10/25/2016

ピート・バーンズ死去

 なにかをしている時に音楽を聴いていて、その行為と音楽がピッタリはまってしまって、それ以降、その行為をする度にその音楽を思い出してしまうという経験はないだろうか?
 例えば、本を読んでいる時にたまたま流れていた音楽ががっちりはまって、その本を見る度に頭の中でその音楽が流れてしまうというような。

 私の場合、高校生の時、コミックの『きまぐれオレンジロード』を読んでいた時、DEAD OR ALIVEのMy Heart Goes Bang (Get Me to the Doctor)が聞こえてきた。それがまぶしいくらいにカラフルなイメージで、それ以来自動的に脳内再生されてしまう。どっちも当時の自分とはまったく縁のない世界だった。

 そのDEAD OR ALIVEを率いていたピート・バーンズが亡くなった。心不全。まだ57歳。あんまり年齢変わらなかったのだなと驚いた。ゲイであることを公言し、バブル期日本を席巻したユーロビートのブームを牽引した。

 個人的に好きなこちらを張っておく。合掌。

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09/01/2010

KOTORI

 パーツ毎にのカラーカスタマイズができるカナル型インナーイヤーイヤフォンKOTORI。メーカーはFOSTEXで、業務用スピーカーなんかを作っているFOSTERの関連会社です。FOSTEX自体もプロ用を作っているので、それほど悪い代物ではないだろうと注文。iPodの付属イヤフォンも以前に比べると随分よくなった印象があるけど、あの色と形がねえ。すぐにわかってしまうのも難だし……。

Rswuqv ウェブ上で作成したイメージがこれ。
 ブラックとオレンジというサイトデザインでも使っている配色に右だけアクセントをつけてみた。タイトルはB&O。A8持ってるけど、そのバング&オルフセンではありません(^_^;)

Kotori 到着した実物がこちら。
 アクセサリーのような小箱に入れられている。本体はつや消し処理されて、リング部分はメタリック。落ち着いた仕上がり。なかなかイイ感じじゃないかと。
 納期は2~3週間と言われていたが、2週間かからずに届きました。

 肝心の音の方はというと、低音寄りか。無理にブーストした感じではないし、高音もはっきり聞こえる。エイジングで変わるかな。

 購入意思のある方もない方も、デザインだけするのがおもしろいのでサイトをご覧ください。ランダム機能もあるので、思いがけなく味のあるものが出来上がったりするのも楽しい。

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04/24/2010

オメガ

オメガ

■AMAZON
■@TOWER

 オリジナルラインナップになった復活エイジア、2年ぶりの新作。ジャケットは手抜き感があるが、ロジャー・ディーン。インナースリーブにはカラーイラストあり。
 印象としては、ずいぶんジェフ・ダウンズのキーボードが引っ込んだなという感じ。キーボードがメロディを奏で、ギターがそれを少しハードに彩るというのが初期の印象だったのだが、復活後は徐々にハードロック寄りになったせいか、立場が変わっている。2曲ほど昔のイメージどおりの曲もあるんだが、全体としてはそういう感じ。ジョン・ウェットンの声も心配したが、まだまだ出ている。かつてのイメージを追い求めなければという注釈付きだが、悪くないか。

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03/14/2010

リー様メタル

Charlemagne: By the Sword and the Cross

■AMAZON

 以前、ネタ的に紹介したサルマンもといクリストファー・リーのシンフォニックメタル・プロジェクトが3月15日に発売になる。インディーズレーベルだが、AMAZONでも取り扱うようなので紹介。
 シャルルマーニュ王をモチーフにした内容。聴くことが出来たら感想をアップしたい。

追記:発売は延びて4月20日。無事発売された。
 オケ使ってると思ったら安いシンセでがっくり。全体にメタルというよりロックオペラ。リー様のヴォーカルはオペラとして聴くとOK。ナレーターとして娘クリスティナ・リーが参加。

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03/12/2010

モダン・レコーディングの冒険

Adventures in Modern Recording

■AMAZON

『ラジオ・スターの悲劇』の大ヒットだけで語られることの多いTHE BUGGLESの2nd。つい先月、ついに世界初CD化された……のだが、実際には10年以上前に日本でのみCD発売されている。今回はトレヴァー・ホーンのZTTレーベルよりボーナストラック10曲!追加しての発売。ボーナスはシングルB面の3曲、当時のデモ7曲。
 トレヴァー・ホーンとジェフリー・ダウンズの二人を中心に、ソロアーティスト、ブルース・ウーリーやシンセのハンス・ジマーなども関係していたバンドだが、1stの後、ホーンとダウンズふたりはYESに加入。アルバムDRAMAを製作し、ライヴをするが、イギリスのファンの冷たい仕打ちにアルバム1枚だけで離脱。その後、製作したのがこのアルバム。しかし、ダウンズはASIAに加入することになり、途中で抜け、ホーンはウーリーや、後にART OF NOISEとしてデビューするアン・ダドリーとゲイリー・ランガンなどの助けも得て完成させた。1stのポップさがほとんどないため、ファンからはそっぽを向かれ、ホーンはこの後、プロデューサーに転向し、ART OF NOIZEやFRANKIE GOES TO HOLLYWOODなどで大ヒットを連発。しばらく停滞した後、ロシアのt.A.T.u.などで復活している。
 このアルバムは当時のシンセ、録音技術の粋を集めた実験的な側面もある。YMOにおける『BGM』のような立ち位置かもしれない。と、同時に当時のホーンの傷ついた感情も色濃く表れた内証的なものでもある(YESのライヴで観客から浴びたブーイングや物を投げられたりで、ライヴ恐怖症になり、ステージに立てなくなったというから相当なショックだったのだろう。このアルバムのオープニングがライヴの歓声というのは複雑な心理を物語っている気がする)。さらに、ポップ指向があったダウンズ(ASIAを聞けば明らかだ)が抜けたのも大きかったろう。YESのDRAMA、そして、プロデュースを務めた90125(大ヒットした『ロンリーハート』収録)が好きなら聞いて損はない。SFファン的にはバラードの『バーミリオン・サンズ』をモチーフにした曲もあり、前作でも感じたSFへの傾倒も引き続きある。

The Age of Plastic

■AMAZON

 いうまでもない大ヒットアルバム。現在は3曲のボーナストラック付きが出ている。
 実はシングルヴァージョンなどを追加してボーナス9曲でSHM-CD仕様のものが限定で出たが、すでに在庫なし。

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08/25/2009

HATSUNE MIKU ORCHESTRA

HATSUNE MIKU ORCHESTRA/HMOとかの中の人。

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 熱心な初音ミクファンではないが、相方がニコ動で聴いているし、その友人は絵を提供したりしているようなので、主だったものは聴いたりもしている。で、たまたまAMAZONで見つけたのが、YMOカバー。ジャケットを見てクリックしちまったい。コミケなんかで販売された同人ソフトを録音し直し、ボーナス3曲をつけて豪華仕様にして漫画もつけて、一般販売にしたということらしい。『ライディーン』なんてヴォーカルがない曲はどうすんのと思ったら、それがボートラということだ。納得。でも、声入ってるけどな。それと一部、アレンジも変えてあるので、耳いや体に染みこんだオリジナルとの差が気持ち悪かったりするのだが、これはこれでありだし、レベル高杉じゃない高すぎ。ただ、オリジナルのスタジオアルバムじゃなくてライヴのイメージなのか。1~2なんかはもろにそんな音。どうせなら歓声(もちろんVOCALOIDで)なんかを入れてライヴっぽくすればよかったかも。最後のおまけも笑える。残念なのは『U.T.』がないこと。ミクに(カイトでもいいけど)「まさかっ!」を言わせて欲しかった。

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02/07/2009

EQUILIBRIO

XystusEQUILIBRIO / XYSTUS

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@TOWER

 オランダのメタルバンドXYSTUSの3rdアルバム。マイナーなので、過去の2作は知らなかったが、今作でかなり変わったようだ。オランダのミュージカル界のスターや、同郷のEPICAのシーモネ・シモンズをゲストに迎え、オケを大規模に使ったシンフォニックメタルになっている。というか、まるっきりミュージカルの構成になっている。と思ったら、実際に2幕からなるロックオペラとして公演を行っているので、これはサントラという扱いにもなるのか。DVDも近く発売予定。全体にメタルというには甘い。シンフォニックハードロックというところか。かなり聞きやすいので、普通のミュージカル好きにも受け入れられると思う。ストリングスやキーボードを使いつつ、疾走感のある曲などなかなかカッコウイイ(これ重要)。
 なお、上のジャケットは日本盤。下の輸入盤はデジパックになっていて、色違いで、バックが黒。日本盤ジャケットは中のブックレット。

EQUILIBRIO / XYSTUS

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@TOWER

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11/12/2008

インギー新譜

PERPETUAL FLAME/YNGWIE MALMSTEEN

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@TOWER

 元祖早弾きギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンの3年ぶりの新譜。ここ数作は音楽的にも以前のような華がなく、おもしろくなかったのだが、今作はヴォーカリストが元JUDAS PRIEST~元ICED EARTHのティム”リッパー”オーウェンズに交代したというので興味があった。聴いてみると、少し以前に戻ったなと言う感じ。相変わらずのオレ様全開のソロプレイに、リッパーのハイトーンヴォーカルが乗っかるわけだが、音が悪いのも相変わらず。最初を聴いた段階で「え?」というこもった音で、広がりが全くない。ミキシングにロイZが加わっているというのになんだこれは。少しはマシになるかと期待したのに。それほど音質を気にしない俺がそう感じたんだから、気になる人は聴けたものじゃないんじゃないか。相変わらずといえば、ジャケットデザインのセンスは……何も言うまい。まあ、ダイエットしたのか以前よりも少しスマートになったようだが。あまり高いところを求めなければ及第点。
 ちなみに、日本盤にはDVD付きSHM-CDも出ている。

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11/03/2008

進捗:著者校終了

『ソードジャンカー』2巻の著者校が終わり、3巻の修正を少し加える。2巻は3ページ増。総ページ数はえーと、344?
 とりあえず、こっちは一段落したのだが、残りは企画の返事待ちと、もうひとつの企画を練ること。やることはあるんだが、精神的に余裕がないのもあって考えがまとまらない。非常にマズいのだが、こればかりは焦ってもいい考えが出るわけでもなく……。サラ・ブライトマンの新譜でも聴いて心を落ち着けよう。うわ、クリスマスソング集だ。気分はもう師走! ますます焦ってきてしまったではないか!

冬のシンフォニー

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 今年出たばかりの前作と対をなすようなアルバム。さしずめブラック・サラとホワイト・サラ? きよしこの夜やアヴェ・マリア(バッハ)、アメージング・グレイスなどに加えて、ABBAのARRIVALや新しいアヴェ・マリア、ジョン&ヨーコのハッピークリスマスなど。日本盤は海外の限定版と同じ3曲が追加されている。さらに2曲増えてDVD同梱の限定版も遅れて発売。

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08/27/2008

SPACE INVADERS GET EVEN

 Wiiでオリジナルゲームのダウンロード販売をしているWiiウェアで、つい先日から販売開始になったゲーム。スペースインベーダー30周年記念としてリメイクされたPSPとDSに続いて、Wiiであるが、これが逆襲なもんで、プレーヤーは侵略者。UFOを操作して地球を攻撃する。円盤の周りに100匹のインベーダー(あの形だよ)をまとわりつかせて、そいつらを発射して攻撃するというふざけたスタイル。しかし、さすがはTAITO。馬鹿にできない難易度である。公式サイトを見ると、無駄にカッコウイイ音楽も聴ける。

00000逆襲のスペースインベーダー

ZUNTATA - SPACE INVADERS GET EVEN ~逆襲のスペースインベーダー~ オリジナルサウンドトラック

 サントラはiTUNES限定で発売中。日本でもこういう形態が増えてきたなぁ。音楽はTAITOの音楽集団ZUNTATA。『ダライアス』とか懐かしく感じる人にはツボだろう。打ち込みによる壮大な音楽に、テクノの香り。無駄に豪華なのがいい。

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