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10/23/2005

東京国際映画祭2005

wg どうしても見たかったので、上手い具合に休みの相方と共にチケットを買って朝っぱらから六本木まで観に行った。
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
 アードマンスタジオによる粘土アニメの傑作シリーズ初の長編。なんと、日本での劇場公開は3月18日というふざけた話だ。アメリカじゃDVDが出てしまうぞ。というわけで、見ないわけにはいかない。『チキンラン』もおもしろかったのだが、少しアメリカンテイストになっていたので、このシリーズの緩いところが好きなファンにとってはいまいち。ウォレスの発明品を中心にした短編集『おすすめ生活』もよかったが、果たして今回はどうなるのかという期待と不安があった。上映前に監督ニック・パークが挨拶。
 さてさて、構想5年、製作1年半という超大作であるが、むろん、そんなわけはない(^_^;) 恒例の野菜コンテストを前にして、害獣から野菜を守る仕事を始めたウォレスとそれに従う忠犬グルミット。しかし、ウォレスの発明品のおかげで想像できない大トラブルが発生する(いつものことだ)。そして、いつものように頑張るグルミット。上映時間は85分と、短編の約3倍だが、テンションは落ちることなく、映画のパロディも満載で快調である。ラストの大追跡もあの手この手で笑わせてくれる。なにより、原題どおりにキチンとやってくれたのはさすが。「大傑作!」と拳を振り上げることはないのだが、間違いなくウォレスとグルミットの最新作であり、傑作である。音楽もサントラで聴いていた以上に映像にあっていたし、遊びも満載。
 ところで、今月10日にアードマンスタジオの倉庫が全焼して機材や撮影に使ったものが焼失してしまったという。もったいない。
 ちなみにウォレス&グルミットの公式サイトはこちら

ブラザーズグリム
 テリー・ギリアム監督の7年ぶりの新作。まあ、その間に撮影が終わらなかった『ラ・マンチャの男』の記録映画『ロスト・イン・ラマンチャ』もあったのだが、本人が監督したわけじゃないしね。こっちは別にもうすぐ公開だから待っても良いのだが、そうすると観に行くヒマがなかったりして見逃す可能性もあるのでついで。まあ、ファンだし。ギリアムも来るというので。ギリアムは相変わらずエネルギッシュでギャグを連発。「東京映画祭のポスターにMOOOOOOOOOOOVIEと書いているけど、フランス語じゃ『牛の生活』だ。ようこそ牛の生活祭りへ」とかなんとか。身振り手振りで語る語る。そこそこヒットしたので、これを糧に『ラマンチャの男』再開とか勢いがつくといいな。
 映画の方は相変わらず汚いセットと衣装で、控えめながらギリアム節が炸裂。ジョナサン・プライスがまたも官僚的な将軍役で、しかもアクションシーンもありと驚いた。構造的には過去のファンタジー3部作と同じく、「夢vs.現実」になっている。将軍とグリム兄は現実主義者で、グリム弟は夢想家。今回はどっちが勝つのかお楽しみに。好きなんだけど、万人向けでは決してないのも過去の作品と同じ。

 終了後、相方の誕生日プレゼントやらジャムやら買って帰宅。

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