12/22/2008
魔神伝(1)
著:来留間慎一 刊:徳間書店

《少年キャプテン》の復刊コミック。20年以上前に連載され、新書判4冊で出ていたものを2冊にまとめたもの。来留間慎一は石川賢のコミック『魔獣戦線』の主人公から取ったペンネームで、秋恭摩という別名義でも活動していた。今はどうしているのだろうか。
なんでいきなりこんな古いコミックを取り上げたのかというと、これがメタルとの出会いだったからだ。これを読んだのは連載時。当時学生だった私は映画音楽一辺倒で、その頃からテクノやプログレも聴き始めていた。で、このコミックの1カットに、主人公がJUDAS PRIESTの最新作"TURBO"を持っているところが描かれており、欄外に「前進したね、やった」とのコメントが。どんな音楽かも知らずに貸しレコード屋で借りてみた――というのが恥ずかしいヘヴィメタルとの出会い。もっとも、すぐに理解できたわけではなく、最初はノイズにしか聞こえなかった。だから、この手の音楽をうるさいだけと言う人間の気持ちもわかる。しかし、それは聴こうとしないからであって、理解できれば騒音ではなくなるはずだ。で、ある時、そのノイズの中からメロディが聞き分けられるようになり、その後は当時ブームだったMTVなどを見て新しいバンドを見つけたりしてどっぷり。というわけで、本作には足を向けて寝られないのだった。
内容はといえば、当時出現した菊地秀行の伝奇バイオレンスにファンタジーと宇宙刑事と異種格闘技戦をミックスしたもの。『バスタード!』辺りと絵柄や趣味がかぶってるし、タイトルの神(神の下に人)という文字を『バスタード!』で使っていたので、どこかでつながっていると思うのだが不明。
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07/27/2008
聖☆おにいさん2巻
著:中村光 刊:講談社

絶好調、立川在住聖人×2人によるゆるコメ第2弾。いつものようにギャグはキレてる。
しかし、許せんのは、今は7月だということだ。1巻巻末で12月発売って言ってたろ? 聖人のくせに嘘ついてもいいのか? え? 書いたのは編集だから、編集に神罰&仏罰が?
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05/03/2008
放置していたら、増殖していた……。
嘘です。もやしもんモネラマグネット第2弾です。
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02/22/2008
もやしもん6巻
著:石川雅之 刊:講談社

長谷川奪還フランスワイン紀行編の大団円。ワインは全然わからんので、蘊蓄が面白く読めました。しかし、ゲストの女の子はみんな同じなんかい! いや、いいんだけどさ。5人だろうが、10人だろうがドッペルゲンガー出してちょうだい。
もやしもんソフトステージ~菌劇場ミニ~

で、amazonを見ていたら、こんなソブビまで発見。
ぬいぐるみはプレミアつけて売ってる奴もいるし、凄い菌バブルだ。
さらに、もうひとつ。以前お伝えしたモネラマグネット第2弾、ムギュムギュマスコットに加えて、ゲーセンでのゲーム用にストラップが5月末に発売になる。モネラマグネット第1弾と同じ形のフィギュアがストラップについてくる。L.フルクチボランス、C.ボツリナム、A.オリゼー、A.ニガー、C.ボツリナム(割れた状態)、O-157、1601号酵母、S.エピテルイデス、遥酵母、G.エツニカタムの10種。ポイントは1601号酵母と長谷川が培養した遙酵母。セレビシエと同じ形だが、額(?)に1601の文字と遙の文字。ネットで探すと、予約扱っているショップもあるので、確実を期したいなら今のうちに。
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02/14/2008
『もやしもん』の菌がマグネットになったモネラマグネットの第2弾が4月に出るらしい。今回はF.ロゼウム、P.クリソゲヌム、L.エドデス、C.トリコイデス、S.セレビシエ、A.オリゼー、A.アルテルナータ、L.ヨグルティと8つだが、前回隠しキャラがいたので、今回も9つになるのか。
さらに5月にはムギュムギュマスコットというのが出るという。A・オリゼー、C・シネンシス、L・ヨグルティ、C・トリコイデス、P・アクネス、A・ニガーの6種で、これは名前どおりに柔らかくてつぶせる上、押すとアニメ版と同じ声でしゃべるらしい。つまり、オリゼーは冬馬由美のこえで、トリコイデスはムーディー勝山の声である。
ネット上ではすでに予約受付中のところもあるので、今のうちに押さえておくのが賢明かも。いや、まあ、ガチャガチャで地道に集めるのもいいですが。
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01/26/2008
聖☆おにいさん
著:中村光 刊:講談社

複数の知人がmixi日記で紹介していたので、他のコミックと一緒にamazonでポチッとしてしまったら、その5冊の中で一番面白かったので紹介。
東京・立川でバカンスを楽しんでいるゴータマ・シッダルタことブッダとイエス・キリストという設定からしておかしいが、倹約家のブッダが無駄遣いの多いイエスにブチ切れて仏の顔も三度までとか、2chに書き込みしたら「神降臨!」「どうしてバレたんだろう?」とか、ヤクザとイエスの会話が全然ずれてるのに妙に合致してる(落ち最高)とか、基本はクスクス笑いなんだが、たまにツボに入ると噴き出してしまう。エロもグロもないギャグマンガというのも久しぶりだなぁ。特に宗教の知識は要らないが、少し知ってると違うかも。他の神も出して欲しいところだが、ムハンマドとか出すと狙われるから無理だろうな。
次は12月? 遅すぎ。これは苦行か?
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01/15/2008
きのう何食べた?
著:よしながふみ 刊:講談社

『大奥』が有名な著者が《モーニング》で連載中のゲイの弁護士が料理する話。
相方が持ってきたので読んでみた。42歳でナルシストなので30半ばくらいにしか見えず、気味悪がられる。そうか、42で痩せて、髪もある男は気味悪いのか。
最初に主人公が作っていたご飯が食いたそうな顔をしていた相方が何気なく材料を冷蔵庫に入れていたので、仕方なく作る。炊飯器に米・塩鮭・出し昆布・笹がきゴボウ・舞茸を入れて、酒と醤油を加えて炊く。出来たら、鮭を出して、身をほぐして再投入して混ぜる。まあ、予想どおりの物が出来た。特にアレンジはしなかったが、青菜を加えるといいのでは。
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12/19/2007
『もやしもん』のマグネット。全8種+シークレットのコンプ""\(^O^)/"" 海洋堂製作なので出来は文句なし。文句があるとしたら、菌の種類か。黒カビ、青カビ、各種乳酸菌(特にL・サケ)が欲しいなぁ。しかし、冷蔵庫にくっつけるには、問題がある連中がいる……。
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11/30/2007
海洋堂が『もやしもん』の菌のマグネットを12月中旬に発売。ガシャガシャのカプセルで販売になる。シャーレ型ブリスターパックに1種2匹(?)ずつ入っている。種類はA.オリゼー、S.セレビシエ、S.エピデルミディス、O-157、C.ボツリナム、L.フルクチボランス、G.エツニカタムで、ボツリナム(ボツリヌス菌)だけ、毒素を放出する前と後の2種あり。これまでコミックの特典にもなかった酵母と火落ち菌が出たので、乳酸菌があれば日本酒に関係する菌が全部そろうわけだ。すでにネットのフィギュアやガチャガチャの販売店では予約や大人買い用50個詰めなどが販売され、完売のところも出ている。
追記:シークレットとしてA.ニガーが加わっていることが判明。販売店さんも知らなかったので、セット販売していたところは対応に困っているようです。
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10/28/2007
もやしもん6巻限定版

2月22日とずいぶん先の発売だが、受付開始。
で、これまで菌フィギュアがついてきた限定版だが、今回は掟破り(?)のおまけの方が遙かにでかいという凶悪さ。身長40cmのオリゼーぬいぐるみ!
なお、完全限定とのことで、予約は11月25日まで。講談社のウェヴショップなどでも受付中。
ちなみに同じかどうかは不明だが、1月下旬から3月にかけてゲーセンで菌ぬいぐるみが出る模様。SMLと3種類の大きさと菌種がある。Sは13cmでオリゼー、ソーエ、セレビシエ、ラクチス、クリソゲノムの5種、Mは25cmでオリゼー、ソーエ、セレビシエ、O-157、トリコイデスの5種、Lは40センチでオリゼー、ソーエ、トリコイデスの3種がある(サイズはオリゼーの高さ)。メーカーはタイトー。
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10/12/2007
今日から深夜枠で始まったので見てみた。
オープニングの実写にCGIの菌、エンディングのクレイアニメ、そして、最後の菌劇場は素晴らしい。フィギュアがそのまんま動いているような感動があった。が、肝心の中身がねぇ……。原作そのまんまじゃダメだろ。長台詞がいっぱいあるのに教授に止め画でしゃべらすだけで持つと思ってるのか。視聴者に興味を持たせる努力をしろよ。これなら、『のだめカンタービレ』実写版のように実写でいいよ。CGIがあれだけできるなら問題ないし、食い物も全部実写の方が説得力があるから。
というわけで、来週から菌だけ見ることになりそうだ。
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09/29/2007
日ペンの美子ちゃんmeetsヤフオク。
ご本人のmixi日記で知って、ようやく今日になって検索かけて発見。正しくは「ヤフオクの美子ちゃん」であるのだが……。初代日ペンの美子ちゃんを描いておられた中山星香氏が20年ぶりに美子ちゃんを描いた。考えてみると、妹が買っていた雑誌の裏で見たのは初代のはず。今は5代目なのね。舞台が変わったおかげで、「テキストはバインダー式よ」の台詞がないのが悲しい。
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09/08/2007
電脳コイル1巻


NHK教育で土曜日18時30分から放映しているアニメ。2話から欠かさず観ている。公式サイトはこちら。久しぶりにDVDが欲しいと思ったアニメである。
今日放映分が15話で、全26話。折り返しに入ったところで、先週からいよいよ物語の核心に突入というところ。これまでの伏線が生きてくるのを観ているとこの年でもワクワクする。一言で言うと、小学生がサイバーパンクする話なのだが、とてもそれだけでは説明できない妙な味わいがある。子供の描写の巧さとか、SF的小ネタとか、駄菓子的なSFガジェットのネーミングや使い方とか、語り出すと止まらない。ヒゲでシビライゼーションした回は爆笑した(何のこっちゃわからんでしょうけど)。原作・脚本・監督である磯光雄は80年代からアニメーターとして押井守、宮崎駿、高畑勲の作品に参加し、巧さに定評があった人。その彼がずっと企画を温めていたのが本作。あちこちに持っていったらしいが、なかなか制作にゴーサインが出なかったというが、誰かがNHKと耳打ちしたとか(^_^;) やはりNHKは騙されやすいSF企画に寛容だ。
なお、DVDは特典ディスクとブックレットの入った限定版もある。
電脳コイル2巻


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07/25/2007
ひつじのショーンDVD-BOX1


NHKで放映していたアードマンのクレイアニメシリーズ。ずいぶんと先だが、10月3日に発売決定。言うまでもなく『ウォレスとグルミット』の中の1編に登場した、かわいい顔して図々しい子羊ショーンを主役にすえた短編集。3枚組とはいえ、ちょっと高いのが難点。
のっけてひつじのショーン

なんか、こんなオモチャも出るのね。『ウォレスとグルミット危機一髪』で見せた羊たちの曲芸(?)を再現するゲームができるというわけ。
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07/20/2007
1巻目を編集氏に送ったが、校了前につき目を通せるのは月末になると言われ、別の原稿の修正は先方のOKがまだなので着手できず、もうひとつは編集氏からまったく連絡がないので何もできずという状態なので、2巻目を書き出すことにする。1巻目を修正し終えたばかりなので、まだスイッチが入ったまま。おかげで苦労することなく書き出せた。
で、ちょっと魔がさして、先日たまたまTVで観てしまったアニメ『さよなら絶望先生』がなんかいいと思ったので、まだ読んでいなかった原作コミックを読んでみた。なるほど、知識系くすぐり笑いだったのか。アニメはかなり原作の絵柄とノリに近いんだね。でも、4巻のネタ。11月4日生まれの人は12月24日に仕込まれたってのは明らかな間違いだろ。十月十日って10ヶ月+10日ではないぞ。9月と10日――しかも、一ヶ月ではなく4週。つまり、28日×9+10=262日。WHOは280日と言っているはず。つまり、11月4日生まれなら、だいたい2月14日前後と考えるのが一般的(もっと詳しいことは調べてね)。バレンタインネタにすればよかったのにね。で、おかしいと思ってググってみたら、同様の指摘をしている人多数。しかし、そのまま鵜呑みにしている人も多数。どこかで訂正されたことはあるのだろうか?
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06/22/2007
もやしもん5巻 通常版

例によって2種類出てしまった。とてもはずかしい表紙が2枚。しかもこのキャラ、たいして重要じゃないし(^_^;)
さて、本編はほぼ酒についての蘊蓄で占められている。秋の名物収穫祭。女性陣大サーヴィス! さらについに国外脱出!! それにしても、ここに描かれてるみたいに財界・政界の超大物たちが日本酒好きならいいんだけどねぇ。ちょっとは日本酒業界も好転するんじゃないか。それとも良い物は自分らで独占するか?
で、いまさらながら気がついたんだが、酒の話がほとんどなのに主人公他2名が未成年なんだよね。だから、からめない。主人公の影が薄すぎる原因のひとつはこれだと思う。1年目は味噌や醤油の話にすればよかったんじゃないか。それじゃ話題性が薄いか。
もやしもん5巻 おまけつき

おまけつき。帯がない。裏表紙が違う。この辺りが違いかな。通常版を買わなかったので不明。巻末が違う可能性も。今回は限定版というわけではなく、それなりの部数を作っている模様。そういうわけで売れれば増刷もあり。ちなみに10月からアニメ化という告知が通常版では帯裏に書かれていた。表紙をめくると、武藤さんのコミック版設定画とアニメ版設定画が載っている。これを見ると、かなり違うタッチになりそう。まあ、この絵柄じゃしょうがない。
下はおまけのストラップ。4巻限定版についていたオリゼーの色違い。

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01/21/2007
蔵人(クロード) 1巻
著:尾瀬あきら 刊:小学館

すでに15年以上前に完結した『夏子の酒』で有名な漫画家による新しい酒の物語。主人公はアメリカ人ということで、日本酒を愛する部外者から見た日本人と日本酒の関係というのが新しい視点。これはすでにジョン・ゴントナーの著作にも語られているし、本書のモデルはどう見てもゴントナーだ。さらにヒロインが酒蔵ではなく居酒屋の娘ということで、売る側からも日本酒を語るという二重構造。本書で語られるどちらの問題も過去から現在まで進行形だけに根は深い。本書でも触れられているが、大衆居酒屋で日本酒を飲まない客は日本酒が嫌いなわけではなく、日本酒を嫌いにさせられたからであり、その張本人が造り酒屋と酒販店と居酒屋という本来普及に努めなければいけない側というのが問題。つまり、大量アル添酒や三造酒を、いい加減な品質管理で変質したまま売り、飲み方や食べ物との相性も考えずに出す。まあ、その点について「わかっている」人々が増えてきているのが救いだ。おかげで近年の日本酒は高水準なものが増えてきているし、きちんとした居酒屋も増えている。それでも造り酒屋は着実に減少しているのが現状だ。昨年も天界の蔵元が廃業した。手を打つなら早い方がいい。こういうものを読んで日本酒に興味を持つ人が増ればと願う。
1、2巻同時発売で、3巻が2月に出るので、酒を呑みながら一気読みもよし。
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01/17/2007
リボルテック ジャイアント・ロボ

海洋堂製作の可動関節を搭載したフィギュアシリーズの第18弾。来月にはGR2が出る。しかも、なぜかGR1のパーツつき。
このアニメのおかげで映画音楽においてテンプトラックというものの存在が表に出て、当時のパソ通でパクリやオマージュなどといった論争が巻き起こり、それにかんだひとりとして、色々な人と出会ったという意味でも思い出深い作品。などということは置いておいて、小林誠による秀逸な(でも動きにくそうな)デザインのジャイアント・ロボである。かなりデザインに近いうえに、14個の関節でポージングも色々とれる。自立ももちろん可能。またアニメを見ようかなという気になってきた。
で、このアニメ版の今川監督が脚本をやっているコミック版がチャンピオンRED誌で連載中。ぶっ飛んでいるようです。いきなり国際警察機構九大天王とか出てくるし、悪役顔ばかりだし。とっとと単行本が出ないかと待ってます。
そういえば、新しいアニメ版もあるんだよな。全然違うけど。
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01/12/2007
時をかける少女
通常版
限定版
昨夏、小規模公開だったがネットを中心とした口コミで徐々に公開規模が大きくなっていった話題作。そのために通常よりもDVD化が遅くなったが、ようやく発売が4月20日に決まった。大絶賛の声が多い中、私は当初から佳作という評価をしていた。ちょっと作劇上の問題もあるし、細かなところで足りない部分がある。それをおいておいても、アニメならではのデフォルメされた動きの描写や演出など見ていて気持ちがいいし、いいものを見たという感情がこみ上げる。それだけに幾つかの瑕疵がもったいない。とはいえ、まだ見ていないなら一見をお勧めする。通常版は買うつもり。
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12/26/2006
エビアンワンダーREACT2巻
著:おがきちか 刊:一迅社

掲載誌休刊で雑誌とタイトルを変えて、ついに全4巻で完結したファンタジー。
ラストは予想していなかったのでビックリ。よくある展開ではあるのだが、この話でこうなるとは。いやー、いい話でした。涙。
LANDREAALL9巻
著:おがきちか 刊:一迅社

こちらは同時に発売になったシリーズ9巻。このところファンタジー学園物でまったりとした展開だったが、この巻から風雲急を告げる展開に。次巻が待ちきれない。
しかし、エビアンのような少人数でビシッと決める話も、ランドリのような多人数を自在に動かす話も、キャラを生かしつつ両方こなせるというのは才能だ。
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12/22/2006
もやしもん4巻

好評農大ライフコミック第4巻。ついに豪華限定版が出た。残念ながら、限定版はAMAZONで受け付けていないので、リンクは通常版である。が、表紙がまったく違うので、つられてどっちも買ってしまった。思うつぼって、こーゆーことか。だって通常版の表紙(写真右)の方がいいんだもん。限定版(写真左)の方はアレだし……。中身はほとんど同じだが、カバーを取った表紙や次回予告が違う。限定版の次回予告はちょっとオトナ向け。
さて、内容だが、菌ばっかりかと思うと菌なしだったり、極端な構成。かもすことに関してはほとんど内容なしであるが、まあ、そーゆーゆるい話なので別にいいや。
で、限定版についているのが、これ。このように菌が氷漬けパックされている。海洋堂製作なので出来はいい。さあ、どの菌がいるかわかるかな? 個人的には麹菌、乳酸菌、酵母菌の日本酒セットが欲しかった。
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09/19/2006
本日創刊のコミック誌《リュウ》を買う。『エマノン』コミカライズとか、『不条理日記2006』とかSFファン的にはそれなりに話題はあるのだが、個人的に驚いたのは神崎将臣の『XENON』だった。19年前に打ち切りになった『重機甲兵ゼノン』のラストからそのままスタート! てっきりリメイクかと思ったよ。ちょっと絵柄が変わっているのが残念だが、まさかの続編である。後の問題は《リュウ》が今回はどこまで生き残れるか、だろうな。
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05/24/2006
ヨコハマ買い出し紀行 14巻
著:芦奈野 ひとし 刊:講談社

雑誌連載というものをまったく読まないおかげで、帯を見て驚く。最終刊ですよ。この話に終わりが来るとは思わなかった。連載開始から12年ですか。ずっと買ってきた私も12歳年取ったわけですよ。おつかれさまでした。最後までヤマもオチもない、ゆったりした話でしたが、さすがに最終巻は一気に時の流れが速くなっていた。できれば空の上の話も読んでみたいものだ。
で、引越で、ムサシノの方に行くのでちょっと前に歩いたわけだが、ホントにあんな感じなんだねと驚き。未来があんな感じになるといいかも――と、現代文明に汚染された私はぼんやりとそう思った。今持ってるCDもDVDもゴミになるだろうけど。
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05/23/2006
もやしもん 3巻
著:石川雅之 刊:講談社

出ました、3巻。装丁が違う特装版もでているらしいが、本屋にはなかった。というか、駅前の小さな本屋にはどちらもなかったので、二駅分歩いてようやく発見。マイナーなのか?
カバーを外すとシューストレミングの写真が……。さらに、表3には「かもされたのだめ」が……。来月ののだめ新刊にも菌が登場するらしい。のだめの部屋には大量にいるんだろうなぁ。
主人公はますます扱いが小さく、女性3人がますますでばって、別の漫画と化しているが、それもおもしろい。主人公は能力を活かせないどころか、存在そのものが生きていない(^_^;) ますますあ~る田中一郎、いや、それ以下か。
で、2巻から気になってたんだけど、作者の日本酒の知識がいまいち不安なのだ。今回、やっぱりよく引っかかるところでミスっていた。日本酒の発酵は並行複発酵というのだが、これを教授が「世界で唯一」と言っている。教授が言ったらマズいだろ。世界的にも珍しいとか、並行複発酵の中でも高度だとかならまだいいのだが……。紹興酒やマッコリなども並行複発酵で、米から酒を造るアジア圏ではさほど珍しいわけではない。書籍や酒蔵のサイトでも日本酒オンリーという書き方をしているものが多いのが現状だが、なんだか日本酒が世界一と言いたいがための思い込みか、それとも、対西欧にしか意識が向いていないためにアジア諸国が視界に入っていないのか。
でも、合成清酒について文句を言ってくれたのは嬉しい。あんなもん、日本酒どころか、酒ですらない。
一応、解説。
醸造酒の発酵には3つある。
単発酵――ワインなど、単行複発酵――ビールなど、並行複発酵――日本酒など。
キーになるのは糖分。ワインの原料ブドウには最初から糖分があるので、ここに酵母を加えればアルコール発酵(糖分を炭酸とアルコールに分解する)が始まる。麦や米は麹菌を使ってデンプンを糖分に変えなければいけない。これを糖化という。ビールの場合は糖化と発酵が別に行われるが、日本酒などでは糖化と発酵が同時に(始まるタイミングは若干ずれる)行われるのが特徴。
以上、ざっと書いてみました。多分、ミスはないと思う。あったら専門家の方、よろしく。
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03/26/2006
PLUTO 3巻 豪華版
著:浦沢直樹 刊:小学館

いよいよプルートゥと、開発者であるアラブ人の科学者が登場しましたが、さらにロボット差別集団とゲシヒトの関わりなど浦沢らしいオリジナル要素も加わり、ますます今後の展開が予想できなくなって参りました。
しかし、原作ではゲシヒトは中盤で殺されるわけで、そのとおりになるのかどうか。語り部が殺された後、どうするのかと興味の種は尽きません。が、この場合、語り部が死んでも大丈夫な方法もあるんですが、まさかそれはしないよね。アトムにゲシヒトのメモリーチップを託すなんて。
豪華版の付録は高校時代に描いた手塚画そっくりな『羅生門』のSF版。こまわりや演出などがそっくりです。親父が昔描いた漫画もこんな感じでした。こまわりは正方形ばかりだったけどね。
←通常版はこちら。
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哀戦士ΖxR

ハードロックバンド・MR.BIGなどで活躍したギタリスト、リッチー・コッツェンがギターとヴォーカルで全面参加したガンダム・カバーアルバム。当初はシンディ・ローパーもヴォーカルで参加するはずが、製作の事情でヴォーカルはすべてリッチーが担当している。代わりなのか、ベースにはビリー・シーンが参加。アレンジはすべてリッチー。もちろん歌詞は英語。インスパイアされたというオリジナルを3曲追加した全12曲。
Blue Star--水の星へ愛をこめて
Take Flight Gundam--翔べ!ガンダム
Soldiers Of Sorrow--哀・戦士
Alone Against The Wind--風にひとりで
Metamorphoze--メタモルフォーゼ
The Way Forward(オリジナル)
Go Beyond The Time--Ζ・刻をこえて
The Winner--THE WINNER
Because You Are Waitin--君が待っているから
Encounter--めぐりあい
Re-Encounter(オリジナル)
The Beginning(オリジナル)
結論。やっぱり、1stGのTV主題歌はきつい……。映画版Ζの曲は原曲を知らないが、ガクトの声とあんまり変わらないんじゃないのか。リッチーの声はどっちかといとブルージーな曲向けなので、全体的にヴォーカルは別の人にして欲しかったなと思う。その中で、『水の星へ愛を込めて』『哀戦士』『めぐりあい』が秀逸。どうせなら他のガンダム主題歌も全部やればいいのに。逆シャアとWがどうなるのか聴いてみたい気もする。
3曲のオリジナルはちゃっかりと突っ込んだような気がする。ガンダムのBGMをモチーフに使ってれば別だが、そんなこともなさそうだ。インストでは弾きまくってるし。
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12/13/2005
スタジオ・ジブリが正式にアーシュラ・ル=グウィンの『ゲド戦記』アニメ化を発表した。監督は宮崎駿の息子・吾朗。製作日誌と監督のブログが公開された→こちら。しかし、なぜか3巻目の『さいはての島へ』をメインにするらしい。いきなりゲドは成長した後からですか。どうやってバックグラウンドを説明するんだろ。まあ、アメリカのTVミニシリーズのような大失策をやらかさなければ、それでいいです。
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10/22/2005

もやしもん(2)
石川雅之・著 講談社・刊

ようやく2巻目。すでに別の本と化しているぞ、表紙。
今回のメインは日本酒か。紹介されている日本酒龍神丸は呑んだことはないが、山田錦50%精米、和歌山酵母、日本酒度+4、酸度1.1――なんとなくイメージはわくなぁ。でも、5000円以下でこの旨さといって樹教授が驚いているが、このレベルは結構あると思う。個人的には綺麗すぎていまいちかも。まだ在庫あるみたいだけど、今はパス。というか、家のストックが……。そっちよりも、純米吟醸もやしもんが欲しい。完売だけど。雑誌で読んでいなかったから情報が遅いのね。
しかし、女性キャラはみんなエロいなぁ。それにナウ○カネタですか……。まあ、菌だし、粘菌まで出てきたし、そうなんだけどさ(^_^;)
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06/14/2005
もやしもん(1)
石川雅之・著 講談社・刊

農大を舞台に怪しげな教授と先輩に囲まれた主人公のキャンパスライフを描くコミック――なんだけど、主人公には菌が見える! かわいい! しゃべる! 「かもすぞ」 これを読めば、あなたも身の回りの菌に親近感を抱く! どころか、何も出来なくなるかも(^_^;) それはさておき、教授の蘊蓄と菌たちの元気なしゃべりで、発酵と腐敗のメカニズムや、日本酒醸造と菌の関係が理解できます。
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06/09/2005
一気読み。噴き出すこと1巻当たり1回強。こんなヘンな話だとは思わず、油断していた。音楽ネタがもっとあるのかと思っていたけど、理解できないほど高度なネタは少しだけだった。一番理解できない12巻のネタは大澤徹訓さんのサイトに解説があるんだけど、読んでもまったく理解できない。高度すぎる……。いや、音楽家が専門用語で話す言葉が素人に理解できるわけはないのだが。大澤さんとは宇宙作家クラブの忘年会で一度お会いしただけで、映画音楽の話を少ししたのですが、その後、サイトを見て、すぐに『のだめ~』読んでおけば良かったなぁ。
ところで、のだめが知り合いの漫画家・イラストレーター氏のイメージと重なって困った。いや、私生活なんて知らないんだけど、なんとなく。相方に言ったら「失礼な。言いつけてやる」と言ったので先に書いておく。すまぬ、SRさんm(_ _)m
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05/01/2005
『プルートゥ』の勢いを駆って、未読だった『モンスター』全18巻と『20世紀少年』既刊18巻を一気に読む。浦沢作品は『パイナップルARMY』を高校時代に友人から借りて読んだのが最初。その後ずっと読んでいたが、『HAPPY!』でしばらく読まなくなっていた時期に刊行されて、気がついたら大部になっており、そのまま放置しておいたのだった。そうしたら『モンスター』ハリウッド映画化のニュース。いや、映画化には期待してないし、読了した後はますます期待してないのだが。多分、『セヴン』のようなただのサスペンスになるだろうし(それも、脚本・演出が上手くいったとしての話)。『モンスター』は評判通り凄いが、それ以上に『20世紀少年』が凄かった、いや、凄い。凄いのは『モンスター』の土台に過去の軽い作風を乗せて、それが違和感なく収まっているところだ。引っ張りすぎという気が何度もしたが、そのたびにひっくり返してくれる。これと『プルートゥ』を同時に書くなんて、どういうバイタリティ&メンタリティだろうか。ちょっとで良いから見習わなければと思う。いや、才能の差は歴然とあるからね。それだからこそもっとがんばらにゃと思う。
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02/25/2005
チキタ☆GUGU 5巻
TONO著 朝日ソノラマ

TONOのコミックはほとんど好きなのだが、このシリーズが一番かな。『カルバニア物語』もいいんだけど、シビアさと絵のギャップが凄くいい。確か、一巻が出た時、相方が「かわいくておかしなコミックがある」とか言っていたのを、ほとんど同時に私も見つけて買ったような気がする。それから『カルバニア物語』を探して、他のも全部買って……。ホント、かわいくて、徹底的に現実的で冷酷で、ファンタジーとは思えないのだが、現実の鏡がファンタジーというならばこれ以上はないだろう。このシリーズも「かわいすごい」。ますますシビアになっていくなぁ。
そういや、『カルバニア物語』で名前が上がっていた編集氏が一時私の担当だったりしました。「広島弁でしゃべる豪快な美人」だそうです。いいなぁ(^_^;)
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