12/31/2007
午前中といっても11時に、相方は注文していたお節料理を取りに出かける。一度食べてみたかったというので許可したのだった。ついでに年越し蕎麦と海老天なども頼む。その間に、私は和菓子屋ならはまで歩いて15分。正月の和菓子と、鏡餅と丸餅。
夜は蕎麦をゆでて、ざる。かき揚げを作り、海老天を温める。TVはK-1。しかし、本番はまだ始まらず。
今年は昨年から続く厄年・後厄の2連チャンで、体の方も仕事の方もつらい状態で、特に仕事にはまいった。来年はたまった分が出るはずなので、なんとかなるか。しかし、どうしても出ない原稿があるのはつらい。近い将来、なんとかしたい。
そんなこんなで、もうすぐ2008年。少しでもいい年にしたいものです。
皆さまもよいお年を。
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12/29/2007
テメレア戦記 I 気高き王家の翼
著:ナオミ・ノヴィク 刊:ヴィレッジブックス

ピーター・ジャクソンが映画化権を獲得した(映画化とは言ってない。獲得してもポシャる企画は数多い)ファンタジー。原書では現在4巻まで出ており、5巻目も来年刊行予定。邦訳は3巻まで出ると帯に書かれており、あとは売れ行き次第か。著者のデビュー作で、ローカス賞とジョン・キャンベル賞の新人賞受賞、ヒューゴー賞ノミネート。横浜で開かれた今年のワールドコン(世界SF大会)にも来ていたそうだ。
ナポレオンがヨーロッパを騒がしていた19世紀初頭。フランスは大量のドラゴンと操縦士で組織された空軍でヨーロッパの制空権を握りつつあった。主人公はドラゴンが少ないイギリスの海軍艦長。フランスの軍艦を拿捕したところ、中国(清)から贈られたドラゴンの卵を発見。しかも、孵化が近い。運命の悪戯でドラゴンのパートナーとなってしまい、海軍から空軍に転身を余儀なくさせられる。解説にあるように『オーブリー&マチュリン(映画『マスター&コマンダー』原作)』+『パーンの竜騎士』というよりも、空軍がメインなので、第2次大戦における空軍物語――例えば映画『メンフィスベル』とかのような印象。まあ、主人公はそんなに若くはないし、海軍で経験を積んでいるが。訳文は軽く読みやすいので、ヘヴィーなファンタジー読みからすると物足りないかも。できれば、文庫で軽く読みたい気がする。ドラゴンを騎兵のイメージではなく、戦闘機や爆撃機としてひとり乗りではなく数人から十数人乗りとして描いているのは面白い。つまり、それだけでかいわけだが、そのでかさが戦闘シーンでは描き切れていないのが惜しい。しかし、映画でやるともの凄いイメージになるだろうなぁ。ぜひとも映画にしてくれ、ピーター・ジャクソン。
一人称的な三人称の文体(カメラは主人公の周辺のみということ)のおかげで、冒頭からいきなり卵発見という導入もすんなり読める。主人公が海軍出身でドラゴンに詳しくないため、読者も感情移入しやすい。なによりドラゴン=テメレアがとてもかわいい。ドラゴン萌え(燃えより萌えだな、これは)の読者はハートを射抜かれるだろう。しかも、賢い。作者がかなり全体の構想を固めているのは、原書のページ数がだいたい同じくらいということからもわかる。いきなり2巻が倍とか、勢いに任せて書いているわけではない。
小説の中では1805年、ナポレオンの最期まで描くのか、途中でフランスがイギリスを断念した後は別の話に向かうのか。ちょっと楽しみではある。
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12/23/2007
パタポン

SCEのPSP用ゲーム。公式サイトはこちら。
パッケージやサイトで見る妙なキャラに惹かれる。ジャンルとしては音ゲー? 軽い戦略性も必要。SCEはPS3では従来同様の重厚長大グラフィック最優先のゲームを作っているが、DSの成功もあってか、PSPではこういう軽いノリのゲームを押している。『勇者のくせになまいきだ。』なんかもその路線。
で、ブログパーツがあったので、下に貼ってみる。
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12/22/2007
春に出る某ノベライズ1冊終える。1週間早いぞ。といっても、全部書き終えてから修正しなきゃならんのだが。この調子で、もう1冊を1月半ばに上げれば少し余裕ができる。今回は恒例のおまけ部分を書き上げているので、後の作業が楽になっている。その次の3冊目のケツが3月半ばとすでに決まっているので、出来るだけ急ぎたい。
ああ、しかし、あんまり動いてないので内臓の調子がいまいちである。運動せんといかんなぁ。WiiFit?
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12/21/2007
相方が休みなので、昼に近所の蕎麦屋に行く。この界隈では一番評判がいいようだ。みやざわは住宅街のど真ん中にある普通の住宅。どうやら主人が退職後に開いた感じ。店の中もいわゆるリビングと居間の二部屋にテーブルを置いたもの。古民具や伊万里焼の皿なんかが置いてある。とりあえず、ざる豆腐、蕎麦味噌、季節の天ぷらと、どぶろくを注文。長野のどぶろくということだが、蔵元不詳。甘酒のように甘いが、アル添ではなさそう。他に〆張鶴(純吟)、田酒(特純)などがあった。天ぷらは海老2匹に掻き揚げ、インゲン、クワイ、銀杏、玉葱、百合根がそれぞれ2つ以上入って1000円。揚げ具合も食感もいい。蕎麦味噌も美味。蕎麦は田舎とせいろを注文。700円。盛り具合も少なくはない。つゆは鰹だしの香りがほんのりする薄味。個人的にはもう少し濃いつゆの方が好みだが、悪くはない。田舎は大根、せいろは鮫肌おろしの山葵とネギが薬味。蕎麦は噛みごたえがあり、しっかりしている。最後に相方が栗の渋皮煮に目をつけて注文。出てきた物に目をむく。何ですか、このでかいのは? 俺が親指と人差し指で輪を作ったよりもでかいんですけど。聞けば、もっとでかい物もあるという。イガはどんなの? それが生る樹はどんなの? 当たったら死ぬんじゃないの? それはさておき、これだけ食って4000円は安いと思う。
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12/20/2007
トリツカレ男
著:いしいしんじ 刊:新潮文庫

本の紹介かつ演劇の紹介。
現在、公演中のキャラメルボックスの芝居はこの本の舞台化。原作はファンタジーというかお伽噺というか童話である。主人公ジュゼッペは何かのきっかけで取り憑かれたように一事に打ち込んでしまう妙な性癖を持っている。例えば、バッタを見ていて三段跳びをすることに取り憑かれ、格好いいサングラスを見かけたのがきっかけでサングラス集めに取り憑かれ、昆虫標本や歌やそんなものに一時的にはまり、しかも、それぞれかなりのレベルに達した頃に、別のことに取り憑かれてしまう。そんな彼がある時取り憑かれたのは風船売りの女の子。生まれて初めて恋に取り憑かれたのである。そして、彼女のために骨身を削ることになる。童話らしい誇張や突拍子もない展開とキャラクターたち。泣いて笑って呆れて、気持ちよく読み終えることが出来る小品。相方に言われて最初は胡散臭い目で見ていたが、実に素晴らしい作品だった。
で、舞台。正直にいえば、いまいちだった。ジュゼッペのキャラが悲壮感を出し過ぎたせいで湿度が上がった。特に必要ない説明キャラが増えて、ドラマにつながりがなくなった。特に幼馴染みの記者。彼女の想いはドラマに何も与えていない。ラストの展開はいつものキャラメルのドタバタぶりを考えると物足りない。原作のエネルギーをダウンさせている。原作を変えてでももっと派手にやっていいところだ。最大の問題はジュゼッペのトリツカレぶりがスケールダウンしたことだろう。ここが原作では最大のキーポイントであり、すべての伏線でもあったのだから、もっとじっくり見せないと。キャラを削って時間に余裕を持たせれば幾らでもできるはず。舞台のジュゼッペは中途半端に何にでも足を突っ込んで、肝心のところは他人に頼ってしまうという、情けない人間になってしまっている。それではいけないだろう?
というわけで、久しぶりに文句が多いキャラメルだった。
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というほどのことはないのだが。
佐川運送のメール便と宅配便が同時に届くことがある。メール便はポストに投函。宅配便は印鑑が必要なので、不在の場合は持ち帰る。で、同時に配達される場合、普通、一緒に戸口まで持ってくるだろうと思う。少なくとも、以前の住所の担当者はそうしてくれた。しかし、この地域の担当者は、まずメール便を入る大きさに折りたたんでポストに投函した後、宅配便だけ戸口まで持ってくる。私は宅配便に印鑑を押して荷物を受け取る。後でポストを見に外に出て、メール便が押し込んであるのを発見する。宅配便を直接受け取っているのに、一言もない。どうして一緒に持って来てくれないのだ? 同じ人が配達しているんだよ? 不在の場合は、一緒に持ってきて、メール便だけ投函して帰ればいいだけじゃないか。百歩譲ってどうしてもポストに投函しなければならないとしても、ドアにもポストはあるのだ。そっちの方が大きいので、amazonのメール便パック(粘着性の段ボールを2枚貼り合わせたでかいヤツ)を折ってポストにねじ込む手間がかからないのだ。わからん。
HMVから商品配送のメールが来た。配送番号で状況を確認すると、今年の10月に別の場所に配達済みと出た。これは過去の番号が使い回しされているのか? 単にHMVのミスなのか? この荷物が本当に届くのか不安だ。
追記:2番目の方は、今朝(20日)になって同じ番号で佐川のサイトで調べると、配達中になっていた。番号は明らかに前回の番号よりも若いことを考えると、番号の使い回しで、前のデータが残っていたのか? しかし、わずか2ヶ月で番号使い回しってのはどういうことだ?
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12/19/2007
『もやしもん』のマグネット。全8種+シークレットのコンプ""\(^O^)/"" 海洋堂製作なので出来は文句なし。文句があるとしたら、菌の種類か。黒カビ、青カビ、各種乳酸菌(特にL・サケ)が欲しいなぁ。しかし、冷蔵庫にくっつけるには、問題がある連中がいる……。
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12/12/2007
新しい自転車

クイーンの名曲『バイシクル・レース』ではない。リュート奏者つのだたかしがリーダーを務める古楽器バンドタブラトゥーラの8作目にして5年ぶりの新譜。最近では岡田准一主演の『花よりもなほ』の音楽を担当していた。その前の2枚はTELDECから全世界リリースされていたのだが、今作は自主レーベルから。おかげでamazonなどの通販では手に入らなくなってしまった。しかも、タワレコとHMVの実店舗に行ったのに入荷していなかったので、公式サイトから購入する羽目に。その後、@タワーでも取り扱いが始まったが、あまり迅速な対応は期待できそうもない。
コンサートも4回足を運んでいる。ファンタジーにつきもののリュートなどの古楽器の演奏が至近距離で見られるので、とても参考になるというだけでなく、単純にその音楽が楽しいし、ノイズ(”さわり”という)のある古楽器の音色が好きなのだ。”さわり”というのは楽器その物の造りが完成されていないために響きが濁っているものだけでなく、例えばパーカッションや指で弾いて音を出す指ピアノに金属の輪をつけたりして、本来の音以外の音が出るようにしたものもいう。西洋の楽器はいかに”さわり”をなくして純粋に楽器の音を綺麗にするかに腐心してきた歴史があり、それはそれでいいのだが、原点である古楽器の音色にはそれとは違う魅力がある。タブラトゥーラで演奏される楽器は、リュート、ラウタ、ウード、フィドル、ショーム、ダルシマー、リコーダーなど昔のものもあれば、現代のものもある。
音楽は中世の吟遊詩人の曲を再現したようなものから、オリジナルまで幅広い。特に今作はここ数年のコンサートでレギュラーになっている曲が多いため、心待ちにしていた。踊りたくなるような元気な曲からしっとりとしたバラッドまで相変わらずバラエティに富んでいる。4曲はイギリスのトラッドで、残りはメンバーのオリジナル。ゲストとしてコンサートでも歌っているメゾソプラノ波多野睦美が4曲で参加している。
公式サイトで過去の作品から何曲か試聴できるので、興味があったら是非。
ところで、リーダーのつのだたかしは漫画家つのだじろう(『恐怖新聞』など)の弟であり、ドラマー・作曲家つのだ☆ひろ(『メリージェーン』など)の兄に当たる。いやあ、凄い濃い兄弟ですなぁ。
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12/10/2007
現在進行中の原稿1/4を突破。このまま行けば1月半ばに第1稿が終わるか。その前に考えないといけない小ネタもあるので、そう上手くはいきそうもない。忘年会の予定もないので、年内に出かけるのは3日。1月は2日。体が鈍りまくりですよ。なんとかしたい……。
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12/07/2007
アサシン・クリード

このところ原稿と、合間にXBOX360で『アサシン・クリード』と、CDを聴きながら仕事しかしていないので、書くことがない。原稿は1/6まで上がった。なんとか1月末までに2冊。
『アサシン・クリード』はなかなかよくできたアクションゲームだが、もうちょっと工夫とユーザーフレンドリーな部分があれば傑作になったんじゃないかと思う。それでも、プレイの仕方によって優しくも難しくもなるなど、自由度がある程度ありながら、ここまで綺麗に世界を丸々造り上げたのは立派。
簡単にいうと、中世のエルサレム周辺を舞台にしたアクションで、エルサレム、ダマスカス、アッカの3都市を丸々それらしく再現し、自由自在に走り回れる。主人公はアサシン教団の刺客として、十字軍、サラディン、テンプル騎士団の要人を暗殺していく。それだけだと思っていたら、ゲーム開始すぐに判明するのだが実は主人公がいるのは2012年で、何かを探している組織に拉致され、DNAに刻まれた記憶を取り出すために過去を追体験しているのだった。どうやら3部作になるということで、ラストは中途半端。とっとと次を出せと。その時に細かな不満を修正して、もう少し練り上げてくれ。
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