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07/07/2006

時をかける少女

 試写状をいただいたので、たまたま休日だった相方と一緒に中野ZEROへ行く。原作やこれまでのTV化・映画化と色々あるが、アニメ化は初めて。しかも、原作とは別のオリジナルストーリー。原作のヒロインは主人公の叔母ということになっている。声が原田知世だったらよかったのにと思ったのは私だけじゃないだろう。
 上映前にまず主題歌の奥華子が生演奏。あんまり好きなタイプの歌い方ではない。平坦なんだよね。その後、細田監督と主要声優陣、それに筒井康隆が壇上に登場。それから上映。
 感想としては、アホな映画やねぇ(^o^)というところか。愛すべきアホらしさで、なかなか笑える。この設定ではタイムパラドックスは起こらないのでいいのだが、最後で少し疑問が生じる。あれはおかしいだろ。

 以下、ラストのネタバレ含むので文字を消してます。
 
 ラストで未来人の彼が時間を戻してから止めて、事故がなかったことにするわけだが、なぜ主人公は事故が起こったという記憶があるのかわからない。自分が時間を戻したのなら、なかったはずの時間の記憶もあるが、あの場合は未来人が時間を戻したわけだから、主人公には戻った分の記憶(事故があったこと)がないはず。未来人が時間を戻したのは、事故がなかったこと、主人公の傷がなくなったこと、カウンターが1に戻ったことで確かなんだから、事故が起こってしまったという記憶は覚えていないはずだ。

 まあ、それに目をつむれば、これは良作といっていい。たまに田中真弓っぽく聞こえる主人公の声も元気があっていいし、アニメらしいデフォルメで崩した絵(主人公の泣き顔が最高)もいい。はっきり言って、『日本沈没』を見るなら、こっちの方を薦めるなぁ。音楽の使い方も(主題歌がここぞというところで流れるけど)こちらの方がいいし。

 追記:もうひとつ気になったところを思い出した。以下もネタバレ。

 最後に主人公が戻った時間で未来人に対して取った行動がいまいち納得いかない。「他人の気持ちを(言葉だったか?)聞かなかった」ことを後悔していたのだから、未来人が自分の気持ちを告白するまで何もいわず、それを聞いてから自分が知っていることを告げるべきではないだろうか。それくらいの成長はしているはずだし、また、していないといけない。たとえ、直情径行思い立ったが猪突猛進の主人公といえど、最後くらいは考えて行動して欲しかった。まあ、あれが精一杯考えた結果という考えも出来るが……。

 ま、何にせよ、気に入ったから文句も出るわけだ。

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