してくれるのは嬉しい。取説よりも読みやすいし。

TANSU MATRIX

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 YMOのプログラマーとして有名な松武秀樹のLOGIC SYSTEM、久々のニューアルバム。YMO全盛期のアナログシンセに加えて、上記のDS-10、カオシレター、ヴォーカロイドなども使用して、懐かしくも新しいテクノポップを作り出している。坂本龍一の『千のナイフ』や『YMCA』のカバーも収録。同時に東芝EMI時代の3枚のアルバムも復刻。

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06/27/2008

大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル

大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル

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 いつも科学少年(元)の心をくすぐってくれる大人の科学マガジン、7月末刊行の特別編集版は、アナログシンセつき! 以前のテルミンminiともつなげられる! くわしくはこちらをご覧ください。

KORG DS-10

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 NINTENDO DS用のアナログシンセもAMAZON限定発売ということもあって色々と話題になってます。

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06/16/2008

JOURNEY新譜

REVELATION / JOURNEY

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 再結成したかと思えば、要のヴォーカリストであるスティーヴ・ペリーが脱退したり、アルバムセールスが伸び悩んだりと、ごたごたしながら活動していたが、今作はギタリストのニール・ショーン、キーボーディストのジョナサン・ケイン、ベーシストのロス・ヴァロリーという黄金期の3人が復帰(ドラムは頻繁に変わってるが、2作前からディーン・カストロノヴォ)し、ヴォーカリストとしてフィリピン人アーネル・ピナダを大抜擢しての起死回生のアルバム。なんと、ピネダの起用はYOUTUBEにアップしていたカバーバンドのパフォーマンスをニール・ショーンが見て声をかけたという。まさにドリーム・カムズ・トゥルーを絵に描いたストーリー。フィリピンではそこそこ名のあるヴォーカリストらしいが、当然国外では無名。
 今作は2枚組で、1枚目がオリジナル、2枚目は過去の名作をリメイクしているのだが、この声がスティーヴ・ペリーにそっくり。1曲目で「おおっ?」と思った。少し太いが、ぱっと聴けばわからない。ここ数作は試聴しただけでスルーしていたが、今作は素晴らしい。曲作りにはピネダは参加しておらず、ニール・ショーンとジョナサン・ケインのふたりあるいは単独がほとんど。前ヴォーカリストであるスティーヴ・オージェリー参加が1曲。そのためもあって原点に返って全盛期のような曲が並ぶ。JOURNEYと聞いて思い浮かべるようなメロディーと音が、スティーヴ・ペリーのような声で歌われるのはファンには文句ないはず。ピネダの声質も似ているが、それ以上に歌い回しというか癖のようなものが似ている。これが一番大きい。これまでにもスティーヴ・ペリーそっくりと言われたヴォーカリストはケヴィン・チャルファントなど複数いたが、声質は似ていても歌い回しには違いがあった。それがピネダにはあまりない。2枚目のリメイクを聴けばそれがよく感じられる。スティーヴ・ペリー自身も再結成後に少し声に力強さが出ていたので、その分近くなっているのも大きい。過去のJOURNEYが好きなら買って損はない。
 映画『ロック・スター』にもなったJUDAS PRIESTにおけるリッパー・オーウェンズのようなことにならないように祈る。彼も過去作をほぼ完璧に歌いこなしていたが、結局2作で終わってしまった。人気のあるバンドの顔の後釜は難しいのだ。
 なお、今のところ日本盤のアナウンスはないようだ。

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04/15/2008

PHOENIX

Asia3PHOENIX / ASIA

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@TOWER

 1stと2ndから数えて、実に25年ぶりになるオリジナルメンバーによる新作。結成当時はYESとELPというプログレバンドの4人が集まったスーパーグループなのに、なぜかハードポップバンドであったという意外性と曲の素晴らしさもあって大ヒットしたものだ。しかし、3rdでギターのスティーヴ・ハウが脱退し、その後はメインソングライターでありキーボードのジェフ・ダウンズの個人プロジェクトのようになってしまっていた。数年前に再結成コンサートはあったが、本当にスタジオアルバムが出る日が来るとは。
 今回の作曲は4人共作が1曲、ウェットン/ダウンズが7曲、ハウが2曲、ウェットンが1曲の他、カバーが1曲。そのカバーというのが、昔紹介した映画音楽予告編プロジェクトGROBUSのアルバム"EPICON"からという意外な選択。その1曲をのぞけばかつてと同じメンバー。ジャケットアートもロジャー・ディーンのアジアっぽい新作イラスト(松の上に始祖鳥?)。舞台は整った。肝心の中身はというと、2ndの雰囲気が一番近いか。もう1曲目から懐かしさ爆発の音。ヴォーカルもギターもドラムもキーボードも当時の音かと錯覚するほど。もちろん、それだけではなく、ちょっとプログレっぽい曲や産業ロック的な軽快な曲もあり、予想したよりも遙かにレベルが高い。2ndの次にこれを聴いても違和感がないほどだ。だいたい再結成バンドってのは9割方ノスタルジー以上のものが出てこない中、これだけのものができあがったのは奇跡的ではないか。ただ、中盤以降が似たような雰囲気の曲が多くて、メリハリがないのが残念。前半は2ndの雰囲気で、後半はおとなしいAORというイメージ。GROBUSのカバーはここに入っているので違和感はないが、従来のASIAのイメージではない。それにしてもメンバー写真を見ると愕然とするが、それでもウェットンの声は艶があるし、ハウのギターもここぞというところでは弾いている。パーマーのドラムは……相変わらずだな(^_^;)

 なお、UK限定版と4月23日発売の日本版はボーナストラックが違う。どちらも収録曲のアコースティックヴァージョンなんだが。

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03/22/2008

メタルの神きたる

Robcd 13日朝、メールを見ると英語のメールが届いていた。スパムフィルターから漏れたメールかと思った。なんせ、1日に届く英語スパムは60件前後あるので、中にはくぐり抜けるものもある。が、目を通す気になったのは、件名が"2nd Notice Halford Music"だったからだ。2回目の注意。しかも、ハルフォードである。ロブである。JUDAS PRIESTのヴォーカリスト、ロブ・ハルフォードである。メタルファンならその名前に反応するなという方が無理だ。中身はというと、「下に前に送ったメールがある。サインCD+DVDを送りたいので、住所を確認させてくれ」とある。え? 下のメールには「おめでとう! サイン入りCD+DVDが当たった20人のうちのひとりです。バンドメンバー5人のサイン獲得に成功しました。賞品を送るので住所を確認させてくれ」とある。確かに当たらないだろうなと思いつつ、公式サイトで応募した覚えはある。しかし、相手はワールドワイドな人気のある存在のベスト盤。しかもサイン入り。当たるわけはない。しかし……。
 フィッシングの疑いを捨てきれず、メールの返信ではなく、公式サイトから問い合わせをすると、どうやら本当らしい。確認のために向こうから住所を送ってもらって、それを確認。というわけで、今日、それが届いた。メンバーのサイン入りジャケットがこれだ。
 中央にロブ・ハルフォード、左上がベースのマイク・デイヴィス、右上がベースのレイ・リーンドウ、左下がドラムのボビー・ジャーゾンベク、右下がギターのメタル・マイク・クラシアク。ベースが2人いるのは新録のために入れ替わったから。ギターとプロデューサーのロイ・Zがあれば完璧なんだが。

 禍福はあざなえる縄のごとしというが、これが当たったからPCがいかれたのか?

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03/14/2008

DSで音楽

KORG DS-10

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 友人の日記でネタになっていたので。コルグの往年のアナログシンセMS-10をなんとDSで復刻。正確には違うんだが。AMAZON限定発売で7月24日。値段が4800円というのは素晴らしい。詳細はメーカーであるAQインタラクティブの公式サイトまで。AQインタラクティブってのは元スクウェアの坂口氏なんかが共同で設立したゲームソフト会社。
 DS-10はこんな感じ。

 似たような商品として、コルグが昨年発売して、現在品薄状態というKAOSSILATORは実売2万円程度。そして、YAMAHAが発売予定のTENORI-ONはまだ詳細が出ていない。
 カオシレーターはこんな感じ。

 この3つに共通しているのは、タッチパッドを指で押したり滑らしたりして音程や音量、音色を調節する点。TENORI-ONが一番初心者向けというか、遊び感覚で使えそう。基本的にはループを作って、音を加えていって音楽を作る装置。楽器ができない私としてはどれも惹かれる。

追記:TENORI-ONは海外ではすでに発売中で、日本円にすると12万程度の代物だそうです。素人向けじゃないな……。

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03/10/2008

エイジア新譜

PHOENIX / ASIA

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 エイジアというと懐かしさ爆発のスーパーユニット。高校時代に大ヒットしたデビューアルバムがロックへの入口だった。だが、大学時代に出た2枚のアルバムはともかくとして、メンバーが抜けて元バグルズのジェフ・ダウンズがコントロールするようになって以降は別バンドになってしまった。というよりも、まだ活動してたのかというレベル。それがオリジナルメンバーで新作が出る。3作目ですでにギターが交代していたので、このメンバーでのアルバムは3枚目ということになる。リンク先はアメリカ盤で4月15日だが、4月23日には日本盤も出る。5月には来日コンサートもあるようだ。コンサートはともかく、アルバムは聴いてみよう。
 ちなみにジャケットアートはロジャー・ディーン。でも、タイトルのフェニックスはともかくとして、これ、始祖鳥なんだけど。

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02/27/2008

サラ・ブライトマン新譜

SarahSYMPHONY / SARAH BRIGHTMAN

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@TOWER

『ファイナル・ファンタジー』かなんかのグラフィックですかというジャケットだが、ポケモンの映画主題歌『ビー・ウィズ・ユー』まで担当した歌姫サラ・ブライトマンの久しぶりのアルバム。日本盤が発売された。輸入盤はすでに1月末に出ているが、日本盤にはボーナストラックとして『禁じられた色彩』が収録されているので、こちらを買った。言うまでもなく『戦場のメリークリスマス』のメロディに歌詞をつけて坂本龍一とデイヴィッド・シルヴィアンが歌った曲だ。『ビー・ウィズ・ユー』は新バージョンで、KISSのポール・スタンレーとのデュエット。大阪国際陸上の開会式で歌った『ランニングも収録。リサ・ジェラードのソロアルバムからの曲や、マーラーの交響曲第5番なども取り込んで全14曲。バックのオケはロンドン交響楽団。
 1曲目のインストから続く2曲目はNIGHTWISHかWITHIN TEMPTATIONSかという北欧系ゴシックメタルっぽい曲。さすがにメタルではないが、ジャケットのイメージもあわせてかなり近い。ここしばらく、シンセの打ち込みなども多かったが、今作は生の演奏にこだわって、バンドサウンドもライヴ感があり、これまでのアルバムと比べるとライヴの雰囲気がある。曲のバラエティの豊かさは相変わらずで、逆にまとまりがないという印象も。それを強引にまとめているのは、この貫禄たっぷりの歌声だ。

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12/12/2007

新しい自転車

Tablatura新しい自転車

@TOWER

 クイーンの名曲『バイシクル・レース』ではない。リュート奏者つのだたかしがリーダーを務める古楽器バンドタブラトゥーラの8作目にして5年ぶりの新譜。最近では岡田准一主演の『花よりもなほ』の音楽を担当していた。その前の2枚はTELDECから全世界リリースされていたのだが、今作は自主レーベルから。おかげでamazonなどの通販では手に入らなくなってしまった。しかも、タワレコとHMVの実店舗に行ったのに入荷していなかったので、公式サイトから購入する羽目に。その後、@タワーでも取り扱いが始まったが、あまり迅速な対応は期待できそうもない。
 コンサートも4回足を運んでいる。ファンタジーにつきもののリュートなどの古楽器の演奏が至近距離で見られるので、とても参考になるというだけでなく、単純にその音楽が楽しいし、ノイズ(”さわり”という)のある古楽器の音色が好きなのだ。”さわり”というのは楽器その物の造りが完成されていないために響きが濁っているものだけでなく、例えばパーカッションや指で弾いて音を出す指ピアノに金属の輪をつけたりして、本来の音以外の音が出るようにしたものもいう。西洋の楽器はいかに”さわり”をなくして純粋に楽器の音を綺麗にするかに腐心してきた歴史があり、それはそれでいいのだが、原点である古楽器の音色にはそれとは違う魅力がある。タブラトゥーラで演奏される楽器は、リュート、ラウタ、ウード、フィドル、ショーム、ダルシマー、リコーダーなど昔のものもあれば、現代のものもある。
 音楽は中世の吟遊詩人の曲を再現したようなものから、オリジナルまで幅広い。特に今作はここ数年のコンサートでレギュラーになっている曲が多いため、心待ちにしていた。踊りたくなるような元気な曲からしっとりとしたバラッドまで相変わらずバラエティに富んでいる。4曲はイギリスのトラッドで、残りはメンバーのオリジナル。ゲストとしてコンサートでも歌っているメゾソプラノ波多野睦美が4曲で参加している。
 公式サイトで過去の作品から何曲か試聴できるので、興味があったら是非。

 ところで、リーダーのつのだたかしは漫画家つのだじろう(『恐怖新聞』など)の弟であり、ドラマー・作曲家つのだ☆ひろ(『メリージェーン』など)の兄に当たる。いやあ、凄い濃い兄弟ですなぁ。

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08/07/2007

なんだかねえ

 米米クラブが10年ぶりのオリジナルアルバムを9月5日にリリースするそうだ。ずいぶん昔(デビュー時か)に聴いていたが、問題はそんなことではない。ソニーミュージックのリリースによると、「更に指定アドレスへアクセス後、購入者のみがアルバム未収録の新曲を課金ダウンロード出来る、コネクテッド仕様による世界初企画付。」だそうだ。日本のアーティストのCDが高いのは常識だ。だいたいが3000円(税抜)以上。アメリカのCDは現地では2000円以下。輸入盤ショップで2200円程度。この上に課金して曲を売るということだ。おまけでもなんでもない。しかも、ダウンロードできるのは年内だけだという。つまり、金を出してCDを買うファンから、さらに金をむしり取るというシステムを作り出したということだ。つまり、取れるところから取る。CDが売れなくなった理由をどう考えているんだろうか、ソニーは。

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07/09/2007

泡泡

Plasticageラジオスターの悲劇

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@TOWER

 泡の出るチューハイAWA'S(アワーズ)のCMで流れているのが、このアルバム収録の、というよりも、カバーされたりしてあまりにも有名な『ラジオスターの悲劇』である。CMを初めて見た時、私は激怒した。「あーわ、あーわ」しかあってねぇじゃねえかよっ! ビデオもラジオも関係ない。だったらアレンジしろ!
 いや、この曲は高校受験期の思い出の曲なのだ。1979年当時と言えばYMOに始まったテクノポップ全盛期。そんな中で最も気に入ったのがこの曲だった。1980年2月に京都に滑り止めの高校受験に行った時、京都タワーの下にあるデパートで、このLPを買った。実家周辺にはEPしかなかったのだ(もちろんそれは買った)。高いし苦労して手に入れただけに愛着は何よりも強く、もちろんCDも買い直している。内容も星新一の『ボッコちゃん』のような"I LOVE YOU(MISS ROBOT)"や鉄腕アトムをモチーフにした"ASTROBOY(AND THE PROLES ON PARADE)"などSF色・未来色が強いのも趣味にあった。時代の最先端とポップ性の融合は奇跡的といってもいい。その証拠に、メンバーふたりのうち、ジェフリー・ダウンズがASIAに参加するために抜けて、トレヴァ・ホーンだけで作った2作目は時代の最先端ではあるがポップさはなくなってしまった(それはそれで面白いのだが)。もちろん、その間にYESに参加して、ひどい目に遭ったことも無関係ではないだろうが。また、プログレの大物3人を集めたASIAが意外にもポップさを売り物にした原因のひとつはこのダウンズだろう。
 映画音楽ファンとしては、ここにスタッフとして加わっていたハンス・ジマーが今や『パイレーツ・オブ・カリビアン』など、ハリウッドの超売れっ子作曲家になっていたりするのも面白い。師匠格のトレヴァー・ホーンとはロビン・ウィリアムズ主演の『トイズ』で組んでいる。

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07/03/2007

クラウス・テンシュテットのヴァグナー

KLAUS TENNSTEDT:WAGNER Orchestral Highlights

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@TOWER

 故クラウス・テンシュテットは2度来日している。このところのブームで、当時のライヴCDがリリースされているが、これはまだCD化されていない。かつてLDでリリースされており、NHKでも完全な形ではないが何度か放映されている。それがようやくDVD化された。
 1988年10月18日 東京 サントリー・ホールでのライヴ
 曲目は下記の通り。
「タンホイザー」序曲~ヴェヌスベルクの音楽(バッカナール)
「リエンツィ」序曲
「神々のたそがれ」“夜明けとジークフリートのラインへの旅”~“ジークフリートの葬送行進曲”
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
「ワルキューレ」“ワルキューレの騎行”

指揮:クラウス・テンシュテット
演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

 画面には映っていないが、この会場に私はいた。当時、就職したてで、仙台に赴任していたが、この年はこのコンサートのために上京している(他に2回くらい上京したか)。ネットもまだ存在していなかったし、パソコン通信がようやく始まったという時期。まだデビュー前で、仕事に追われながら最初の本をどうやって書こうかと考えていた頃である。クラシックの情報誌なども読んでいなかったため、この時のテンシュテットがどういう状態だったかも知らなかった。咽頭癌との戦いで、来日できるかどうか危ぶまれていたのだ。それでこの熱演。指揮前と後で、これほど髪型と表情が変わる指揮者も今は絶滅寸前ではないか。そして、葬送行進曲の途中で譜面代がガタンと落ちるというアクシデントにもたいして反応せずに指揮棒を振り続けるテンシュテットを見て没入という言葉の意味を知った。

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06/26/2007

伊福部昭の芸術9 祭

伊福部昭の芸術9 祭 伊福部昭音楽祭ライヴ

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@TOWER

 つい3ヶ月前に行われた伊福部昭1周忌追悼コンサートを収録した2枚組。完全収録ではないようだ。総監修は伊福部昭の愛弟子でもある和田薫。これは行けなかったので、買わねばなるまい。
 指揮:本名徹次 日本フィルハーモニー交響楽団
 2007年3月4日 サントリーホール
 収録曲は下記のとおり。

 SF交響ファンタジー第1番
 銀嶺の果て
 座頭市物語
 ビルマの竪琴(新編纂)
 「わんぱく王子の大蛇退治」より“アメノウズメの舞”
 オーケストラのための 特撮大行進曲 (新編纂)
 管絃楽のための「日本組曲」
 シンフォニア・タプカーラ

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06/11/2007

映画予告編音楽集

 映画音楽(特にスコア)ファンというのはそれほど多くはないが、さらにピンポイントなのが映画の予告編に使われた音楽のファン。しかし、意外なことに、それも特に映画音楽ファンじゃない方から「~の映画の予告で流れた音楽が欲しい」という問い合わせがくる。それも少なくない。思うに、それだけインパクトのある使い方をされているのだろう。
 映画の予告編に使われる音楽というのは、実際にその映画で使われる音楽ではない場合がほとんどだ。予告編は別の会社が専門的に製作しており、その段階では音楽はまだ完成していないからだ。まれに、先にイメージ音楽を録音する場合もあるが、それはあくまでも少数。だから、別の映画のサントラや既製曲をイメージに合わせて載せるのが一般的。その次に予告編専用のライブラリー音源を使用する場合が多い。
 というわけで、「あ、格好いいな」と思っても、その曲は実際に何だったのかわからない。わかっても、別の映画でサントラに入っている場合はいいが、サントラが出ていない場合もあるし、予告編のためのライブラリーなら一般人には手に入らない。が、中には手に入る時もある。というわけで、予告編関係のアルバムをご紹介。まあ、予告に使われるようなヴォーカル曲にはあまり興味がないので、インストが中心になるが……。
 ついでにiTMSのリンクの張り方がわかったので試しておく。いわずもがなだが、iTMSとはapple社が提供する音楽ダウンロードの世界的最大手。iPodがあると簡単に持ち歩けるが、なくてもCD-Rに焼ける。iTunesがインストールされていればアイコンをクリックすると起動するはず。試聴も出来るので便利ではある。音質は今一歩だが。

EsposthumusUNEARTHED/E.S.POSTHUMUS

CD BABY

 予告編とは本来何の関係もないインディーズのプロジェクトだが、ここから数多くの予告編音楽が生まれた。ティム・バートン版『猿の惑星』に"POMPEII"と"MENOUTHIS" 、『マイノリティー・レポート』に"TIKAL"、『マトリックス・リローデッド』の日本版予告に"EBLA"、『スパイダーマン』に"POMPEII"、『トゥームレイダー2』に"MENOUTHIS"、『XXX』に"HARAPPA"などが使われている。エニグマとかがジャンル的には近いと思う。アルバムタイトルどおりに曲タイトルが遺跡になっているのが面白い。

ArsarcanaTHE SAVAGE TANGUE/ARS ARCANA

CD BABY

 これもインディーズのプロジェクト。『ドゥーム』に"Dryka"、『スカイ・キャプテン』に"Dryka"と"The Rosetta Stone"、『キング・コング』に"The Rosetta Stone"、『宇宙戦争』に"Tyrannos"、『シリアナ』に"Dryka"などが使われている。フルオケ+コーラスで、かなり重厚でゴシック調の音楽。

EpiconEPICON/GLOBUS

CD BABY

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 これは逆パターン。IMMEDIATE MUSIC(間に合わせの音楽)というプロジェクトで、予告編用の音楽を作っていたグループが、それを元にしてオリジナルのアルバムを製作した。だから、どこかで聴いたような曲があるが、そこにヴォーカルが入ったりしているので全体の印象はかなり違っている。ちょっとクラシカルなヴォーカルアルバムとしても聴ける。ちなみに、これまでに『スパイダーマン2』『X-MEN3』『ロード・オブザ・リング』『ダ・ヴィンチ・コード』などの予告編音楽を書いている。ゴシックメタルのTHE GATHERINGの元ヴォーカリストANNEKE VAN GIERSBERGEN嬢や『ナルニア国物語』など映画主題歌にも多数参加しているLISBETH SCOTTなどゲストも豪華。オーケストレイションや指揮などスタッフもハリウッドの一流どころ。オケはノースウェスト・シンフォニア。

ComingsoonCOMING SOON/JOHN BEAL

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@TOWER

 予告編音楽を専門的に作曲してきたJOHN BEALによる予告編音楽集。ジェリー・ゴールドスミスによる『ジャッジ・ドレッド』の予告編音楽など別の作曲家の作品もちゃっかり入ってます(^_^;)

Position1ORCHESTRAL SERIES VOL.1/TOM SALSA

CD BABY
Tom Salta - Position Music - Orchestral Series Vol. 1

 POSITION MUSICというレーベルが製作した映画宣伝用の音源で、ORCHESTRAL SERIESというのが2枚出ている。プロモ扱いと明記されているのだが、堂々と試聴・購入できる。どちらもアクション/アドヴェンチャー/サスペンスというジャンルの予告編などで使われることを想定して、いかにもそれっぽい曲調。オケに打ち込み、コーラスというスタイル。
 VOL.1はWii『レッドスティール』などのゲームで活躍しているトム・サルタ。密度がないので、ちょっとチープな感じもする。

Position2ORCHESTRAL SERIES VOL.2/JAMES DOOLEY

CD BABY
James Dooley - Position Music - Orchestral Series Vol. 2

 VOL.2はハンス・ジマー麾下のRCで『ラスト・サムライ』など追加音楽をよく書いているジェームズ・ドゥーリー。さすがにこちらの方がオケの扱いがこなれている感じ。すでに1曲目の"TRINITY"が『スパイダーマン3』の予告に使われている。こちらはコーラス抜きのヴァージョンとあわせて、パーカッションのみを収録したCDもついてくる。本当に加工しやすい宣伝素材という扱いだ。

 こんな感じで、興味がある方は試聴してみてください。

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05/30/2007

TEO&TEA

TEO&TEA JEAN MICHEL JARRE

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@TOWER

 フランスのシンセサイザーアーティスト、ジャン・ミシェル・ジャールの最新作。ジャールといえばヴォルク・ハン(すでに古い)の入場曲に使われたランデヴーなんだが、あれもすでに20年前の作品。
 で、最新作を一聴して驚く。80年代にトリップしたのかと思うようなチープなテクノである。いや、確かにジャールは他のシンセアーティストたち(タンジェリン・ドリーム、ヴァンゲリス、クラフトワーク……)に比べるとポピュラリティのある曲が意外と多い。しかし、全曲がこんなポップなのは今までなかった。表面上はポップだが、奥の方で複雑なことをやっているのかと耳を澄ませてみたが、そんなことはない。本当にチープ&ポップ。どうやら、コンセプトが「架空のアニメキャラの1日を描写した」ということで、こんな音になったようだが、従来ファンからは賛否両論であろう。楽しいけどね。
 ちなみに、高音質のDVD-AUDIOつきの2枚組もリリースされている。

THE SYMPHONIC JEAN MICHEL JARRE

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 昨年出たのだが、こんなのもあるのでついでに紹介。イギリスの映画音楽レーベルSILVA SCREENがリリースしたジャール作品をフルオケで録音した作品集。オケは同レーベルが再録音でよく起用するプラハ市響。生音だけではなくて、少しだけシンセも使っているのが残念だが、意外と頑張っている。もちろん、ヴォルク・ハン(しつこい)の入場曲も収録。

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05/29/2007

戦士映画音楽傑作選コンサート

Otoko2 夕方に新宿へ向かう。
 開演30分前からカメラマン不詳宮嶋氏によるトーク。その時点でははっきり言って客席はガラガラ。事前の宣伝が不充分で、サントラ関係のショップなどにもチラシがないという状態。この辺りの事情がうかがえるのが、トークの中で触れられたそもそもの企画。呑みながら、戦争で映画音楽でコンサートやりたいねって、結構、突発的な思いつきで企画されたのか。トークの間に席が埋まってくる。それでも7割弱か。
 さて、演目。事前に演奏できない曲があることがありますと断っていた上に、最初のチラシと2回目のチラシに記載されていた演目がかなり違うこともあり、いったい、何が演奏されるのかと期待と不安をもって当日配布の案内に目を通す。以下、当日の演目。

戦争のはらわた、プラトーン、バックドラフト、トラ・トラ・トラ、パットン大戦車軍団、エアフォース・ワン、アポロ13、沈黙の艦隊、決断、皇帝のいない八月、硫黄島からの手紙、鷲は舞い降りた、遠すぎた橋、Uボート、プライベート・ライアン、1941、アンコールはシンドラーのリストで、全17曲1時間40分。腹一杯。

 全体にちょっと低音が大きく響きすぎてシャープさがないのが難点だったが、迫力はあった。ステージが狭いので、この規模ではぎりぎり。指揮者が袖から現れる時に楽団員を避けるように歩かなければいけないとか、鉄琴の位置が観客側で音がはっきり聞こえすぎ。ゴールドスミス3連発はいい。ちゃんと琴も生演奏。ただ、マイクが音を拾いすぎて、これもはっきりと聞こえすぎ。鷲は舞い降りたには感動。Uボートはオリジナルよりパワフル。
 後半の最初になぜか三枝成章が現れて、戦争反対のスピーチをする。ちなみに最初の一言、「日本一客単価の高いコンサートにようこそ」だった。楽譜取り寄せと編曲にかなり金を使ったのだろう。
 チラシが前と違うのは、前のに使った画像にクレームがついたかららしい。さもありなん。

 余談。行く前にmixiで何となく検索してみたら、楽団の方を発見。担当楽器がわかっていたので、あの人かいなと見る。管楽器奏者としてはやり甲斐のある演目が多いが、それはそれで息がつらいだろうな。

 終演後、会場で出会った友人たちと食事に行き、マンゴービールなるものを飲んだりして話す。帰宅は23時半。

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04/28/2007

戦場映画音楽コンサート 男たちへ

Otoko戦場映画音楽傑作選 男たちへ

5月29日(火)19:00~
18:30~プレトーク:戦場カメラマン不祥宮嶋
会場:東京オペラシティ
指揮:現田茂夫
演奏:東京交響楽団
演目:トラ・トラ・トラ!、パットン大戦車軍団、エアフォースワン、パールハーバー、クリムゾン・タイド、ザ・ロック、バックドラフト、皇帝のいない八月、沈黙の艦隊、プラトーン、プライベートライアン、決断、戦場のはらわた、アポロ13、男たちの大和、遠すぎた橋、史上最大の作戦、アラビアのロレンス、Uボート(あくまでも予定)
S席:9000円 A席:7000円

 久しぶりに映画音楽のコンサート情報を発見。というか、全然積極的に探していなかったので、mixiのマイミクさんの書き込みを見なかったら知らないままだったろう。感謝。
 オケでの生演奏が初めての作品多数です。燃え好き、ジマー好きにはたまらないかも。ただし、楽譜が調達できない場合もある上、オペラシティのサイトには別の曲もリストアップされているので、変わる可能性は大。

 コンサートの詳細とチケットはこちらから。

追記:正式タイトルを間違えてました。正しくは「戦士映画音楽傑作選」です。お詫びして訂正いたします。

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02/03/2007

GIRLS’ROCK

GIRLS’ROCK

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@TOWER

 iTUNESを見ていたらデーモン閣下のお顔が! なんと新作であった。80年~90年代の日本の女性ヴォーカリスト・バンドの有名曲ばかりをカバーしたアルバム。浜田麻里、SHOW-YA、渡辺美里、中村あゆみ、アン・ルイス、小比類巻かほるなどなどあまり邦楽を聞かない私ですらほとんど知っている代表曲ばかり。さすがに悪魔の守備範囲は広い。しかし、プリンセス・プリンセスは違う曲の方がよかったなぁと個人的には思う。閣下の声はハイトーンでもまったく問題ないので、悪魔らしい違った色気が生じておもしろい。好きな曲だけiTUNESで買ってもいい。

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12/23/2006

ロバの音楽座

 昨日は『エラゴン』の前に、相方に連れられてライヴに行った。子供をつれて親が来るような児童向けの民族音楽集団だ。実際に子供は多かったが、ひとりで来ている大人も数人。子供は演奏者の前に芋を洗っているようにごろごろと(^_^;) ガキどもは「へんなおじさん~」などと演奏中でも平気で声を上げる。しかし、さすがに子供扱いに慣れている演奏者たちは適当につきあい、適当に無視する。プロだ。クリスマスソングを子供に歌わせると、ぎゃーぎゃーと大声でまるでグレムリンの大合唱。民族楽器や手製の楽器など色々な楽器が見られておもしろかった。初めて見る楽器もあったので、調べておかなければ。
Biyabon 手製の口琴(ビヤボン)を売っていたので買ってみる。マカロニウェスタンでよく聴くビョ~ンという音だが、ちょっと音色が違う。調べてみると色々な形状があるものだ。これは音程の違う3つが束になったもの。開いた口の前で端を弾き、口腔で音を響かせる。倍音の多い独特の音が口から生まれるのは妙な感じ。簡単ホーミーという感じ。

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11/12/2006

トルコの音楽

 相方に誘われて外出。まずは国立に友人の出産祝いを探しに。その後、国分寺にあるラヂオ・キッチンで「トルコの歌・バルカン半島の舞曲の夕べ」というのを聴く。スローフードの店というのだろうか、自然食をメインにした軽食屋だが、日本酒も少しある。この日は20時まではライヴで貸し切り。そのため、楽しみにしていたビーフシチューはなく、塩豚のカレーで我慢。いや、結構旨かったけど。ライヴは相方と同い年の夫婦(?)で、男性がネイとカヴァルという縦笛、女性がサズーとタンブーラという弦楽器&歌。最後はブルガリア人の男性がゲストとしてガドゥルカというバイオリンの先祖のような楽器で加わる。なかなかおもしろい。狭い店内なのでよく見える、よく聞こえる。
 終演後、楽器を触らせてもらいながら話をする。男性のプロフに元ゲーム会社勤務とあったので訊いてみると、ナムコだった。それじゃ以前ネットで知り合った某ゲームの作曲家を知ってるかと尋ねると、そのゲームでも演奏したと。帰宅してCDをチェック。クレジットに名前発見。『風のクロノア』は偉大だ。

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09/27/2006

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔

LotrtttLORD OF THE RINGS/THE TWO TOWERS
THE COMPLETE RECORDINGS

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 11月7日に発売になる『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』のサントラ完全版である。1作目の完全版が出たのが昨年12月だから、11ヶ月ぶりの2作目。この調子では3作目は来年10月になるんだろうか。それとシンフォニーもいつになるんだか。発表された時に想像した以上の大プロジェクトである。音楽的には3作中最も暗くて最も騒々しいわけで、3時間以上聴くにはかなりの体力が必要になるだろう。いやー、楽しみ。

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09/20/2006

KINTA MA-XIM MIX

 iTUNESを7にしてふらふらしていると、トップソングにつボイノリオの名を見つけた。え? トップソングすか?(^_^;)? ジャンルは……ワールドミュージック……? 間違って聴いたらどーすんねんっ! で、その曲、『インカ帝国の成立』はiTUNES独占のシングルである。つボイノリオでインカとなると、ネタはアレかと想像したら、そのとおりだった。検索すると、iTUNESにもう1曲あった。『KINTA MA-XIM MIX』――ご存じ『金太の大冒険』のダンスミックスだが、ちゃんと本人が歌い直している。しかも、金太が終わったら、怪傑黒すきんやらお万の方やらメドレーである。10分弱。破壊力抜群。間違っても、この2曲を聴きながら原稿は書けない。

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09/01/2006

惑星

ホルスト:惑星(冥王星つき)
指揮:サイモン・ラトル 演奏:ベルリン・フィル

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 惑星の定義が変わったことで、惑星から外されてしまった冥王星だが、このタイミングでホルストの『惑星』の新録音、しかも、冥王星つきがリリースされた。狙ったのかという絶妙のリリースでCDショップではかなり売れているという。冥王星はホルスト研究家でもあったコリン・マシューズが1999年に指揮者ケント・ナガノに委託されて作った曲。2000年に初演されている。さらに今回はラトルが委託して4人の作曲家に作らせた曲が収録されている。この録音はライヴで、実際にはこの4曲が先に演奏され、その後、『惑星』が演奏されたようだ。実は「冥王星つき惑星」を有名指揮者が有名オケで演奏して録音されるのは初めてらしい。演奏は悪くない。ただ、ライヴのせいもあるのか、音量が低く、あまり広がりが感じられない。まあ、EMIって録音やマスタリングが下手というか、いじりすぎで音が悪いので有名なのだが。冥王星は海王星の静かなエンディングに割り込むように作曲されているが、この演奏では一旦切れてから付け加えるように演奏されており、冥王星否定派にも対応できる親切設計。

 小惑星4179:トゥータティス/オシリスに向かって/セレス/コマロフの墜落

 これが今回付け加えられた4曲。順に小惑星、太陽系外の惑星、太陽系最大の小惑星、ソユーズ1号の事故で死んだ宇宙飛行士と題材はバラバラである。現代音楽というより映画音楽的といおうか。サントラの途中に入っていても違和感ない。その分、おもしろみはあまりない。

ホルスト:惑星
指揮:ズービン・メータ 演奏:LAフィル

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 やっぱり迫力が欲しいという方にはこちら。ずいぶん前の録音だが、今聴いてもパワフル。特に火星の評判がいい。サントラファンにとっては『スター・ウォーズ』組曲とのカップリングで、この値段というのは安すぎる。帝国のテーマ(ダース・ヴェーダーのテーマではない)との類似がとてもよくわかる。

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