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11/18/2005

スカル島の秘密

SKULLISLANDThe World of Kong: A Natural History of Skull Island

amazon

 来月公開の『キング・コング』のデザインワークを担当したWETAワークショップによるデザイン集。映画のメイキングは映画公開と同時に出版される。
 ただのデザイン画や設定だと思っていたら、スカル島についてのすべてを詳細に解説した、架空の島の自然巡りだった。島そのものの説明(成り立ち、現在、植生etc.)、動植物(恐竜その他、鳥、魚、昆虫etc.)、恐竜の生態など。もの凄い量だ。しかも、そのほとんどが架空の動物。恐竜もほとんど架空。予告でも登場するT-REXは実はV-REXとなっている他、実在の恐竜が独自進化したという設定。それというのも、スカル島が外界から隔絶されているため。島は浸食により年々小さくなり、いずれ消える運命。V-REXも島に3頭しか残っていないし、コングも最後の1匹。つまり、滅びゆく秘境というイメージを強く打ち出している。ことによると、映画で噴火で沈むとかいうこともあるのかも。で、これだけ架空ばかりなのにひとつだけおもしろいのはブロントサウルスがいること。恐竜に詳しい人には当たり前だが、オリジナルにも登場したブロントサウルスは学名決定の法則(別種だと考えられて別の名前をつけたが後に同種だと判明した場合は先に命名された名前が生きる)に従って現在ではアパトサウルスと呼ばれている。それをわざわざブロントサウルスと呼ぶところがこだわりだろう。まあ、当時はまだブロントサウルスだったわけだが。
 膨大なイラストを見るだけでもおもしろいが、解説もおもしろい。でも、全部読んでるヒマがないので日本版出て欲しいな。
 なお、AMAZONではイギリス版の装幀が違うが、これはカバーを外した状態のようだ。色が違うけど。

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