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12/19/2006

暗闇のスキャナー

 昔からのフィリップ・K・ディック読者としてはこう言わざるを得ない。というわけで、現在、単館公開中の『スキャナー・ダークリー』である。公開してるのを知らなくて、慌てて観てきたわけだ。原作を読んだのは20年前か? はっきり言って覚えてない。しかし、こんな感じだったよなーというか、ディックってこんな感じだよなーというのが、これまでの映画化作品の中で一番よく表現されていて、少ない観客の中でひとりだけ含み笑いを浮かべていたような気もする。気持ち悪い。『ブレードランナー』は大好きだけど、原作とは正反対の(あるいはまったく見当違いの)結論に至ってしまうので、原作とは別物。しかし、これは原作のヤク中表現なんかがそのまま、あるいは現代的に描かれていて、これこそディックな気がする。実写をわざわざトゥーンシェイドでアニメ的に加工したところも効果的。観ている観客がトリップしそう。しかも、悪酔い。うげー。
 そんな気分で、池袋に行き、酒を飲む。坐唯杏とおまたのはしご。酔いが早いぞ。坐唯杏では今年は豊作だったので客に売れるだけの量があるということで、唐墨を買う。3杯。おまたは客がいっぱいだったが、2合。合計で4合? 帰ったら、まだ10時前。健康的。どこが?
 ディック的今日だった。ヒック!

追記:翌日、ざっと原作を斜め読みしてみたが、結構忠実だった。ラストなんてそのままで、しかも、効果的。

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ほぼ単館公開中のスキャナー・ダークリーを見てきました。見たいなーと何かの映画の予告で思っていたのだが、既に公開していたのを知ったはSOWさんの日記でだったりwありがとうございます。感想は続きで。... [Read More]

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