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03/07/2005

ローレライ

『ローレライ』を観てきた。封切りから3日目、平日の昼間だというのにほぼ満席。原作(正確にいうと、樋口監督、中島かずき、福井の3人が出し合ったアイディアを別々に映画と小説にしたというべきか)とはラストが違うらしいが、未読なので確認できない。
 いや、驚きますね。樋口監督、これが実写長編初監督とは思えないほどしっかり作ってます。邦画の欠点である「見せすぎてちゃちになる」を特撮で培った感覚でクリアし、見事に『U-571』への日本側解答とでもいうべき作品に仕上げてます(いや、別に内容がどうこうではなく潜水艦映画としてね)。見た顔ばかりの俳優がそれぞれ存在感ある演技で、やっぱり撮り方が違ったら顔も変わるもんだと改めて感じた。さらに米軍の俳優は無名だが、これまでの邦画で出てきた怪しげな演技ではなく、ハリウッド映画と言っても違和感のないもの。『眼下の敵』などの映画から切り取ってきたような汗くさく汚れた軍服も素晴らしい。CGIはさすがに水しぶきなんかがウソくさいけど、ささいなことだ。潜水艦に関しては「ありえねー!」シーンも多いけど、確信犯だろうし格好いいので許しましょう。欲を言うなら、米軍は駆逐艦ばかりなので、潜水艦内部の情景も出して、魔女がいかに凄いか描いて欲しかったかな。あと、パウラが歌を歌うシーン、もう少し歌っているようにならんかったのか。CDが鳴ってるようでその場にいる人が歌ってる感じがなくてちょっと覚めた。128分、ダレ場なく観られました。DVDは買わねば。
 ただねえ、サントラ聴いた時にも思ったけど、この音楽はないでしょう。安っぽくて軽すぎ。メロディはいいが、「このシーンにこれ?」という個所が幾つか。勇壮感が強調されて悲壮感がいまいち伝わらない。あまりにもジマー的。もう少しオーケストレーションを含めてアレンジを考えて欲しかった。せっかく、ハリウッド的ではない日本的な映画を作ったというのに、おかげで画竜点睛を欠いてしまった。
 その他:
 出淵裕デザインの水密服……戦隊物の悪役?
 包帯様アンダーウェア……やっぱりこういうキャラにはこれですか?

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Tracked on 03/08/2005 21:39

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