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07/01/2007

プレステージでダイ・ハード4.0

 映画1000円の日なので、立川シネマシティまで行く。先週、ネットでチケット確保しておいたが、2本ともかなりの入り。『プレステージ』なんか俺ひとりかと思ったが、まったくそんなことはない。日曜が重なったせいもあるだろうが。
 で、中央線に乗ったわけだが、今日から最寄り駅は下り線ホームのみ高架になった。というわけで、立川方面に行くには階段ひとつ分楽になったのだが、新宿方面はまだまだ遠いまま。上り線も高架になるのは1年後。駅前再開発がすべて終わるのは当分先の話。しかも、反対派が居座っているせいでまだ延びそうだし。

Prestigeプレステージ

 もうすぐ終わるという段階になってようやく観られた。『メメント』『バットマン・ビギンズ』のクリストファー・ノーラン監督の新作というよりも、SF/ファンタジー者としては、12年前に出版された英国幻想文学賞を獲ったクリストファー・プリーストの小説『奇術師』の映画化といった方がわかりやすい。原作を読んでいなかったとしても、この作者を知っている段階で普通の奇術やトリックをネタにした映画ではないということが予想できるはず。だから、普通の映画を期待した人は怒るか呆れるだろう。ネットでもそういう感想が決して少なくない。アレが出てくるというだけでネタバレになるという見方もできるが、むしろアレから派生する展開の描き方そのものが肝心なのであって、アレそのものは小道具である。文庫の解説でもあっさりバラしてるし(さすがにあれは不親切だよなとは思う)。
 映画は原作よりも単純にしたという感じ。それでも時間軸を行き来して描く原作の特徴を出来る限り維持しており、なおかつ観客が混乱しないように見せる手腕はたいしたものだ。あちこちにちりばめられた伏線も納得できる。演技陣も主役ふたりだけでなく、マイケル・ケインや、出番は少ないがデイヴィッド・ボウイとアンディ・サーキスのコンビなど文句なく良い演技。
 個人的な不満といえば、ラストの見せ方か。あそこはもっとアレが並んでいるのがわかるように一気に見せて欲しかった。炎が上がってずらり並んだアレに数十のアレが浮いているのが見えて暗転とか。まあ、ノーランはそういう外連味とは無縁なんだが。

Live_free_or_die_hard_ver3ダイ・ハード4.0

 そして、奇しくもこちらは12年ぶりの続編。ジョン・マクレーンも年を取って、毛がなくなっている(^_^;) 原題は"LIVE FREE OR DIE HARD"なんだが、日本向けなのか、タイトル表示は邦題と同じく"DIE HARD 4.0"になっていた。
 序盤は1作目よろしく状況を丁寧に設定していく。この辺りはいい感じ。しかし、それが終わったら、いつも以上に無茶苦茶でありえねーアクションの連続。つまり、1作目で始まり、2作目になり、途中で3作目になったり、『トゥルー・ライズ』になったりして(^_^;)、THE END。それでも序盤の状況説明がしっかりしているから、後は何をやってもOK。とはいえ、無茶がすぎるのが難点ではある。一番の問題はやはり敵側だろう。雇った連中を簡単に始末する奴にあれだけの傭兵たちが従うというのは納得しがたい。
 まだ実戦配備どころか実験中の戦闘機F-35の勇姿が見られるのは美味しい。ホントにあんな動きが出来るのか。その辺りが『トゥルー・ライズ』。

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