08/29/2008

相棒、ついに薫ちゃんが

 TV朝日で10月から放送の『相棒』シーズン7で、杉山右京とコンビを組む亀山薫がついに相棒から卒業すると発表された。
 あちこちで非難囂々だが、シーズン6のラストにおける亀山と小野田官房長との会話を考えれば、こうなるのは想定済みだったはず。いずれ袂を分かつのは必然だろう。予想すると、薫は辞職して実家の酒屋を継ぐのかな。栄転などで警視庁にいると、登場しないわけにいかないので、辞職か殉職しかないだろう。
 そうなると、今度は誰が失敗して左遷されてくるのか。亀山に匹敵するだけのキャラでなければいけないわけで、これは脚本家と俳優にかなり高いハードルが科せられたことになる。期待したい。

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01/10/2008

ソウルキャリバーにSW

 バンダイナムコが今年発売する対戦格闘ゲーム『ソウルキャリバーIV』のキャラクターにダース・ヴェイダーとヨーダが登場することが発表された。公式発表はこちら(pdfファイル)。
 このシリーズの最初の『ソウルエッジ』はファミ通のムックで執筆したこともあり、それ以上に気合いの入ったオープニングムービーとPS2オリジナルの音楽の出来具合などでかなり思い入れがある。その後、対戦格闘はコマンド入力についていけなくなったとか、周りにゲーマーがいないなどで離れてしまったのだが。しかし、今回のSWキャラ、PS3にダース・ヴェイダー、XBOX360にヨーダと片方しか使えないというひどい仕様。最近のバンダイナムコの戦略はひどいと思うことが多いが、これも相当ひどい。

 ちなみに、ゲームをご存じない方のために解説。一応、現実世界の中世が舞台になっている。ソウルキャリバーというのはソウルエッジと対になった剣で、どちらも持ち主に強力な力を与える魔剣。しかし、持ち主を乗っ取るほどの魔力を持っており、海賊セルバンテスがソウルエッジを持っていた。これを巡って、日本の剣士、忍者、フランスの騎士、韓国の槍使いなどがそれぞれの思惑でからんでくる。プレイヤーはひとりを選んで対戦して、それぞれのエンディングが存在する。で、ヴェイダーとヨーダはどうからむのか? やっぱり邪悪な剣を手に入れようとするヴェイダー、葬ろうとするヨーダってことなのか。

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09/07/2007

ULTRASEVEN X

 10月から深夜で放映開始するという新作ウルトラセブン。Xってのはどうもいいイメージがないなぁ。ガンダムとか……。あ、公式サイトね。
 で、新セブンだが、目つきが悪いなぁ。ショルダーパッドが盛り上がってる? 常在戦場ってことでしょうか(^_^;)
 世界観は『エイリアン・ネイション』っぽくて、エイリアンはすでに人間にまぎれて生活しているそうだ。ウルトラ警備隊ではなく、DEUSという組織がエージェントを派遣して、問題エイリアンを処分すると。かなりスケールが小さいような……。全12話。さて、どうなるんだか。

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08/30/2007

トランスフォーマー×SW

Transvader1Transvader_2
 何というかもの凄い力業。HASBRO社のトランスフォーマー+スター・ウォーズという組み合わせ。ルーカス×スピルバーグ+ベイって感じ?
 ひとつめはデススター→ダース・ヴェイダーというまっとうな(?)変形。このヴェイダー、強そうなんですけど。サイズを考えると、身長は何キロ?
Transbacca ふたつめはミレニアム・ファルコン→チューバッカというおよそ信じられない強引さ。なんでハン・ソロじゃないの? 他にもスレイヴ1→ボヴァ・フェットがある。
 他にもあるが、そっちは変形後に何かのキャラになるわけではないので、普通のトランスフォーマーだ。インペリアル・シャトル、ジェダイ・スターファイター、シス・インフィルトレイター、ARC170スターファイター。Xウィングとダース・ヴェイダー用タイファイターは前からあったみたいだ。

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レゴイダース失われた聖櫃?

 ……なんか違う。

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08/26/2007

AVP-R

 アメリカでクリスマス公開の『エイリアンVSプレデター』の続編は原題"ALIENS VS. PREDATOR : REQUIEM"だそうで、公式サイトに予告編が公開された。描写がかなりスプラッタなので、年齢認証式。前作は『エイリアン』シリーズにつながるようになっていたが、今回の舞台は現代地球の田舎にエイリアンが侵入。それを追ってプレデターが来る。そういうわけで、人類側は殺され役専門になってしまった。もちろん闘うヒロインもいるが、それ以上に容赦ないスプラッタぶりが目を引く。ほとんど13金かエルム街。しかし、エイリアン本筋より先にエイリアンどもは地球に来てしまいましたねえ(前作では遺跡に眠ってただけなので別として)。
 ふと思いついた今作のキャッチコピー――「今度はスプラッタ!」 つまらんか。

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08/25/2007

ENCHANTED

Enchanted ディズニーの新作なんだが、いつもとちょっと様子が違う。古き良きディズニークラシック(白雪姫とか美女と野獣とか)を思わせる2Dアニメの世界で暮らすプリンセスが魔女によって現実世界のニューヨークに飛ばされてしまう。それを追ってどこぞのプリンスとリスも。さらに魔女とドラゴンまで。そこで巻き起こる騒動。クラシックディズニーなんで当然ながらプリンセスとプリンスは街中でもミュージカルを始めるわけで、そのプリンスはもちろんアゴ割れである。一方、プリンセスは森(セントラルパーク)の動物たちと家事をする。魔女はリンゴを勧める。ディズニーが臆面もなく自作品をパロディにするという開き直り具合が気持ちいい。でも、予告編だけで充分な気もする。というわけで、予告はこちらで。

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08/04/2007

300DVD発売

300dvd300

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@TOWER

 つい2ヶ月前に公開されたばかりのスパルタンアクション(?)が9月26日に早くもDVD化。アメリカでもつい先日発売されたばかりなので、日本公開が遅れたことを考えると3ヶ月半後というのは異様に早い。DVD2枚組の特別版のほか、ヘルメット付限定BOX(amazonとHMVのみ)、HD-DVD、BD、UMDの5パターンの発売になる。

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08/02/2007

闇の戦い1:光の六つのしるし

Dark_is_rising_ver2 スーザン・クーパー作の児童文学ファンタジー『闇の戦い1:光の六つのしるし』の映画化。アメリカでは10月に公開、日本では2月公開予定。予告編が配信された。秋からの半年でいったい幾つのファンタジー映画が公開されるんやら。

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07/30/2007

ファンタジー映画連発

Golden_compass_ver2 日本では来年3月公開の『ライラの冒険/黄金の羅針盤』の5分間のプレビューがネットに出た。予告編で見られたシーンが多いが、それ以外のシーンもある。ストーリーに沿っているわけではないので、断片的だが、金をかけてしっかり作られているのがわかる。ニコール・キッドマンがいいし、ダニエル・クレイグ&エヴァ・グリーンの『カジノロワイヤル』コンビもいい感じ。

Stardust また、今秋にはイギリスの作家ニール・ゲイマンの『スターダスト』、『パンズ・ラビリンス』と個性のあるファンタジー映画が公開される。ファンには嬉しいところだ。『パンズ・ラビリンス』は以前にDVDの感想を書いたが、『スターダスト』はロバート・デ・ニーロが嬉々として空賊の首領を演じていたりして、俳優陣も豪華。

 さらにアメリカでは11月、日本では3月公開予定、ロバート・ゼメキス監督の"BEOWULF"の予告編が公開された。『ファイナル・ファンタジー』から6年。リアル系フルCGIはここまで進化したという見本。実写にCGIを合成したのか、一から作り上げたCGIなのか手法はわからないが、俳優そのままが動いている。内容は北欧の伝承『ベーオウルフ』を下にしたファンタジーアドヴェンチャー。出演はアンソニー・ホプキンス、アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチなど豪華。製作・脚本にニール・ゲイマンがからんでいる。しかし、まあ、こうなるといつもの疑問が浮かんでくる。CGIでやる意味あるの?

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WATCHMEN

Watchmen『300』のザック・スナイダー監督の次回作"WATCHMEN"の公式サイトができた。2009年公開予定なのでまだ何もないが、これは楽しみだ。コミックでありながらヒューゴー賞を受賞した唯一の作品。スーパーヒーロー物をくだらない子供のものから大人だから楽しめるものにした傑作。『Mr.インクレディブル』のアダルト版、いや、こっちがオリジナルなんだが。

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07/28/2007

ブレードランナーTHE FINAL CUT

 出る出ると言われていた最後の『ブレードランナー』がアメリカでは今年12月18日にリリースされる。10月にはNYとLAで限定的に劇場上映されるらしい(もう一度劇場で観たいので、日本でも上映してくれ!)。しかも、3パターン、HD-DVDとBDも出る。うへえ。で、内容の紹介。

Bladerunner2discdvd すべてに共通するのが2ディスク版の"THE FINAL CUT SPECIAL EDITION"。ディスク1には本編。ディスク2にはメイキング。本編はといえば、当然リストア&リマスター、5.1ch音声。追加シーン、削除シーン、新しいSFX。コメンタリーには監督、脚本(ピープルズ他)、製作、シド・ミード、SFX(トランブル他)。お腹いっぱい。

Bladerunner4discdvd さらに4ディスク版が"COLLECTOR’S EDITION"。ディスク3にはこれまでの3バージョン(劇場公開版、完全版、最終版)を収録。恐らくチャプターなどの設定で観られるようにするのだろう。ディスク4はアーカイヴとして、原作との比較や映画に関するディックへのインタビュー、デザイン関連など。
 ここまでが通常のDVDのみのセット。

Bladerunner5discultimatedvd 最後に最も豪華な特典いっぱいの5ディスク版が"ULTIMATE COLLECTOR’S EDITION"。ディスク5にはワークプリントバージョン収録。コメンタリーは『メイキング・オブ・ブレードランナー』の作者ポール・M・サモン。なんでこんなに高いのかと思ったら、日本のBOXセット並みにフィギュアとかつくのね。

 ちなみにAMAZON.COMでは2ディスク版が$14.99、5ディスク版が$54.99。日本では出るのか? 幾らになるのか?

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07/26/2007

レミーのおいしいレストラン

Ratatouille_ver3レミーのおいしいレストラン

 28日から公開なのだが、先行公開中なので先に見てきた。最近は先行オールナイトじゃなくて昼間から先行公開ってパターンが増えてるなぁ。シネコンの影響が大きいんだろう。普通の小屋じゃできない。
 ピクサーの最新作。よくディズニー映画という表現を見かけるが、ピクサーとディズニーはまったく違うので一緒にしないように。資本的にはつながっているし、ディズニーのアニメ部門のトップはピクサーと同じだが、内容にはノータッチなんだから。早い話、ジブリ作品を徳間書店作品とは言わんでしょ。まあしかし、個人的にはピクサーの最新作というよりも『アイアンジャイアント』と『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード監督の最新作という方が正しい。原案として短編『ゲーリーじいさんのチェス』のヤン・ピンカヴァが加わっている。
 最初に言っておくと、傑作である。ネズミが料理をするという嫌悪感すら抱く人がいる題材を逆手にとって、そこにメッセージを託した作品。だから、そう感じる人にこそ観てもらいたい。子供には是非とも見せるべき良質のファンタジー。それでいてアクションもあり、コメディであり、ロマンスであり、すべてが綺麗に収まっている。110分というCGIアニメとしては長い作品でありながら、時間は感じさせない。あえて言えば、シェフたちの設定がからんでこなかったこと。あれさえ何か最後にからんでくれば文句なしだったのだが。それで傑作なのは変わらない。

追記:忘れていた。一番肝心な部分。本編中に描かれていた素材や料理はどれも素晴らしく美味しそうに見える。特にラストのあの料理。さすがに気合い入ってました。

 ところで、ピクサーといえば本編上映前の短編が楽しみ。今回は『リフテッド』というタイトルどおり「持ち上げる」話。何をかは言わない方がいいだろう。台詞なしという、短編の決まり事を守っており、結構笑える。監督は『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』からこれまでサウンドデザイン一筋だったゲイリー・リドストロム。音響には力が入っていた。音楽は本編と同じマイケル・ジアッチーノ。

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07/25/2007

トランスフォーマー

Transformers_ver13トランスフォーマー

 昨日プレミアをやったらしいが、試写が当たったので一足早く見てきた。
 結構なもので。すでにノベライズを読んでしまったのでスムーズに理解できましたが、何も知らないとどうなんだろうというのが最大の疑問。かなり説明ははしょっているので、最小限のことしかいわない。まあ、勢力がふたつあって、キューブを取り合っているということだけ理解できればOKなんだが。突っ込みどころは多々あるが、正攻法でこれだけやられれば文句を言う事もなかろう。結構燃える。ジュブナイルとしては、中古を買ったら新車に変わって、美人の彼女もついてきたという、御先祖様万々歳な話である。しかし、さすがスピルバーグ&マイケル・ベイ。人でなし映画一歩手前までひどいアクション描写。人が死ぬところはごまかしているが、機械同士なら容赦ない。死人じゃない死機械累々な感じ。人間なら血飛沫どばってなところが目白押し。それを現在までで最高峰のCGIと実写の合成で見せるんだからたまらない。男の子は必見。でも、小さい子供向けじゃないのが玉に瑕。さらに映画ネタが多いのもこの手のファンにはたまらないところ。フレディ・ウルヴァリンネタには笑った。長いし、無駄なところはあるんだが、これくらいなら許容範囲内ということで。しかし、ファンじゃないと全然ピンと来ないんだろうなぁ。各トランスフォーマーの性格描写。そこら辺はノベライズで補完。前日譚にはバンブルがしゃべれない理由も書いてあるのでオススメ。大ヒットのようなので、3部作でスケールアップしてください。

 終わってからメールチェックしたところ、仕事関係で頭が痛くなるメールを読んでしまい、気分が悪くなり、憂さ晴らしに松の屋へ。給料日ということもあって客が多いので、1時間ほど静かに呑んでいたが、22時すぎにアジアカップを見始めた頃、外人客がひとりでやってきた。しばらくして、近くに座っていた若い男女が外人客と話をし始める。女性のしゃべり方がネイティヴ並み。男性もかなりスムーズ。思わず耳ダンボ状態。外人さんは日本酒を色々注文している。そのうち、日本酒の説明で私がしゃしゃり出てしまい、男性の方と話をする。女性はロンドンにおられて、帰国中で、男性はしばらくブラジルに行っていたという。道理で。そのうち、外人さんと話せばと言うことになって席移動。片言&通訳で日本酒の説明とかする。かなり癖のある酒が好みのようだ。逆に吟醸は苦手。最後に薦めた日置桜 純米強力が今日のベストだったとか。呑んべえだ、ユーアー・ベリー・ストロングマン・オブ・アルコールだとか適当なことを言う。しかし、3合以上呑んでいるのに水も飲まず、平気な顔をしている。やっぱり西欧人のアルコール分解酵素は日本人とは違うなぁと実感。生酛のどぶや日置桜のラベルを『グッド・タイポグラフィー、ストロング』などと感心していたが、オランダのデザイン会社の人だった。そりゃ日本語、しかも毛筆やかなり凝った字体だから、欧米人にはおもしろかろう。こういう出会いも面白い。

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07/11/2007

ダーククリスタル、CD発売

ダーククリスタル

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 これまでアート本の紹介もしたことがあるが、ファンタジー映画の傑作かつオンリーワンの作品。アメリカで25周年記念DVDがリリースされるのにあわせて、同じジャケットアートでサントラが正規としては初めてCD化された。実は過去にこれもDVDが出た時、音楽だけ聴けるミュージックトラックが収録されており、それと同じ音源と、サントラLPの音源を2枚組にしたCDが出ていた。LPは映画に使われたものを編集して、アルバムとして聞きやすくしてある。残念ながらプロモーション用扱いで、数量限定だったので、限られたショップでしか扱われず、すでに廃盤。しかし、今回はLPと同内容の1枚物とはいえ、通常CDなのでamazonなどでも扱っているし、価格も控えめ。『亡国のイージス』も手がけたトレヴァー・ジョーンズの劇場作品2作目。ロンドン交響楽団による重厚な演奏をじっくりと聴いていただきたい。
 しかし、25周年記念ですか。俺がこれを見たのは高校3年生の2月だったか。大阪梅田のナビオ阪急だったはず。確かに日本公開から24年だ。ロボトロニクスという言葉で宣伝していた。しかし、どこかの新聞が勘違いしていたのを覚えているぞ。「あれはロボットじゃない。人間が入ってるんだ! こうやってるに違いない」とか写真と図解入りで暴露記事。アホか。それとも話題作りのやらせだったのか。今となってはわからない。

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タイトル未発表

 TVシリーズ『エイリアス』や『ロスト』のプロデューサー、『M:I:III』の監督、新作『スタートレック』の監督であるJ.J.エイブラムス製作の新作映画のティーザーが公開された。アメリカ公開は来年1月18日だというのに、タイトルは未発表。どうやら、一市民の目(手持ちカメラ)から見たNYを破壊する巨大なモンスターという話らしい。『トランスフォーマー』の上映前に初公開されたというので、モンスター物には違いない。とにかく、ハッタリだけは凄いので、予告をご覧あれ。

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07/09/2007

河童のクゥと夏休み

Kappa河童のクゥと夏休み

 水野氏が試写のお誘いをしてくれたので、観てくる。
 当初は地味すぎる絵柄に興味はなかったのだが、監督が『クレヨンしんちゃん』の傑作群(ブタのヒヅメ、オトナ帝国、戦国etc.)の原恵一なので、ただの田舎ノスタルジー物ではないだろうと期待していた作品。実は試写の機会は前にあったのだが、残念ながら用事で行けなかったのだ。というわけで、リベンジマッチ。
 児童文学を元にしたオリジナル脚本ということで、監督の嗜好がそのまま反映されている。江戸時代から始まるオープニングは驚いたが、その後はひたすらコツコツと丁寧に河童と家族、主人公の周辺を描き出していく。この丁寧が曲者。やりたいことはわかるのだが、起伏がないから単なるエピソードの羅列で、単発ギャグすれすれになっている。もう少しテンポをよくする工夫がないとだれてくる。特に子供の興味をつなぎ止めるのは難しい。クライマックスであるはずのエピソードもさほど盛り上がらず、すべてが終わった後もゆっくりじっくり。それで130分オーバー。子供にはつらい上映時間だ。子供に観てもらいたい話だからこそ、120分は切って欲しかった。全体の印象は「しんちゃんのいないクレしん」というところ。佳作ですが、丁寧すぎて薦めどころが難しいという点で『アイアンジャイアント』とか『主人公は僕だった』なんかを思い起こしてしまった。そのどっちよりも上映時間長いし。

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07/07/2007

トランスフォーマー、ノベライズ2冊

 8月4日から公開のスピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督の超大作『トランスフォーマー』のノベライズがあろうことかハヤカワSF文庫から出たっ! 扶桑社や竹書房ではないのだ。スター・ウォーズですらハヤカワSFから出なかったというのに!(翻訳権が高かった?) トランスフォーマーとハヤカワSF――なんというミスマッチ! しかも、同時に2冊である。トラックやスポーツカーがロボットに変形するどころの騒ぎではない!!

Tf01トランスフォーマー

著:アラン・ディーン・フォスター 刊:早川書房

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 映画の脚本を元にしたいわゆる正統派ノベライズ。まあ、観てからでも、観た後の情報補完のためでもどうぞ。

Tf00トランスフォーマー ゴースト・オブ・イエスタデイ

著:アラン・ディーン・フォスター 刊:早川書房

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 で、こっちは映画の前の話。トランスフォーマーたちが地球にやってくる顛末を描く。映画ではさらっとしか描かれていない(らしい)「どうして彼らが地球に来たのか」がわかる。
 アポロ11号発射と同じ日。19世紀末の北極で発見された機械生命体を研究して建造された宇宙船ゴースト1号が打ち上げられた。そして、たどり着いた先では機械生命体がふたつの勢力に分かれて闘っていた! つまりファーストコンタクト物なのである。おおっ、すげーSFっぽい!(^o^)! ファーストコンタクト物には定番の展開もある。意外にもしっかりSFであるが、設定の補完だけで、映画本編とのつながり(人間側のキャラとか)はそれ以上にはなさそう。
 トランスフォーマーの成り立ちやこれまでの変遷、日米での違いをまとめた堺三保氏の解説だけでも必読。

 ところで、両方の翻訳で、固有名詞はこれまでの日本の呼び方にあわせてあるが、映画ではアメリカの呼び方で、字幕と吹き替えもそれに準拠しているらしいので、混乱するかも。

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07/01/2007

プレステージでダイ・ハード4.0

 映画1000円の日なので、立川シネマシティまで行く。先週、ネットでチケット確保しておいたが、2本ともかなりの入り。『プレステージ』なんか俺ひとりかと思ったが、まったくそんなことはない。日曜が重なったせいもあるだろうが。
 で、中央線に乗ったわけだが、今日から最寄り駅は下り線ホームのみ高架になった。というわけで、立川方面に行くには階段ひとつ分楽になったのだが、新宿方面はまだまだ遠いまま。上り線も高架になるのは1年後。駅前再開発がすべて終わるのは当分先の話。しかも、反対派が居座っているせいでまだ延びそうだし。

Prestigeプレステージ

 もうすぐ終わるという段階になってようやく観られた。『メメント』『バットマン・ビギンズ』のクリストファー・ノーラン監督の新作というよりも、SF/ファンタジー者としては、12年前に出版された英国幻想文学賞を獲ったクリストファー・プリーストの小説『奇術師』の映画化といった方がわかりやすい。原作を読んでいなかったとしても、この作者を知っている段階で普通の奇術やトリックをネタにした映画ではないということが予想できるはず。だから、普通の映画を期待した人は怒るか呆れるだろう。ネットでもそういう感想が決して少なくない。アレが出てくるというだけでネタバレになるという見方もできるが、むしろアレから派生する展開の描き方そのものが肝心なのであって、アレそのものは小道具である。文庫の解説でもあっさりバラしてるし(さすがにあれは不親切だよなとは思う)。
 映画は原作よりも単純にしたという感じ。それでも時間軸を行き来して描く原作の特徴を出来る限り維持しており、なおかつ観客が混乱しないように見せる手腕はたいしたものだ。あちこちにちりばめられた伏線も納得できる。演技陣も主役ふたりだけでなく、マイケル・ケインや、出番は少ないがデイヴィッド・ボウイとアンディ・サーキスのコンビなど文句なく良い演技。
 個人的な不満といえば、ラストの見せ方か。あそこはもっとアレが並んでいるのがわかるように一気に見せて欲しかった。炎が上がってずらり並んだアレに数十のアレが浮いているのが見えて暗転とか。まあ、ノーランはそういう外連味とは無縁なんだが。

Live_free_or_die_hard_ver3ダイ・ハード4.0

 そして、奇しくもこちらは12年ぶりの続編。ジョン・マクレーンも年を取って、毛がなくなっている(^_^;) 原題は"LIVE FREE OR DIE HARD"なんだが、日本向けなのか、タイトル表示は邦題と同じく"DIE HARD 4.0"になっていた。
 序盤は1作目よろしく状況を丁寧に設定していく。この辺りはいい感じ。しかし、それが終わったら、いつも以上に無茶苦茶でありえねーアクションの連続。つまり、1作目で始まり、2作目になり、途中で3作目になったり、『トゥルー・ライズ』になったりして(^_^;)、THE END。それでも序盤の状況説明がしっかりしているから、後は何をやってもOK。とはいえ、無茶がすぎるのが難点ではある。一番の問題はやはり敵側だろう。雇った連中を簡単に始末する奴にあれだけの傭兵たちが従うというのは納得しがたい。
 まだ実戦配備どころか実験中の戦闘機F-35の勇姿が見られるのは美味しい。ホントにあんな動きが出来るのか。その辺りが『トゥルー・ライズ』。

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06/28/2007

Mr.インクレディブル、フィギュア

Incre1 スクウェアエニックスがディズニーと組んで製作されたピクサーのフィギュアが6種類発売された。トイ・ストーリー1&2、バグズ・ライフ、ファインディング・ニモ、モンスターズ・インク、Mr.インクレディブルだ。例によって中身はランダムなのだが、定価1000円と安くはないので、ズルをしてこれだけ買う(^_^;) 写真のバックがDVDのトールケースなので、大きさがわかるだろう。意外とでかい。もちろんデザインも秀逸で、ディティールもいい感じに再現されている。ただ、お母さんの腕をもっと伸ばして欲しいとか、娘がバリアー張って欲しいとかはあるなぁ。
Incre2_1 左右と裏はこうなっている。ちゃんと家族は全員……あ、ジャックジャックがいない(^_^;)

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06/26/2007

伊福部昭の芸術9 祭

伊福部昭の芸術9 祭 伊福部昭音楽祭ライヴ

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@TOWER

 つい3ヶ月前に行われた伊福部昭1周忌追悼コンサートを収録した2枚組。完全収録ではないようだ。総監修は伊福部昭の愛弟子でもある和田薫。これは行けなかったので、買わねばなるまい。
 指揮:本名徹次 日本フィルハーモニー交響楽団
 2007年3月4日 サントリーホール
 収録曲は下記のとおり。

 SF交響ファンタジー第1番
 銀嶺の果て
 座頭市物語
 ビルマの竪琴(新編纂)
 「わんぱく王子の大蛇退治」より“アメノウズメの舞”
 オーケストラのための 特撮大行進曲 (新編纂)
 管絃楽のための「日本組曲」
 シンフォニア・タプカーラ

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06/25/2007

D-WAR

DwarD-WAR

 以前、紹介した韓国・アメリカ合作のドラゴンムーヴィーが、6年の製作期間を経て、ようやく8月2日に韓国・アメリカ同時公開が決定した。公式サイトでは予告が観られるが、過去に見た予告よりもCGIのレベルが上がっているようだ。

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06/16/2007

パンズ・ラビリンス

Pans_labyrinthPAN'S LABYRINTH

『ヘルボーイ』などのギレルモ・デル・トロ監督の最新作。今年のアカデミー賞では撮影・美術・メイクアップの三賞を受賞し、脚本・外国語映画・作曲でノミネート。カンヌ国際映画祭でもパルム・ドールにノミネート、全米批評家協会では作品賞、NY批評家協会では撮影賞、LA批評家協会では美術賞、ゴールデン・グローブでは外国語映画賞ノミネートと話題性は高い作品。デル・トロはハリウッド作品では自分の作家性を抑えめ(グロは抑えてないけど)だが、メキシコで撮った『クロノス』やスペインで撮った『デビルズ・バックボーン』はハリウッドとは違うテンポ、映像で独特。本作はメキシコ/スペイン/アメリカの合作で、スペイン語作品なので、思うように造った印象。
 舞台はスペイン内戦時代。母と共に新しい父の元に向かう妖精物語が好きな少女オフィリア。新しい父というのはレジスタンス掃討をしている冷酷な隊長で、母はその子供を身ごもっている。途中、オフィリアはナナフシを見て妖精と思い込み、それを追って古代の石柱を発見する。義父の家の近くには古い迷路があり、夜に妖精に案内されたオフィリアはパンに出会う。彼が言うにはオフィリアは滅びた王国の王女なのだという。パンの言う三つの課題をこなそうとするオフィリア。一方、レジスタンスの活動が活発になっていた。
 デル・トロの痛い描写と残虐性はそのままに、童話の残酷さを容赦なく描き、いわば「残酷な不思議の国のアリス」というところか。色々な解釈・見方が出来る点、考えさせられる寓話性や独特の映像美など素晴らしい。久々にダークファンタジーの傑作を観た。
 日本公開は秋。劇場でもう一回観たい。

PAN'S LABYRINTH

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@TOWER

 で、こちらはサントラ。『デビルズ・バックボーン』でも組んだハビエル・ナバレーテが子守歌のメロディを中心に展開させたダークファンタジースコア。これが作曲賞を獲ったらアカデミー賞を評価してもいいかと思ったが、やっぱり獲れなかった。アカデミー会員には映画音楽を正当に評価できる奴はいない。ちなみにジャケットイラストは『スターウォーズ』でも有名なドリュー・ストルザン。

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06/15/2007

ダイ・ハード4.0

Diehard4_1ダイ・ハード4.0

著:堺三保(マーク・ボンバックの脚本による) 刊:扶桑社

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 いよいよ今月末から公開されるシリーズ第4作。原題は"LIVE FREE OR DIE HARDだが、邦題はサイバーテロを題材にしているのを意識して4.0となっている。
 ノベライズだが、アメリカでは出版されていない。これは脚本家・堺三保氏が持ち出し厳禁の脚本を20世紀フォックス社に通いつめて翻訳し、小説の形に書き起こしたもの。これほど厳重な機密扱いの脚本はあまりないだろうが、脚本から日本で独自に小説化する形式は案外多い。表向きは翻訳となっていても、実はこういう形式だったりする。
 内容については映画を観てから読むつもりなので、今はノーコメント。いや、遠慮してるわけじゃないのよ。

 さて、以下、シリーズの復習のために。
ダイ・ハード トリロジーBOX

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 3作品1枚の廉価版+スペシャル・ディスク付きの4枚組。安くなったもんだわ。

ダイ・ハード トリロジーBOX ダイ・ハード4.0劇場ペアチケット付き

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 amazon独自のセット。上記に劇場前売り券2枚をセット。1300円×2と考えると、あんまり割安感はないなぁ。

ダイ・ハード 新生アルティメット・コレクションBOX

amazon

 各作品2枚組のアルティメットエディション+スペシャル・ディスク付きの7枚組。

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06/14/2007

THE INVASION、レミーのおいしいレストラン

Invasion ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ主演のSF映画の予告編が公開された。言うまでもなく、ジャック・フィニイの古典SF『盗まれた街』の4度目の映画化。ドン・シーゲル監督の『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』→フィリップ・カウフマン監督の『SF/ボディ・スナッチャー』→アヴェル・フェラーラ監督の『ボディ・スナッチャーズ』ときて本作。これまでの3作との大きな違いは、舞台が大都市になったこと。これまでは田舎町や米軍基地で、そこから侵略が広がっていくという形だったが、今作はいきなり大都会。監督が『ヒトラー最後の12日間』のオリヴァー・ヒルシュビーゲルということで、どうなるかちょっと楽しみ。2度目の映画化に出演していたヴェロニカ・カートライトも出演しているのはサーヴィスか。さすがに同じ役ではなさそう。2作目では1作目の主役を演じたケヴィン・マッカーシーが登場して、「逃げろ! 奴らが来る!」と叫んでいたんだが。アメリカでは8月公開、日本では10月公開予定。

Ratatouille_ver2 こっちはアメリカで今月末、日本で7月28日公開のピクサーの新作。予告編だけでなく、マスコミ向けにリリースされた冒頭9分のプレビューが観られる。『アイアン・ジャイアント』→『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード監督が、ピクサー初期の名作短編『ゲーリーじいさんのチェス』のヤン・ピンカヴァと共同監督で贈るというだけで期待が膨らむ。9分観ると先を見たくてたまらない。『Mr.インクレディブル』に続いてタッグを組むマイケル・ジアッチーノの音楽もいい。

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THE INVASION、レミーのおいしいレストラン

Invasion ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ主演のSF映画の予告編が公開された。言うまでもなく、ジャック・フィニイの古典SF『盗まれた街』の4度目の映画化。ドン・シーゲル監督の『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』→フィリップ・カウフマン監督の『SF/ボディ・スナッチャー』→アヴェル・フェラーラ監督の『ボディ・スナッチャーズ』ときて本作。これまでの3作との大きな違いは、舞台が大都市になったこと。これまでは田舎町や米軍基地で、そこから侵略が広がっていくという形だったが、今作はいきなり大都会。監督が『ヒトラー最後の12日間』のオリヴァー・ヒルシュビーゲルということで、どうなるかちょっと楽しみ。2度目の映画化に出演していたヴェロニカ・カートライトも出演しているのはサーヴィスか。さすがに同じ役ではなさそう。2作目では1作目の主役を演じたケヴィン・マッカーシーが登場して、「逃げろ! 奴らが来る!」と叫んでいたんだが。アメリカでは8月公開、日本では10月公開予定。

Ratatouille_ver2 こっちはアメリカで今月末、日本で7月28日公開のピクサーの新作。予告編だけでなく、マスコミ向けにリリースされた冒頭9分のプレビューが観られる。『アイアン・ジャイアント』→『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード監督が、ピクサー初期の名作短編『ゲーリーじいさんのチェス』のヤン・ピンカヴァと共同監督で贈るというだけで期待が膨らむ。9分観ると先を見たくてたまらない。『Mr.インクレディブル』に続いてタッグを組むマイケル・ジアッチーノの音楽もいい。

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06/11/2007

映画予告編音楽集

 映画音楽(特にスコア)ファンというのはそれほど多くはないが、さらにピンポイントなのが映画の予告編に使われた音楽のファン。しかし、意外なことに、それも特に映画音楽ファンじゃない方から「~の映画の予告で流れた音楽が欲しい」という問い合わせがくる。それも少なくない。思うに、それだけインパクトのある使い方をされているのだろう。
 映画の予告編に使われる音楽というのは、実際にその映画で使われる音楽ではない場合がほとんどだ。予告編は別の会社が専門的に製作しており、その段階では音楽はまだ完成していないからだ。まれに、先にイメージ音楽を録音する場合もあるが、それはあくまでも少数。だから、別の映画のサントラや既製曲をイメージに合わせて載せるのが一般的。その次に予告編専用のライブラリー音源を使用する場合が多い。
 というわけで、「あ、格好いいな」と思っても、その曲は実際に何だったのかわからない。わかっても、別の映画でサントラに入っている場合はいいが、サントラが出ていない場合もあるし、予告編のためのライブラリーなら一般人には手に入らない。が、中には手に入る時もある。というわけで、予告編関係のアルバムをご紹介。まあ、予告に使われるようなヴォーカル曲にはあまり興味がないので、インストが中心になるが……。
 ついでにiTMSのリンクの張り方がわかったので試しておく。いわずもがなだが、iTMSとはapple社が提供する音楽ダウンロードの世界的最大手。iPodがあると簡単に持ち歩けるが、なくてもCD-Rに焼ける。iTunesがインストールされていればアイコンをクリックすると起動するはず。試聴も出来るので便利ではある。音質は今一歩だが。

EsposthumusUNEARTHED/E.S.POSTHUMUS

CD BABY

 予告編とは本来何の関係もないインディーズのプロジェクトだが、ここから数多くの予告編音楽が生まれた。ティム・バートン版『猿の惑星』に"POMPEII"と"MENOUTHIS" 、『マイノリティー・レポート』に"TIKAL"、『マトリックス・リローデッド』の日本版予告に"EBLA"、『スパイダーマン』に"POMPEII"、『トゥームレイダー2』に"MENOUTHIS"、『XXX』に"HARAPPA"などが使われている。エニグマとかがジャンル的には近いと思う。アルバムタイトルどおりに曲タイトルが遺跡になっているのが面白い。

ArsarcanaTHE SAVAGE TANGUE/ARS ARCANA

CD BABY

 これもインディーズのプロジェクト。『ドゥーム』に"Dryka"、『スカイ・キャプテン』に"Dryka"と"The Rosetta Stone"、『キング・コング』に"The Rosetta Stone"、『宇宙戦争』に"Tyrannos"、『シリアナ』に"Dryka"などが使われている。フルオケ+コーラスで、かなり重厚でゴシック調の音楽。

EpiconEPICON/GLOBUS

CD BABY

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 これは逆パターン。IMMEDIATE MUSIC(間に合わせの音楽)というプロジェクトで、予告編用の音楽を作っていたグループが、それを元にしてオリジナルのアルバムを製作した。だから、どこかで聴いたような曲があるが、そこにヴォーカルが入ったりしているので全体の印象はかなり違っている。ちょっとクラシカルなヴォーカルアルバムとしても聴ける。ちなみに、これまでに『スパイダーマン2』『X-MEN3』『ロード・オブザ・リング』『ダ・ヴィンチ・コード』などの予告編音楽を書いている。ゴシックメタルのTHE GATHERINGの元ヴォーカリストANNEKE VAN GIERSBERGEN嬢や『ナルニア国物語』など映画主題歌にも多数参加しているLISBETH SCOTTなどゲストも豪華。オーケストレイションや指揮などスタッフもハリウッドの一流どころ。オケはノースウェスト・シンフォニア。

ComingsoonCOMING SOON/JOHN BEAL

amazon
@TOWER

 予告編音楽を専門的に作曲してきたJOHN BEALによる予告編音楽集。ジェリー・ゴールドスミスによる『ジャッジ・ドレッド』の予告編音楽など別の作曲家の作品もちゃっかり入ってます(^_^;)

Position1ORCHESTRAL SERIES VOL.1/TOM SALSA

CD BABY