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06/11/2010

不健全図書

 ついさっきのTBS《NEWS23》で東京都青少年健全育成条例改正案についてやっていた。内容自体は核心をあまりつかないまま、中途半端なものだったのだが、問題のあるコミックとして三冊映っていた。一番目立つ位置にあったのが、『ピンク・ペッパー』(著:陸乃家鴨)だった。昔、白泉社で『扉を開けて』のコミカライズもやっていた亜藤潤子である。昨年末に出た本で、普通にAMAZONで買えたので成人指定ではないはず。そう思って、番組でコメントされていた藤本由香里氏にツイッターでつぶやくと、「いや、だから、既に現行「不健全図書指定」されてるんだって!」と一喝されてしまった。慌ててAMAZONに行くと取り扱いがない。さらに調べようとすると、ツイッターで親切な方が「今年の2月に指定されてます。」と補足。なるほど、2月に都から不健全図書指定を食らっていたわけだ。買う前なら調べるだろうが、買ってしまった後に指定されたかどうかって調べないもんなあ、普通。
 とにかく迂闊でした。皆様、ありがとうございました。反省を込めて日記に書きました。

 で、これでわかったこと。

1)現行の条例でも問題のあると思われるコミック(女性キャスターが「ちょっとこれは……」と言っていた)はゾーニング(不健全図書は成人コーナーに行く)されているということが証明されたので、きちんと機能している。
2)同じくらいの性表現なのに不健全図書指定を食らっていない本は結構ある(同じ陸乃家鴨の他の本も含めて)。すでに規制の恣意性があるのではないか。これがさらに範囲が広げられるとどうなるかまったくわからない。
3)都に不健全図書指定されると、過剰に反応したAMAZON(成人向けとして販売すれば問題ない)のように全国に影響を与える。

 というわけで、やっぱり現行のままで充分じゃん、というのが結論。

 それよりね、電車の吊り広告とか、街に露出するセミヌード(あそこに★とか)をなんとかする方がいいと思う。

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